久留米絣工房で藍染めにチャレンジ!

久留米絣(くるめかすり)のルーツは、1800年頃。
200年以上の歴史と芸術的価値が評価され、1957年には国の重要無形文化財に指定されました。
数々の工程に大変な手間と時間を有する久留米絣は、今もなお洋服やインテリア、雑貨など
暮らしの中に幅広く溶け込んでいます。
(参照)久留米絣協会HP

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久留米絣工房「藍生庵(らんせいあん)」

久留米絣工房「藍生庵(らんせいあん)」にお邪魔しました。
松枝小夜子さんと息子の崇弘さんの絣工房で、室町時代から続く灰汁建て技法の
純正天然藍の藍染めを行っています。

今回はTシャツを使って藍染めにチャレンジ!
最初にどのようなデザインにするか、染めない部分を決めて括っていきます。

いよいよ藍染め。
地面に埋まった藍甕(あいがめ)にTシャツをしっかりと浸します。

天然藍は発酵液という生きた染料。殺菌や解毒作用もあると言われ、
鎌倉時代には武士が傷の化膿を防ぐ目的で藍染めの下着を着ていたようです。
藍色は世界で「ジャパン・ブルー」と呼ばれています。

何度もつけることで藍がTシャツに染み込んでいきます。

崇弘さんにお手伝いしていただき、括りをとってみると・・・

白い模様が見えました!テンションあがります♪
さらに、グラデーションができるように染め上げていきます。

完成!
イメージどおりに白いラインがしっかりと残っています。

藍染めの中でもTシャツは、海外の旅行者にも大変人気があるそうです。

■久留米絣工房「藍生庵」
 住 所    :久留米市田主丸町竹野3
 お問合せメール:matsueda.kasuri@masa0211
 ※体験受け入れはまち旅博覧会の日程にて行っております。

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久留米市の歴史と文化を紹介した動画です。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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