子どもの成長が喜べない?「初めて」が実はちょっと面倒くさい理由

 「初めて立った」「初めて歩いた」など、子どもの成長はうれしいものですよね。でも、それにまつわる数々の面倒ごとも、実はあったりするのです。

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 先日、1歳半の娘を連れて私の妹が遊びに来ました。3歳になったばかりのわが家の息子が、最近アンパンマンの絵を描けるようになった話をしたのですが、「初めて何かができるようになった時って、毎回お祭り騒ぎのように喜んでいたよね」という話題で盛り上がりました。  わが家の息子は生意気盛り。お出掛けしても「ぼく、あっち行かない!」と宣言すると一人で反対方向に走って行ってしまったり、「これ、かわいくない!」と私が選んだ洋服を拒否したり、何をするにしても手こずります。そんな息子ももちろん、生まれたばかりの頃は寝ているだけの赤ちゃんでした。  例えば、初めての寝返り。息子が初めて寝返りを打ったのが、3カ月の頃でした。ラグマットの上でゴロゴロしている息子を置いてお茶を取りに行き、戻ってくると…なんと息子がうつぶせになっているではありませんか!  「えー! すごい! 寝返りできたの? すごいすごーい!」と、何も分からないい息子を置いて大興奮の私。そのままうつぶせの息子を撮影し、「寝返りできたよ!」とダンナ、母、姑(しゅうとめ)にメールを送り…と大喜びしました。  その後も「あやしたら初めて笑った!」や、「下の歯がこんにちはしてる!」と、新しいことがあるたびに、写真を撮りまくり、メールを送りまくり、とやってきたのですが…。  「動くようになると、うれしいのは本心なんだけど…少し面倒だなって思っちゃうことあるよね」と私がつぶやくと、妹が大きくうなずいて同意してくれました。

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 例えば、初めてのつかまり立ち。息子が初めてつかまり立ちをした時、もちろん私は「おお、すごい!」と大喜びです。しかしその反面、「ああ、ついに立ってしまったか…。もうテーブルの上にコーヒーカップを置きっ放しにできないな…」と思ってしまったのも事実。  よちよち歩きを始めると、「ああ…面倒で後回しにしてきたけど、テーブルにコーナーガードを付けないといけないな…」。完全に一人で歩けるようになると、「いよいよ一瞬も目を離せなくなってしまったな…」  最初は何もかもがうれしかったはずなのに、気づくと「あー、面倒なことが増える」なんて考えていることもあります。「子どもに対する新鮮な気持ちが薄れてきてるのかしら」「恋人同士の倦怠期(けんたいき)みたいなものだね」などと、共感し合いつつ、少し反省もする私たち。  「でも、こうやって笑いながら話せるんだから、いいんじゃない? 子どものことを面倒くさがるなんて、私は悪い母親だわ…なんて思い詰めるようになったら大変だよね」と、最後は笑って終わりました。  子育ては面倒くさいことも多いですが、「そんなことを人に言ってはいけない」なんてことはありませんよね。「話して楽になるなら、どんどん話そうね!」と誓った私たちでした。 (ファンファンファン福岡一般ライター)

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