保育園や託児所に預けるのは悪いこと? 悩むママ友へかけた言葉

 ママの中には、子どもを保育園に入れるための「保活」に、一喜一憂した人も多いのでは? しかし保活が終わっても悩んだり、迷ったり、ママの戦いは続くのです。

出典:iStock.com maroke
目次

仕事はしたい、でも子どもに悪い?

 あるママ友Aさんは妊娠・出産を経て育児休業中でした。バリバリ仕事をこなす女性だったため、早期に仕事復帰したかったようなのですが、保活激戦区であえなく撃沈…。その後育休を延長し、1歳で入園に再チャレンジ。またしても落選してしまったのですが、その年からAさんの職場に設置された託児所に預けることができました。

 Aさんの自宅は会社の近くで、電車で15分ほど。しかし、通勤ラッシュで満員の電車に子どもを乗せることへの罪悪感が大きいらしく、いつも
 「子どもに悪くて…」と申し訳なさそうでした。

 ある日、ママ友同士で子どもの食事について話をしていたときです。ひとりのママ友さんの
 「ついつい冷凍食品やお総菜に頼っちゃうんだよねえ」という言葉に、大きくうなずく私たち。
 「でも、保育園で栄養満点の給食を食べてくるから、そのぶん気が楽よね」と笑いあっていると、Aさんが
 「私はお弁当を作って持たせているの」とポツリ。

 「え、給食は出ないの?」と私が聞くと、
 「保育園の給食は味が濃いから。給食を辞退して、お弁当を持参しているのよ」とのこと。その場にいた全員がビックリしました。給食が出るのにわざわざ辞退してまでお弁当を持参するなんて、私には考えられません。

頑張り過ぎ! ママ友みんなで口々にアドバイス

出典:iStock.com maroke

 しかも、Aさんは満員電車に子どもを乗せたくないので、出勤時間よりかなり早く家を出ていると言っていました。加えてお弁当作りも… となると、相当大変なのではないでしょうか。みんなが心配すると
 「託児所に預けているのは親の都合だし…。早起きやお弁当作りがつらいなんて言ったら、子どもに申し訳ないから」という言葉が。

 Aさんはとても真面目で、何をするにも手を抜けないタイプ。でも、子育てにおいては手を抜けるところは抜いていかないと、このままでは倒れてしまう! と危惧した私たち。そもそも、子どもを保育園に預けることに、罪悪感を持つ必要はありません。

 みんなで
 「栄養のバランスを考えた給食が出るんだから、そこはお任せしていいのでは」
 「ママが頑張って仕事をしていて、笑顔で迎えに来てくれれば、それは子どもにとって不幸なことではない」と力説。周りからの言葉に、Aさんは少し気が楽になった様子でした。

 さらに私が
 「味付けが濃いなんて言ったって、子どもはすぐにファストフードを食べるようになるよ!」と、少々荒っぽいアドバイスをすると、
 「確かに」と笑ってくれました。

 まずは給食を利用してみる、とのことでしたが、「ここまで自分を追い込むことはないのに」と少し同情してしまいました。もっと気軽にママが働ける環境が整い、そのために子どもを保育園に預けることが“普通”の世の中になるといいな、と思った出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/フルサワ)

あわせて読みたい
認可保育園に入る! 点数稼ぎの鬼になったママに息子が気づかせてくれたこと 全国で問題になった待機児童問題。最近では、認可保育園に入園するのに必要な指数を上げるため、偽装離婚や会社に嘘の書類を書くように指示することなどが社会問題となっています。私も、1歳の息子を認可保育園へ入園させるために必死になっていたママの一人でした。
あわせて読みたい
保育園激戦区で何とか入園も…わずか一年で転園 その理由とは?  スプーン1杯の粗末な給食。真冬でも暖房をつけずに、室温はわずか14℃。定員オーバーで狭い室内に詰め込まれた子ども達・・・。ずさんな保育実態が明らかになり、認定を取り消された、とあるこども園の事件のニュース。まだ記憶にある方も多いのではないでしょうか? その事件が起こった当時、子持ちの友人と集まった時に「親は、こんなに酷いって気づかなかったのかな? クレームを言えば良かったのに」と話題になったのですが、一人のママがポツリと「『これって虐待じゃない?』と思っても、言えないことあるよ。保育園激戦区で苦労して入れた園なら、なおさら。先生を怒らせたら損だと下手に出ちゃうんだよね」と漏らしたのです。果たして、彼女の子どもが通う園で、何が起きたのでしょう…。
あわせて読みたい
【福岡市保育園】4月に入園するためにやっておきたいこと 4月入園を狙っているママさん、こんにちは!保活5勝1敗で勝ち越し中のmochiママです。 保育園の願書を書くのは今回で7回目。(途中1回は転勤で退所のため不提出) 今...

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次
閉じる