「アビスパが僕のホーム!」アビスパ金森健志選手インタビュー

 アビスパ福岡へ5年ぶりに電撃復帰した金森健志選手。クラブ随一のJ1出場経験を生かして、アビスパを勝利に導いてくれると期待されています。アビスパ福岡クラブハウス(福岡市東区)で、トレーニング後の金森選手に話を聞きました。 取材/川添道子

出典:https://fanfunfukuoka.aumo.jp
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「J1で勝つためにアビスパに帰ってきた」

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―5年ぶりにアビスパのユニフォームに袖を通した感想は?  一番似合っているなあって自分で思います(笑)。写真撮影でユニフォームを着た時はグッときましたね。久しぶりの練習場やクラブハウスは落ち着くし、僕のホームはここ(アビスパ)なんだなと。特に開幕戦でベススタ(ベスト電器スタジアム)に到着した時には、「ああ、帰ってきたな」と実感しました。  もちろん、鹿島アントラーズやサガン鳥栖に在籍した時も全力でプレーしてきたし、たくさんの方に応援していただきました。両クラブには感謝しかありません。でも今回アビスパに戻って来て、改めて地元のクラブでプレーできることは本当に幸せなことだと感じています。家族や友人、ファンやサポーターなど、応援してくれる人が近くにたくさんいるというだけで、不思議とパワーが湧いてくるんです。

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―電撃的な復帰発表でした。反響は?  多くの人に「おかえりなさい」と言ってもらえて、とてもうれしいです。でも正直なところ、ファンやサポーターの方が僕のことをどう思っているのか、今でも分からないところがあって…。快く迎えてくれる方もいれば、因縁のライバルチームに移籍した僕のことをよく思わない方もいるのは理解しています。それは当たり前のこと。それでも、またアビスパの一員としてみなさんに応援してもらえるようになるには、アビスパのために一生懸命頑張って結果を残し、成長した姿を見てもらいたいと思っています。

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―開幕直前での移籍・合流はスムーズにいきましたか?  サガン鳥栖で春のキャンプを終えた後に移籍が決まり、開幕まで時間がない中での合流だったので、最初は戦術理解やチームメイトとの連携など課題はありました。しかし、多くの映像を見たり、積極的にコミュニケーションを取ったりして、少しずつなじんできたと感じます。遅れての合流でしたが、周囲のサポートのおかげで開幕戦のピッチに立つことができました。 ―開幕戦では「幻のゴール」もありましたね。  ゴールが決まった瞬間のスタンドの熱気にしびれたし、何よりもその時の雰囲気が懐かしいなと思いました。記録はオウンゴールでしたが、あれはもう僕のゴールでいいですよね!?。 これからたくさん活躍して、ベススタを盛り上げていきたいです。

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―第5節の鹿島戦ではJリーグ出場200試合のセレモニーがあり、ヒーローインタビューにも選出される活躍でした。  古巣・鹿島との対戦で得点することができ、さらにはセレモニーに参加した家族の前でヒーローインタビューまでと、出来過ぎなくらい。自分でも「持ってるなあ」って思いました(笑)。 ―鹿島戦後、勝利の博多手一本の音頭を失敗していましたが(笑) 。  言い訳すると、勝ち試合の後の博多手一本は、僕がいない時に始まったので知らなかったんですよ。曖昧(あいまい)なままやったら失敗しましたが、次は大丈夫です! 多分…。実はあの後、ロッカールームで監督から指名をもらって試合や練習後に行う締めの手拍子の音頭も任されたんですけど、間違えて博多手一本やっちゃいました(笑)。

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―5年前と現在、変わった点は?  アビスパに入団したばかりの頃は、がむしゃらにボールを追いかけて、自分のやりたいプレーを自由にやらせてもらっていました。しかし、アビスパを離れ、今年27歳に。これまでの経験を生かして、今度は僕がこのチームを引っ張っていかなきゃいけない立場。今はその「責任」や「覚悟」を背負ってプレーできるようになったと思います。この気持ちの変化が一番変わったところです。ルーキー時代と比べて、僕も随分大人になりました! 昨季プレーしていた鳥栖との九州ダービーはどのような気持ちで戦いましたか?  両チームのサポーターが作り出してくれる独特の雰囲気の中でプレーができて楽しかったです。でも、昨季まで(鳥栖の)ホームの選手としてピッチに立っていたし、少し前まで一緒に練習をしていたので、ちょっと不思議な気分でした。

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―普段のリラックス方法は?  コロナ禍ということもあり、部屋でのんびり映画を見たりすることが多いですね。他には鹿島の選手とオンラインゲームをよくしますね。内田篤人さんが参加することもありますよ。 ―読者へメッセージを。  僕はアピスパを勝たせるため、J1に定着するチームにするために福岡に帰って来ました。5年前のJ2降格の悔しさを知っている身として、5年周期のジンクスは終わらせる覚悟。もうサポーターにつらい思いをさせたくありません。ピッチ上で、僕の勝ちにこだわる気持ちを見てもらいたいです。そしてコロナ禍でも応援してくださるみなさんを勇気付けられるようなプレーを、チーム一丸となって披露したいと思います。ぜひアビスパ福岡を応援してください!

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かなもりたけし

 1994年4月4日生まれ。福岡市出身。171cm・74kg。若久サッカー少年団→筑陽学園中→筑陽学園高→アビスパ福岡→鹿島アントラーズ→サガン鳥栖。MF、背番号37。

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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