恋人に会う頻度は、ライフスタイルやふたりの性格によって差が出ます。しかし、まわりのカップルが頻繁に会っていたり、あまりにも頻度が低かったりすると長続きしないのでは? と不安になることもあるでしょう。
この記事では、カップルが会う頻度の理想や、最適なデート回数の決め方を紹介します。
カップルが会う頻度はどのくらいがベスト?
会う頻度は、カップルによってさまざま。週1回以上会うカップルもいれば、月1回くらいで満足するカップルもいます。
ベストな頻度はカップルごとに違うため、職業や生活スタイルによって調節できるのが理想。
まずは一般的に、カップルはどのくらいの頻度で会っているのか生活スタイル別に見ていきましょう。
学生カップルは週1回以上
高校生、大学生などの学生カップルは週1回以上会うケースが多いようです。
特に同じ学校に通っているカップルであれば、一緒にお昼を食べたり帰りに寄り道したりなど短時間のデートを楽しんでいるようです。
部活やバイトでなかなか会えないふたりもいますが、平均して週に1回以上は会うカップルも多いでしょう。
社会人カップルは月に2~4回
両方が社会人、もしくはどちらかが社会人のカップルの場合は、仕事の都合に合わせて月に2~4回のペースが多くみられます。
週1回会えることもあれば、2週間に1回程度に減ってしまうこともあるようです。
繁忙期などで会う時間を作るのが難しくなり、ふたりの時間を確保するために同棲に踏み切るカップルもいるでしょう。
遠距離や忙しいカップルは月1回程度
遠距離恋愛中の場合、距離にもよりますが会えても月に1回程度というカップルもいます。
会うためには交通費がかかるので、数カ月に1回くらいしか会えないカップルもいるでしょう。
お互いに忙しい、ひとりの時間も満喫したいなどの理由で、会う頻度は月1回くらいがちょうどよいと考えているカップルも少なくはありません。
長続きするカップルの会う頻度の決め方
会う頻度はカップルによって違いますが、関係が長続きするカップルに共通しているのは「無理をしない」こと。
では、どのように会う頻度を決めるのがよいのでしょうか?
生活スタイルに合わせる
年代や職業、距離などカップルによって事情はさまざま。ふたりが無理をしないためには、お互いの状況に合わせることがいちばん大切です。
年間を通してずっと同じペースで会えるカップルもいれば、忙しい時期とそうでない時期とで会う頻度に差が出るカップルもいます。
まずはお互いの生活リズムを把握して、どのくらいの頻度が心地よいのか、または負担になるのかを探っていきましょう。
ふたりが疲れないペースにする
付き合いたてのころは毎日会いたいと思っていても、時間が経つにつれて気持ちが落ち着いてきて、会う回数を減らしたいと感じるようになるかもしれません。
大好きな彼とは楽しい時間を過ごしたいはずなのに、会うことが義務になってしまうのはお互いにとってよくないですよね。
彼と過ごす時間が長すぎて疲れてしまう前に、会う頻度を少し減らすように話し合ってみるのもよいでしょう。
ひとりの時間を作る余裕も必要
忙しい日々を過ごしていて、睡眠時間や家事の時間もままならないのに、無理して彼に会う時間を捻出するのは避けるのがベターです。
最初のうちは彼に会いたい気持ちが先行して、なんとかやりくりできるかもしれません。しかし、余裕のない生活を続けていると、徐々に無理がきかなくなってしまうでしょう。
疲れがたまって体を壊したり、ささいなことでイライラして喧嘩が増えたりとふたりの関係にも影響が出ることもあり得ます。
睡眠時間はもちろんのこと、趣味時間などのひとりで過ごす時間の余裕ももてるよう、会う時間を調整しましょう。
金銭面のことも考えよう
デートで外出すると、交通費や食事代など意外とお金がかかります。会いたい気持ちだけで頻繁に会っていると、生活に影響してしまうかもしれません。
金銭面に不安がある場合は、思い切って会う回数を減らす、お金のかからないデートを提案するなどの対処が必要です。
会う頻度が少ないと冷めるって本当?
なかなか会う機会が作れないカップルは、会う回数が少ないと冷めてしまうのではないかと不安に思ってしまいますよね。
会う頻度が少ないと冷めるといわれる理由は、以下のようなものが考えられます。
- そばにいてほしいときにいてくれない
- 大切にされていないと感じる
- 寂しさに耐えられない
- ひとりで過ごす楽しさに気づく
- 忙しさで恋愛の優先順位が下がる
以上のように、会わないうちに気持ちが薄れて恋人からの愛情を感じられなくなったり、恋人を思いやる余裕がなくなったりするのがおもな理由です。
ただし、会う頻度が少ないからといってすぐに別れてしまうとは限りません。お互いに「必要な存在だ」と感じられていれば心配は無用。
会う頻度が少ないカップルはデートのたびに新鮮さを味わえる、自分の時間を大切にできるなどよい点もあります。
前向きにとらえて相手を思いやることを第一に考えましょう。
会う頻度が少ないカップルが長続きのために心がけていること5つ
本当はもう少し会いたいけれど、なかなか会う時間を作れないカップルは多いもの。会えなくても長続きするカップルになるために、気をつけたいポイントをまとめました。
連絡はマメにする
会う頻度が少ない分、メッセージのやりとりや電話などをこまめにすると気持ちを維持しやすくなります。
会う頻度も連絡も少ないと、「本当に付き合っているの?」「付き合っている意味はあるの?」と不安になってしまうので、マメに連絡を取るようにしましょう。
ささいな出来事を報告する、短文であいさつだけを送るだけでもよいので、彼との接点はできるだけたくさんもっておくのがおすすめです。
気持ちは素直に伝える
「好き」などの愛情表現はもちろん、「寂しい」「会いたい」などの思いも、我慢せずに素直に伝え合うことが大切です。
相手がどう思っているのかわからない、好きかどうかわからないことが不安に陥る原因のひとつ。
素直に愛情表現をし合うことで、離れている時間が長くても安心できます。
会えないことを相手のせいにしない
彼が転勤することになってしまったなど、会えない原因が彼にあったとしても、そのことで彼を責めるのは避けましょう。
彼は望んであなたと会わないようにしているわけではなく、会いたいけれど会えない状況を残念に思っているはず。
彼を責めたとしても状況が変わるわけではないので、お互いに思いやれる関係を築きましょう。
会えないことに対してネガティブなことを言うのではなく、次に会うときは何をしたいかなどを考えて、楽しみを作ることを優先してみてくださいね。
ほかのカップルと比べない
時間に余裕があるカップルと、忙しいカップルとでは会う頻度が異なるのは当たり前のこと。
まわりのカップルが何度も会っているのをうらやましく感じたとしても、「私たちは私たち」という気持ちで、あまり気にしないようにしましょう。
会うペースはカップルによってさまざま。「週に1回会うのが普通」「週1回会わないと付き合っているとはいえない」といったルールは一切ありません。
会う時間があまり取れない場合は、会えたときに濃密な時間を過ごすように心がけましょう。
ひとりの時間を充実させる
会えない期間は寂しいですが、ひとりの時間を充実させるチャンスととらえることもできます。
自分磨きをする、趣味に没頭する、勉強や資格取得にチャレンジするなど、さまざまな過ごし方が考えられますよね。
充実した時間を過ごしていると、自信がついて内側から湧き出る魅力につながります。久しぶりに会ったとき、彼を驚かせられるかもしれませんよ。
会う頻度はカップル次第! 無理のないペースを見つけよう
カップルの会う頻度は、ふたりの生活リズムや職業、性格などによってさまざまです。それぞれの事情によって変わるものなので、まわりと比べる必要はありません。
一緒の時間を楽しく過ごせるように、ふたりが無理しないペースを見つけましょう。
無理をすると会うことが義務になってつらくなってしまったり、生活に影響が出たりすることもあります。「無理しない」ことを第一に考えて、自分たちのペースでデートを楽しんでくださいね。
(ファンファン福岡公式ライター / Akane)