病気だけでなく家族も診る この時代だからホームドクター【あさひクリニック】

新型コロナウイルスが猛威を振るう現代、医療は「個」ではなく「家族」一単位で診る時代。そこで注目されるのは、家族を丸ごと診るホームドクター。また、総合クリニックとして新しく挑む、「ホースセラピー」についてもお聞きしました。

出典:西日本新聞
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あさひクリニック 三浦一秀先生

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 福岡県出身。久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児外科、第一外科、麻酔科などで総合医療の研鑽を重ねるだけでなく、離島の診療所勤務や久留米警察署の監察医なども経験。2015 年あさひクリニック開院。「健康生きがい学会」理事。

信頼できるホームドクターは家族全体のかかりつけ医

 体に不調があった時、何でも相談できるホームドクター(かかりつけ医)は、最新の医療情報を熟知し、必要な時には専門医や大きな医療機関を紹介できる、「地域医療の要」であり「家庭のゲートキーパー」です。  夜間や週末でも連絡がつき、家族の病歴や持病など一家庭を丸ごとカバーできるのは、ホームドクターだからこそ。特にコロナやインフルエンザなど感染症に関しては家族が一単位。新型コロナの予防接種は家庭内感染を減らすには家族単位で行うことが重要です。  ホームドクターは、互いが即座に動けるよう中学校校区内で見つけるのが理想です。コロナ後の地域医療もまず、かかりつけ医に相談し、必要であればそれぞれの専門医に紹介するという仕組みが大事ですし、クリニックの医師もより多くの専門医との連携を作っていかねばなりません。  家族と地域を守るため、年齢を問わず診療できる知識と設備があり、信頼が築ける医師との連携が重要です。

心身を鍛えるホースセラピーで楽しみながら健康維持を

 近年耳にするようになった、「ホースセラピー」と呼ばれる欧州発の動物介在療法をご存知でしょうか。情緒水準が高く、人間より大きな存在である馬に触れ、世話をすることで、心身の機能回復や健康維持に効果が期待できる心理療法です。  精神面だけでなく、身体的な効果もあります。馬に乗ることで体幹が鍛えられて筋肉がつくだけではなく、バランス感覚が養われます。  馬を速足で走らせると、馬から伝わる反動を体のどこの骨に持ってくるかで、自然に腰、肩、首などの筋肉のコリが取れてきます。  さらに、走ることが苦手な人でも馬を駆け足させるだけで、テニスをするくらいの運動量になります。  馬術はパラリンピックの種目になっています。リハビリテーションやダイエットの効果があり、さらに心臓病や糖尿病などの生活習慣病の予防効果も期待されています。年齢に関わらず、生涯続けられるスポーツであることも魅力のひとつです。  当院は、2020年10月に佐賀県三養基郡にあおぞら乗馬クラブを開設しました。今後ホースセラピーも強化させ、リハビリや健康維持など総合的な治療につなげていこうと考えています。

あさひクリニック

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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