夫の子守は2時間が限界? 帰宅した私に放った、衝撃の一言とは?!

 ワンオペ状態で家事育児をする私と、言われないと1ミリも動かない超マイペースな夫。そんな状況を打破すべく、第二子が生まれてから、夫にも赤ちゃんを見てもらう事にしました。しかし短時間の子守をお願いした日、夫はまさかの行動に…。帰宅した私に向かって言った衝撃の一言とは?

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マイペースすぎる夫

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 私の夫は超マイペース。自分のタイミングで動き、発言し、もちろん空気なんて読みません。結婚前はそんな所を「ブレない安定感がある男性」と高評価していたのですが、子どもが生まれるとそれがマイナスポイントとなってきました。 

 言われたことはやってくれます。でも指示外の事は全くやりません。
 悪気がない事は理解しているのですが、私も人にお願いするよりも自分で動いた方が早いと思ってしまうタイプ。いつしかわが家の家事育児は、私のワンオペ状態となっていました。

第二子出産を機に、ワンオペ育児を打破したい!

 子どもが1人の時は、それでもどうにかやっていきました。
 しかし第二子が生まれるとそうもいきません。上の子の相手をしながら、赤ちゃんの世話や家事をこなし、気が付けば私の自由時間はほぼゼロ。

 第二子が生後5カ月になった頃の事。「これでは1人で美容室に行く事もできない」と、焦り始めた私は、この状況を打破すべく、近所のマッサージへ行く間、夫に赤ちゃんをみてもらう事にしました。
 移動時間を含め約2時間。3~4時間はかかる美容室と比べても、練習として良いかなと思ったのです。

短時間でもLINEの嵐!?

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 久しぶりに1人での外出! 抱っこやおんぶでバキバキに固まった体を丁寧にほぐしてもらい、至福の時間です。うとうとしかけた頃、マッサージ用ベッドの近くに置いた鞄から、スマホの震える音が聞こえてきました。無視しようかと思いましたが、あまりにも鳴り続けるので、子ども達に何かあったという電話ではないかと心配になってスマホを見ると… 着信かと思っていたその振動は、夫から大量のLINEでした。

 まだマッサージが始まって10分も経たないのに
 「まだ?」
 「終わった?」
 「泣いたけどどうしよう」次々とくる夫からのLINEにうんざりとした気持ちが沸いてきました。

 ミルクの作り方・あやし方… ちゃんと引継ぎをしたはずなのに、どうしてこうも大量の連絡をしてくるのでしょうか。

夫の衝撃の一言

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 モヤモヤした気持ちのままマッサージを終えた14時頃。30分早めでしたが、足早に家へ帰る事にしました。もし子ども達がお昼寝していたら、起こさないようにと、そーっとドアを開けると… 家の中は真っ暗 。
 目をこらすと、夫が寝た赤ちゃんをだっこしたまま、佇んでいる姿がどうにか見えました。

 暗闇からギラリと目を光らせて夫が放った言葉は「おかえり」でも「ゆっくりできた?」でもなく
 「遅い!」の一言でした。

 反論は山のようにありましたが、それらを全て飲み込んで
 「ごめん」となぜか謝ってしまう私。それほどに夫は焦燥していたのでした。

私が美容室に行けたのは産後7か月後だった

 その後も数回、短時間で赤ちゃんの世話をお願いしてみましたが、やはり赤ちゃんに泣かれるのはつらいらしく、
 「2時間以上は自分(夫)と赤ちゃんの2人にして欲しくない」との事でした。

 結果、私が美容室に行くことができたのは産後7か月も経った頃。それも遠方に住む母が来てくれたのでした。母は赤ちゃんをおんぶをしながら荒れ果てた家の掃除までしてくれました! ボサボサの髪をようやく整える事ができてホッとしたのは、私だけでなく夫も同じだったのかもしれません。  

 第二子が2歳になろうとしする今でも、夫に変化は無く、私が美容室に行く時はいつも母に登場してもらっています。なんともトホホなわが家なのでありました。 

(ファンファン福岡公式ライター / きまこ)

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