【節分の飾りつけ】子どもと季節の行事を楽しもう! 何を用意すればいいの?

 こんにちは、インテリアコーディネーターの松田です。節分の豆まきはするものの、お部屋の飾りつけやテーブルコーディネートはしていますか? 本記事では節分の飾りつけの基本や節分の由来、子どもとできる節分飾りのアイデアをご紹介します。ぜひ、季節の行事を楽しんでくださいね♪

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節分の飾りつけの基本

 節分の飾りつけをする人は多くないかもしれませんね。そもそも、豆まき以外に何をすればよいのでしょうか? そこで、まずは節分の基本について解説します!

節分飾りはいつ何を飾ればよい?

 節分の飾りは、お正月飾りのように「いつから飾るとよい」といった目安はありません。節分は2月3日頃なので飾りを楽しむなら、1月中旬頃から飾るとよいかもしれませんね。

 では、具体的に何を飾ればよいのでしょうか。まずは豆まきセットを用意します。升(ます)に炒った大豆を入れて、鬼やお多福さんの面を玄関やリビングに飾りましょう。鬼退治の武器となる「あたり棒=すりこぎ」をいっしょに飾ると、より雰囲気が出ますよ。

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 また、魔除けになる「やいかがし」を玄関など家の入口に挿しておきます。鰯の頭を焼いたものを柊にさした「柊鰯(ひいらぎいわし)」が一般的です。これは鰯の臭気と柊のとがった葉で鬼を追い払うためのものです。

ところで「節分」ってなに?

 もともと節分とは、4つの季節の始まりの日である「立春・立夏・立秋・立冬」の前日を指しています。江戸時代ごろには、立春の前日のみを「節分」とするようになったようです。

 季節の変わり目は、気温の高低差や天候不順などが原因で、からだの不調を感じませんか? 昔はそういった不調は「邪気=鬼」の仕業だと考えていました。
 そこで季節の変わり目である節分に、鬼退治をする風習ができたのです。平安時代には、宮中行事として「追儺(ついな)」が行われ、現在の節分行事のもとになったと言われています。

節分には何をするの?

 節分といえば? やはり「豆まき」ですよね。鬼の面をつけた人や家の外に向かって、炒った大豆を投げて「鬼は外! 福は内!」と声をかけた経験もあるのではないでしょうか?

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 これは先ほどご紹介した「追儺(ついな)」に由来し、豆で鬼の目を打つものと言われています。また、節分の夜には「新しくやってくる春も、まめまめしく達者に暮らせますように」という願いを込めて、年の数だけ豆を食べます。

 豆まきのほかには「恵方巻き(えほうまき)」を食べる習慣も有名です。江戸時代の大阪で始まったという説があり、西日本で多く行われています。これは節分の夜に、その年の恵方(2023年は南南東)に向かいながら、無言で太巻きを食べる習わしです。

子どもといっしょに作る節分飾り 

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 せっかくなら、親子で節分を楽しみませんか? 飾りつけを一緒にしながら、節分当日の豆まきまでに気分を高めましょう! ここでは、親子でできる節分飾りをご紹介しますね。

折り紙で鬼やお多福さんを作ろう♪ 

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 子どもも楽しめる「折り紙」の節分飾り。折り紙なら、節分飾りも手軽に作れます。保育園などで作ったものを子どもが持ち帰ってくることもあるかもしれませんね。親子で一緒に飾りを作りながら、節分のいわれを教えてみては? 子どもも楽しみながら、日本の伝統行事を知ることができますよ。

フェルトで節分アレンジ

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 フェルトも扱いやすい素材です。あたたかみのあるさわり心地も、寒い節分の季節にぴったり! 鬼やお多福さんのかたちに色とりどりのフェルトを切って縫い合わせ、中に綿を詰めればマスコットの完成! 顔のこまかなパーツはフェルト用ボンドでくっつけてくださいね。

恵方巻きを作ろう! 

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 子どもと「恵方巻き」を作ってみるのもおすすめです。半月盆に盛り付ければ、“映える”節分のテーブルコーディネートに。半月盆は100均でも手に入り、お正月にも使える便利なアイテムなので、手元にあると重宝します。市販の恵方巻きでも、盛り付けにこだわればぐっと素敵なテーブルになりますよ♪

豆まきだけじゃない! 飾りや食事で節分をもっと楽しもう

 節分の飾りは難しいものではありません。といっても現代では、豆を入れる升や鰯の頭、柊などは手に入れにくいかもしれませんね。節分の時期になればセットになっているものがスーパーなどでも販売されるので、ぜひチェックしてみてください。

 節分の当日の豆まきや恵方巻きだけでなく、あらかじめ飾りつけをして年に一度の伝統的な行事を楽しみましょう。

(ファンファン福岡公式ライター/松田)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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