劇団四季のオリジナルミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の福岡公演が4月29日(木)からキャナルシティ劇場(福岡市博多区)で上演されます。これを受けて、六本松 蔦屋(つたや)書店(福岡市中央区)に特別コーナーが出現! 主人公ベンとともに旅をする壊れかけのロボット「タング」のミニチュアが展示されています。気になるオリジナルグッズもそろっていますよ♪
世界で愛される英国生まれの物語「ロボット・イン・ザ・ガーデン」
「ロボット・イン・ザ・ガーデン」は、英国の作家デボラ・インストールさんによって書かれた小説で、人気のシリーズです。2016年ベルリン国際映画祭では「映画化したい一冊」にも選ばれています。 2020年10月には劇団四季のオリジナルミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」として舞台化、東京・自由劇場で初披露されました。今回、福岡公演が4月29日(木・祝)~5月16日(日)、キャナルシティ劇場で上演されます。
物語の舞台は、アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来。心に傷を抱えた主人公のベンと、庭に迷い込んだ壊れかけのロボットのタングが出会い、旅を通じて心を通わせていくハートフルなストーリーです。 福岡公演の開幕に先駆けて六本松 蔦屋書店に、このタングのミニチュアが登場しているというので、見に行きました!
タングは同店内の読み物・人文コーナーに展示されていました。 同店と劇団四季がコラボした経緯について、劇団四季 福岡営業部長の中川明美さんに話を聞くと「今回お届けする新作ミュージカルは、ロングセラー小説が原作なので、書店との取り組みができないか提案しました。六本松 蔦屋書店さんは、ライフスタイルを提案する本屋としてさまざまな企画を展開し、上質な空間づくりにもこだわっている店舗です。作品の世界観を、うまく表現できるのではないかと考えました」という答え。 確かに、主人公・ベンが住むイギリスの部屋と書店の本棚の雰囲気が見事になじんでいて、まるでこのお店がベンの部屋のように感じられるディスプレーです。
同店イベント・プロモーション担当の佐野亮さんは「原作は、以前から書籍担当がおすすめしているシリーズで、お客さまにも人気でした。タングが登場してからは、多くの劇団四季ファンの方がタングに会いに来てくださり、さらに多くの人が本を手にしてくださっています。タングをステージよりも間近で眺められますので、細かいディテールまで楽しんでいただけると思います」と話します。
展示されているタングは、最初、どこか物憂げな表情に見えましたが、見る角度を変えると、多くの表情が楽しめました。原作本を読んだら、そして観劇した後では、また違った表情を見せてくれるかも!?
グッズや書籍を購入できる特設コーナーも!
書店内のアートスペースには、「ロボット・イン・ザ・ガーデン」特設コーナーが設置されています。劇場販売用の公演グッズも購入できます。 展示棚横のモニターでは、ミュージカルに出演する劇団四季の俳優の田邊真也さん(ベン役)と、鳥原ゆきみさん(エイミー役)のオリジナルメッセージ動画を見ることができます。舞台作品のプロモーションビデオと一緒に楽しんでください。
同店でのタングの展示および特設コーナー設置は、公演期間中の5月16日(日)までを予定。今後、福岡ではさらに2体のミニチュアタングの展示が予定されています。詳細は、劇団四季のホームページやSNSで確認を。
劇団四季ミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」福岡公演 期間:4月29日(木・祝)〜5月16日(日) 場所:キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1-2-1) 料金:一般S席 11,000円、A席8,800円、B席6,600円、C席3,300円 ※全て税込み。公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)、2歳以下の入場不可 ※託児サービス有り(有料) 問い合わせ:劇団四季 電話:0570-008-110(ナビダイヤル)
六本松 蔦屋書店
住所:福岡市中央区六本松4-2-1 六本松421 2階 電話:092-731-7760