福岡市中央区の大名小学校跡地に開業する複合ビル「福岡大名ガーデンシティ」の広場が1月20日にオープンしました。積水ハウス、西日本鉄道、西部ガス、西日本新聞社、福岡商事のJV5社が進めている再開発事業。ラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」をはじめ、オフィスや商業施設、公共施設などで構成され、多様な人やモノが行き交う場として期待されています。各施設の開業に先駆けて公開された「福岡大名ガーデンシティ 広場オープニングイベント」には、福岡市長の高島宗一郎さんや映画・ドラマで活躍する福岡市出身の俳優、今田美桜さんらが登場し、華やかな幕開けになりました。
「歴史ある小学校の跡地が福岡の未来を打ち出す場所に」(高島市長)
福岡大名ガーデンシティのコンセプトは「MEET SYNERGY (ミート シナジー)門をくぐって、次の福岡へ」。そのシンボルとされる「門」で開催されたセレモニーは、大名小学校出身の尺八奏者、瀧北榮山(たききたえいざん)さんの記念演奏でスタート。
続いて、主催者を代表して積水ハウスの石井徹取締役が「このプロジェクトでは、さまざまな可能性を持つ人たちがボーダーレスに出会い、交流・融合し、共鳴できる広場にしたいと考えました。福岡大名ガーデンシティのコンセプトは、人が門をくぐればきらめきが生まれ、次のステージが始まる。そんな思いを抱き、新たな時代へのリノベーション&コミュニケーションを願ってオープンします」とあいさつしました。
高島市長は「今日のオープニングを迎えられて胸がいっぱいです。大名小学校は福岡市で最も歴史のある小学校でした。その跡地が最も新しい福岡の未来を打ち出す場所に生まれ変わりました。大名エリアは天神ビッグバンの西端に当たり、西のゲートを造ってほしいと伝えていたところ、このようなゲートが出現しました。これから大きな価値を創造する場として、市民をはじめ、ここを訪れる多くの皆さんに愛してもらえる空間になってほしい」との期待と願いを込めて、門出を祝いました。
セレモニーの最後は、関係者とともに今田美桜さんが登壇。テープカットが行われ、緑豊かな広場へと続く門が開かれました。
■福岡大名ガーデンシティ 今後の開業スケジュール
4月6日(木) ビオスクエア(商業フロア)3店舗
4月から順次 オフィス入居
6月8日(木) ビオスクエア(商業スロア)15店舗
春以降で調整中 ザ・リッツ・カールトン福岡