義実家に1人で放置される事態に?! 信じられない義母の一言

 結婚式の準備に、とにかく口を出してくる義母。呼び出されれば片道1時間以上かけて車で義実家に行かなければならないのも苦痛でした。そんなある日、義実家で数時間1人台所で待たされる事態に?! 一体何が起きたのでしょうか。また、戻ってきた義母から信じられない一言が飛び出します。

目次

結婚式は義母の思い通りに?

写真AC

 結婚式場は、お互いの両親に確認して契約しました。ところが、契約後に義母から連絡が入ったのです。
 「私は違う式場にしたい」との事でしたが、違約金が必要になると説明すると渋々承諾していました。しかし、この出来事をはじめとして、何か1つ物事を決める度に義母から電話がかかってくるようになったのです。

 彼は
 「仕事にならないから無視してる」と言うので、私が対応する事になります。義母は自分で決めないと納得ができず、一度決めたのに「やっぱり変更したい」と思いつくたびに連絡をする人でした。心休まる時がなく、かなり精神的に苦痛でした。

 そして呼ばれれば、車で義実家まで行かなければならず、それが本当に疲れる出来事の連続でした。

 義実家に着いて、彼が私を先に車から降ろしてくれたことがありました。
 玄関を開けて挨拶をすると、息子の姿が見えなかったので
 「息子はどこ? あの子はどこなの!」と名前を叫びながら玄関から飛び出して行く義母。

 家の前で交通事故にでも遭ったのか?! という勢いだったので、「この義母本当に疲れるな…」と思いました。

義実家で数時間放置される事態に?!

 義母の要望は、招待状に始まり、入籍日まで口を出してくる始末。当時の私は「何でこんな母親を持つ男と結婚したいと思ったのだろう…」と疑問にすら思っていました。

 そんなある日、義実家に行った時の事です。彼の耳元で、こそこそ話し出す義母。彼が
 「2階に来てほしいって言ってるから行ってくる」と言って、私は台所に1人残されました。

 1人になると「やっとゆっくりできる!」と、仕事終わりで疲れていたのでものすごく嬉しかったです。

写真AC

 ただ、15分経過しても戻って来ない義母と彼。「遅いのでは?」と思い始めました。
 30分経過して、声をかけようか悩みましたが、勇気がなくて待ち続けました。

 悩み続けて1時間。それからは時間を気にするのをやめようと思いました。「さすがにおかしいのでは?」と思いましたが、待つと決めたのでただ椅子に座って待ち続けました。

 結局、2時間以上経った20時30分にやっと戻ってきました。
 昔の写真を見たり、近況報告をしたりして2人で盛り上がったそうです。彼は
 「ごめん! 部屋に時計なかったから全然時間分かってなかった」そして義母は
 「1人でいたの? 先に帰れば良かったのに!」と信じられない一言。

 義母としては、打ち合わせは済んだし、一度私が1人で帰り、また彼を迎えに来れば良かったのに… との事。義母が息子を家まで送るという発想は無いようでした。
 「往復2時間以上かかるのにふざけんな! 自分で息子を家まで送れや!」と言いたかったですが耐えました。耐えた自分の事を本当に褒めてあげたいです。

結婚生活 自分の気持ちを伝えることが大切

 帰り道の車内で
 「ゆっくり話せたわ~」と呑気な彼に、私は
 「ゆっくり話したい時は、1人で実家に帰ったらどうか」
 「逆の立場ならどう思うか?」となるべく冷静に思いを伝えました。

 それを聞いた彼は
 「確かに、逆の立場なら嫌だと思う。待たせすぎた…」と反省していました。

 その後、結婚式は無事に終わりましたが、義母の結婚式についての文句はその後も続きました…。

 結婚すると、義家族との付き合いが増えます。嫌なことをしている本人は気付いていないので、とにかく自分の気持ちを伝えて環境を改善していくと長く付き合っていけると思います。

 腹がたっても感情で話すと喧嘩になるので、一度心を静めて思いを伝えるようにすると、私の場合はうまくいきました。彼も初めての事だと色々気が利かないものです。少しずつ見守る気持ちも大切だと学びました。 

(ファンファン福岡公式ライター / shannon)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次