遺品整理サービスのおすすめ業者は?利用経験者に聞いてみた!

亡くなった人との思い出の品や残された家財道具などを整理しようと思ってもなかなか手が出ないもの。近年は遺品整理を代行してくれるサービスが提供されていますが、サービスが実際どのようなものかは利用前に知っておきたいですよね。そこで、今回は遺品整理サービスの利用経験者に、業者をどのように知ったのか、実際に使った業者やその満足度などを聞いてみました。遺品整理業者を探している人や「終活」を進めている人はぜひ参考にしてみてください。

出典:イエゴト調査隊
目次

アンケート概要と回答者

調査概要:遺品整理サービスの利用に関する調査 調査方法:インターネット調査 調査期間:2020年12月1日〜2020年12月14日 有効回答:20代〜60代の男女27人(男性14人、女性13人)

そもそもなぜ遺品整理のサービスを利用したのか?

ほかの人がどんな理由で遺品整理のサービスを利用しているのかも気になりますよね。ここでは今回アンケートを行った27人に、遺品整理サービスを利用するに至った経緯を聞いてみました!

利用しようと思った理由は?

「施設で一人暮らしをしていた叔父が他界し、身寄りがなかったため、小さい頃から可愛がってもらっていた私が遺品整理をすることになりました。知らない土地だったこともあり、施設の提携先だった業者に依頼しました。」(50代男性)

「独居の伯母が亡くなり、子供もいないため賃貸住宅住まいであったので一月以内に早急に明け渡さねばならず、処分の方法もわからなかった為業者にお願い致しました」(50代女性)

「家族のいないおばが逝去した為、早急に家を明け渡さなければいけなかったから」(50代女性)

「祖父母の家の遺品整理をお願いしました。お屋敷みたいな大きな家だったので自分ではむりだと思い業者さんにお願いしました」(20代女性)

「母がなくなったのをきっかけに、自分で整理するのはすごく悲しくなってしまうので頼みました。」(20代女性)

物理的に遺品整理が困難な状況

遺品整理を依頼する理由に、物理的に遺品整理が困難であることが挙げられます。具体的には遠方に住んでいる親類の遺品整理や、空き家となってしまう家が広く家財道具も大量にある場合です。また、家を明け渡すまでの日数が限られている場合も同様でしょう。そんなときに遺品整理サービスは非常に便利といえます。ましてや1人で遺品整理しなくてはいけない時は、サービスを利用して負担を減らすのもいいでしょう。

精神的に遺品整理に手が付かない時も

遺品整理が物理的に困難ではなくても、精神的に難しい場合もあります。特に故人との思い出が多ければ多いほど、その品々を手に取るたびに思い出してしまいますよね。そこで、自分の代わりに遺品整理業者に依頼するケースがあるようです。

実際に利用した業者は? その業者を知ったきっかけや決め手は?

ここでは、実際に利用した業者、その業者を知った方法、そして利用するにいたった決め手について紹介します。

利用した業者は?

出典:イエゴト調査隊

その業者を知ったきっかけは?

出典:イエゴト調査隊

その業者を選んだ決め手は?

「相見積もりを取り、高すぎず、遺品整理士認定協会に加盟している業者だったので。」(50代女性)

「葬儀社からオススメされたため」(20代女性)

「3社ほど相見積もりを取り、一番安くて信頼できそうだったためこの業者にお願いした。」(50代女性)

「対応が早かったからです。」(30代女性)

「コスパがよく丁寧という口コミを見つけたので依頼しました」(20代女性)

ネットで検索し見積もりで検討

遺品整理業者は他の家事代行業者に比べると認知度も低いようです。そのため業者選びはネット検索で口コミを調査し、業者を絞り込んでから見積もりを比較して安いところに依頼するのが一般的なようです。

資格・対応の早さで決断に至るケースも

いくら回収するとはいえ、遺品は丁寧に扱ってほしいですよね。そこで遺品整理に関する資格を持っていることが決め手になった人もいました。また、遺品整理は「何日まで」と完了日時が決められている場合があります。家の退去日や自分自身の休暇の日数などが絡んでくるため、対応の早さは重要なポイントのひとつ。なお、葬儀後に葬儀会社が業者を紹介してくれるケースもあるようです。

遺品整理サービスの業者を利用した時の金額や満足度は?

ここでは遺品整理サービスの業者を利用した時の金額や満足度について紹介します。満足度は星1つから最大5つで評価してもらい、さらに良かったポイントも聞いてみました!

利用した時の金額は?

出典:イエゴト調査隊

満足度は?

出典:イエゴト調査隊

満足度に関するコメント

「大型の家具も男性スタッフがサクサクと運んでくれて作業が早かった。細かなごみの分類まできちんとしていて信頼できた」(30代女性)

「担当スタッフが礼儀正しく、テキパキと作業をしてくれたのが良かった点です。」(50代男性)

「3名で作業してくれて、短時間で済んだ。丁寧に、これはいいですか?と確認しながら作業を進めていただき、最後まで安心して依頼できた。」(50代女性)

「素人では手に負えない家財道具一式をきれいに処分してくれた上、庭木や倉庫の中もきれいにしてくれた。」(50代女性)

「来ていただいた方が、とても心遣いができる形で、一つ一つこれは捨てても大丈夫なものかなど聞いてくださったことが嬉しかったです。」(20代女性)

価格の相場は5〜10万円程度

価格の相場は5〜10万円程度と考えておきましょう。とはいえ、お家の広さや派遣される人数によっても価格は上下するため、見積もりと価格の確認は必要です。遺品整理は「期日が迫っている」「亡くなったショックから立ち直れていない」など、物理的にも精神的にも追い詰められている場合も多いもの。価格は二の次になってしまいがちですが、日程が許す限り価格やサービス内容の比較はしておくのがおすすめです。

心遣いのできる業者は喜ばれる

遺品整理はスピードと値段重視に思われがちですが、作業の随所でみられる心遣いが高評価につながっているようです。テキパキとした作業の中でも一つ一つ確認しながら進めてくれたり、庭木や倉庫も片付けてくれたりと、業者の対応に安心できたという声がありました。なかには依頼者側の負担を考えて不要なものは全て引き取ってくれたりすることもあるようです。

サービスを利用して気になったところは?

満足した点とは反対に、ここはもう少し頑張ってほしいというポイントを聞いてみました。

業者の気になった点に関するコメント

「処分するものと残すものの説明をした時にきちんと紙に書いて記録しておいてほしかった。」(30代女性)

「費用は予算内で納得したものの、明細が分かりにくかったのが少しだけ不満でした。」(50代男性)

「多くのものの整理や綺麗にするのは少し時間がかかり、価格が高いなと感じました。」(40代男性)

「相場があまりよくわからなかったのですが値段が少し高いのが気になりました」(20代女性)

丁寧な作業だからこそ時間はかかるものと捉えておきましょう

大前提として丁寧な作業だからこそ時間はかかるものという認識は持ってきましょう。時間優先で故人の品物が破損するのは本末転倒ですから。その点では、こちら側の処分していいものとそうでないものの説明は記録しておいてほしいですよね。依頼する段階で作業時間等々は確認し、品物の選別基準もできれば共有しておきましょう。

急いでいる時でも見積もりの比較はしておきましょう

急いでいる時だからこそ、業者の言い値で決めてしまいがちです。最低限見積もりだけでも取り寄せて比較しましょう。費用相場はおよそ5〜10万円程度ですので、それよりも高いならばなぜ高いのか、どういう強みがあるのかは聞いておきたいですね。

遺品整理サービス上位2社はこちら!

今回のアンケートで人気の高かった遺品整理サービスを2つ紹介します。それぞれのサービスを利用した際の口コミも併せて紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

ヤマトホームコンビニエンス・メモリアル整理パック

出典:https://www.008008.jp/life/service/convenience/service_item19/

「整理といらないものの処分としっかりやっていただき助かりました」(40代男性)

「丁寧に対応してくれた。ゴミに近いようなものも全部回収していってくれて助かった」(30代男性)

ヤマトホームコンビニエンス 公式サイト

遺品整理プログレス

出典:https://www.ihinseiri-progress.com/

「とにかく早い!あっという間に片付けてくれました。」(40代女性)

「ごちゃごちゃした遺品を一日でかたづけてくれて、とても助かりました。」(30代男性)

遺品整理プログレス 公式サイト

まとめ

今回は遺品整理サービスの利用者27人にアンケートを実施しました。遺品整理は遠方だったり、撤収までの期日が迫っている、そして整理する当人がメンタル的に追い詰められていることがあります。業者にはスピードや値段も重要ですが、それ以外にもホスピタリティも求めていきたいですね。 今回のアンケートは遺品整理業者を探している人だけでなく、終活のための生前整理にも検討材料になると思います。ぜひ業者選びの前に、この記事を読んで参考にしてみてくださいね。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

料理、掃除、買い物、子育てなどなど、家の中には様々な「イエゴト(=家事)」があります。そんな様々な「イエゴト」を、【ファンファン福岡イエゴト調査隊】メンバーが調査していきます!

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