福岡市地下鉄薬院大通駅から徒歩約8分、警固エリアの複合施設「カイタック スクエア ガーデン」1階に、2020年6月オープンした食パン専門店「panya芦屋 福岡警固店」(福岡市中央区)。パン激戦区の兵庫県芦屋市に本店を構え、高い人気を誇る食パンは香り、味わい、食感が格別です。
カイタックスクエアガーデン内に九州1号店の福岡警固店
店を代表する食パンは2種類。耳までやわらかな「セレクト」(1.5斤サイズ、702円税込み)は、軽くトーストするとバターの風味が増し、サンドイッチ用にも適しています。 ほんのり優しい甘さとバターの香りが広がる「プレミアム」(同810円)は、生地の密度が濃くもっちり。フレンチトーストにするのにもぴったりです。
原材料は小麦粉、生クリーム、バター、砂糖、シママース塩、水のみ。卵は使用していません。一つ一つの素材を厳選し、丁寧に焼き上げたパンは、そのまま食べると繊細なふわふわ感、トーストすると心地よいサクサク感が堪能できます。原材料への高いこだわりは、健康に気を使う人からも支持されています。
季節によって変わる数量限定メニューも見逃せません。今の時季はプレミアムの生地に北海道十勝産のこしあんと大納言あずきをたっぷり入れた「あん食パン」(1斤918円)。月、水、金曜の午後2時から販売しています。
毎朝パンを焼く店長の大西真二さんは「できたてをどうぞ」とにっこり。今後はレーズン、チョコなどが登場する予定です。
食パンとの相性を追求した特製のジャムは、リピーターが多いアイテム。他にはない “変わり種”がそろっているのが特長です。 「はちみつバター」(648円)と「いちごバター」(同)は飽きのこない絶妙な配合で、あっさりとした後味。温州ミカンとイヨカンがたっぷりの「マーマレード」(同)は幅広い年代に人気です。
プレミアムを低温でじっくり焼き、食べやすいスティック状にした「ラスク」(162円)は和三盆の上品な風味がアクセント。子どものおやつにうれしい、安心できる素材だけで作られて、やさしい風味です。 「贈り物にも喜ばれています。ジャムやラスクを詰め合わせできるギフトボックスを無料で用意しています」と大西店長。
カイタックスクエアガーデンに隣接する「ロンハーマンカフェ」では、panya芦屋の食パンを使った厚切りバタートーストがグランドメニューとして提供されています。もともと「ロンハーマンカフェ二子玉川店」のモーニングメニューだったところ、「ロンハーマンの食パンがおいしすぎる」とSNSで話題に。当時、同店で食べた大西さんも「こんなにおいしいパンがあるのか」と感動したといいます。 その後、「福岡でも購入できたらいいのに」という強い思いが実を結び、縁あって「panya芦屋」の九州1号店に携わることになったといいます。
「何度も足を運んでくださるお客さまが日に日に増え、『ここのパンは、子どもが喜んでぱくぱく食べるのよ』といったうれしい声をいただくことも。パンブームで競争の激しい福岡で、関西発祥の店が受け入れられた手応えを感じています」(大西さん)。
商品の魅力に加え、スタッフの温かな接客も多くの人を引きつけています。「スタッフ力は私たちの強みです」と胸を張る大西さん。商品の説明や食べ方の提案など、心のこもった丁寧なコミュニケーションを大切にしています。 「高級食パンと構えず、カジュアルにつまんでいただけたらと思います。安心、安全のこだわりはどこにも負けない自信があります。焼きたてが手に入るのは店頭だけ。その香り、味わい、食感をぜひ体感してください」
5月9日(日)まで、木の葉モール橋本(福岡市西区)内に期間限定ショップがオープンしています。西エリアに住んでいる人は、ぜひチェックを。
panya芦屋 福岡警固店
住所:福岡市中央区警固1-15-38 カイタックスクエアガーデン イーストサイド1階 電話:092-401-1877 営業:10:00~18:00 インスタグラム @panya_ashiya