彼氏が冷たい、そっけないと感じると「嫌われたのかな?」「別れたくない」と寂しい気持ちになる女性も多いのではないでしょうか。
この記事では、彼氏が冷たくなった理由と、原因を見極める方法、仲のよい2人に戻るための対処法やNG行動を紹介します。
【女性60人に聞いた】彼氏が冷たいと感じたことはある?

ファンファン福岡では、女性60人に対して彼氏が冷たいと感じた経験について、アンケート調査を実施しました。「はい」と回答した人は75%、「いいえ」と回答した人は25%でした。この結果から、4人に1人の割合で彼氏が冷たいと感じたあることがわかりました。
【女性60人に聞いた】彼氏が冷たいと感じるのはどんなとき?

女性が「彼氏が冷たい」と感じる行動にはどのようなものがあるのでしょうか。はじめに、彼氏の具体的な行動を、女性60人のリアルな体験談とともに紹介します。
LINEの返信が遅い、そっけない
彼氏からのLINEの返信が遅くなったり、内容がそっけなくなったりすると、冷たくなったと感じやすいでしょう。
メッセージの既読スルーや未読無視が続くと、自分はないがしろにされているのではないかと不安になってしまうものです。
「メッセージや電話への反応が以前より遅かったり、そっけない声が多かったりした」(30歳)
「LINEでも冷たく返してきた」(20歳)
「LINEの返信が遅い、電話が短い」(27歳)
「連絡の頻度が減った」(25歳)
デートの頻度が減った
彼氏からデートに誘ってくれる頻度が減ったり、あなたから声をかけても「忙しい」「その日は予定がある」と断られ続けたりすると、心が折れてしまうこともあるでしょう。
「彼氏に嫌われたのでは?」「私に会いたくないのかな?」と、どんどんネガティブに考えてしまいやすくなります。
「仕事が忙しいとそっけない。デートの頻度も減った」(34歳)
自分の話を聞いてくれない
あなたが話しているときに彼氏がスマホを見たり、真剣に向き合ってくれない場合は、楽しいデートができなくなってしまうでしょう。
彼氏に対して「私に興味がないのかな?」と精神的な距離を感じると、辛くなってしまうものです。
「何か話したいことを話しても態度が素っ気ない」(33歳)
「話をしていても上の空で全然聞いてないなあと思う日が続いたこと」(30歳)
「言ってもそっけなくなった」(33歳)
「話をしているときにスマホから離れられない」(21歳)
「私の話をあまり聞いてくれなくなったとき。2人でいてもスマホだけ触っているとき」(35歳)
自分のことを心配してくれない
あなたが彼氏に体調不良や悩みを相談したときにそっけない態度をとられると、悲しい気持ちになってしまうでしょう。
落ち込んでいるときに、一言でも「大丈夫?」「無理しないでね」と優しい言葉をかけてもらえると、心がホッとするものですよね。
「風邪をひいて微熱があったとき、心配するのではなく「俺にうつさないでね」と言われたこと」(30歳)
「私が調子悪いとき、自分だけ遊びに夢中なとき」(31歳)
自己中心的な行動が増えた
男性によっては、あなたの都合や気持ちを考えずに、自分勝手な発言や行動をとってくることもあるかもしれません。
彼氏が「今から会える?」という無茶な要求をしてきたり、あなたが断ると機嫌が悪くなったりする場合は、彼があなたをコントロールしようとしている可能性があるため、要注意です。
「やさしかった口調が、冷たい口調になった時」(35歳)
付き合った当初と態度が変わった
彼氏との交際期間が長くなると、「付き合ったばかりのころは優しかったのに」「彼は変わってしまった」と感じることもあるでしょう。
「愛情が冷めてしまったのかな」と不安に思ったり、「仲よしだったころの2人に戻りたいな」と考えるのも当然のことです。
「一年経ったころ、日常会話での反応が急に変わった」(30歳)
「優先順位が下がったと一瞬でも感じたとき」(26歳)

彼氏が冷たくなった理由とは?

彼氏が冷たいと、自分が悪いのではと不安になる女性も多いでしょう。しかし、彼氏がそっけない態度をとる理由は、必ずしも彼女側の原因だけではありません。続いて、彼氏が冷たくなる理由と男性心理を紹介します。
今まで無理しすぎていた
男性のなかには、好きな女性に振り向いてほしいあまり、交際に至るまでは無理をしてがんばってしまう人がいます。
付き合うまではこまめにLINEを送ってくれたり、優しく接してくれたりした男性も、交際後は「もう自分のことを好きでいてくれるから大丈夫」と安心し、以前ほど気を遣わなくなることもあるようです。
信頼関係が築けたと思っている
付き合ってからお互いのことをよく知るまでは、LINEやデートの頻度を、彼があなたに合わせてくれていたことも考えられます。
付き合ってから数カ月が経つと2人の間に信頼関係ができたと判断し、「前ほど連絡しなくても大丈夫」と思うこともあるようです。
元々クールなタイプである
男性によっては、彼女と常に連絡を取り合いたいタイプの人もいれば、適度な距離感を保ちたいタイプの人もいます。
また、彼女のことを大切に思っていても、感情を表に出すことや愛情表現をすることが苦手な男性もいるでしょう。
カップルの間で心地よいと思える連絡やデートの頻度に差があったり相手の感情が見えづらいと、そっけないと誤解してしまうこともあるかもしれません。
仕事や勉強で忙しい
一度に多くのことを考えるのが苦手な男性の場合は、仕事の繁忙期や試験勉強などで忙しいと、彼女への連絡が少なくなってしまいがちです。
いくら大好きな彼女でも、自分の心に余裕がないときは、イライラが顔に出てしまったり、気遣いができなくなったりすることも。
彼氏が忙しいときに、あなたから構ってほしいとしつこく連絡したり責めたりすると、煩わしいと思われてしまうかもしれません。
悩みを抱えている
彼女への不満や愛情の有無に関係なく、彼自身の仕事や人間関係などの悩みごとで頭がいっぱいになっている可能性もあります。
彼女にも言い出せずにひとりで悩みを抱えているときは、ネガティブな感情が表情や態度にあらわれてしまうこともあるでしょう。
もっと自分に構ってほしいと思っている
彼氏のほうがあなたに対して「そっけなくなった」または「受け身すぎる」と不安に感じている場合は、彼女の愛情を確かめるためにわざと冷たい態度をとることがあります。
彼氏に冷たくされると不安になってしまいがちですが、あなた自身の彼への態度も同時に振り返ってみるとよいでしょう。
彼女への気持ちが冷めた
男女に関わらず、好きな人への愛情が減ってきたとき、冷たい態度をとる傾向があります。
「付き合ってみたら、思っていた人と違った」「付き合ううちに、彼女への不満が出てきた」ということも。
男性によっては、彼女と徐々に距離をとって自然消滅を狙ったり、彼女のほうから振ってほしいと考えたりしていることもあるようです。
ほかに気になる女性がいる
考えたくないことですが、男性はほかに気になる女性ができた場合、彼女への対応がおろそかになることがあります。
彼氏に対して怪しいと感じるのであれば、彼氏の行動や周辺の人間関係を注意深く観察してみましょう。
彼氏が冷たいときにチェックしたいこと

彼氏の態度が冷たくなった理由がわからず、悩んでいる女性もいるでしょう。ここでは、彼氏が冷たくなった理由の見極め方を紹介します。
彼氏の近況を確認する
彼氏が急に冷たくなったと感じるときは、仕事や勉強、家族の問題など、恋愛以外のことで忙しい場合があります。
最近彼氏が言っていたことを思い出したり、聞いてみたりして「彼は今余裕がないんだな」と確認できれば、不安な気持ちが和らぐでしょう。
彼氏の性格を考える
用件があるとき以外は連絡をしない人や、熱中している仕事や趣味がある人など、彼の性格をよく考えてみましょう。
彼氏にとっては普通のことでも、あなたにとっては寂しく感じてしまうこともあるかもしれません。
カップルのどちらか一方が我慢するのではなく、コミュニケーションをとりながらお互いの気持ちを尊重することが大切です。
彼氏に直接理由を聞く
「最近彼氏が冷たい気がするけど、気のせいかな?」ともどかしいときは、彼に直接理由を聞いてみてもよいでしょう。
原因はあなたにあるのではなく、彼氏の仕事や人間関係など、まったく別の理由があることも考えられます。
彼に尋ねることで、忙しさで話しそびれていた近況や悩みを聞かせてくれるかもしれませんね。
あなた自身の態度を振り返る
彼氏との交際期間が長くなるにつれて、付き合ったばかりのころの緊張がほぐれ、あなたの彼への対応も変化していることが考えられます。
彼に対してわがままな言動や自分勝手な行動を繰り返していませんか?彼氏から真剣に「やめてほしい」「直してほしい」と注意されたことがあれば、改善できないと彼の心が離れてしまう場合があります。
あなた自身も彼に対しての言動を振り返ってみましょう。
【女性60人に聞いた】冷たい彼氏との今後について正直な気持ちは?

彼氏が冷たいまま状況が変わらないと、このまま元に戻ろうと努力すべきか、新たな出会いを求めてお別れしたほうがよいのか気になる人も多はず。
ファンファン福岡では、女性60人に対して、冷たい彼氏との今後についての心境についてアンケート調査を実施しました。
ふたりの関係性を改善したいと回答した人は60%であり、迷っている人は28%、新たな一歩を踏み出したいと回答した人は12%でした。この結果から、半数以上の人は彼氏と今後も仲よくしたいと思っているようです。
仲のよい2人に戻るための対処法

変わってしまった彼氏に対して、「付き合った当初のような仲のよい2人に戻りたい」と願っている人も多いはず。ここでは、仲のいいカップルに戻るためにできることを紹介します。
自分の気持ちを伝える
彼氏の冷たい行動に対してイヤだなと感じたときは、我慢せずに気持ちを伝えてみましょう。彼にあなたを思う気持ちがあるなら、彼女を悲しませたくないと対応を改めてくれるはずです。
万が一、あなたの気持ちを伝えて彼氏の機嫌が悪くなるのであれば、今後の関係を考え直す必要があるでしょう。
「自分の思いを伝えるだけでなく、彼の気持ちや考えも尊重する。特に、感謝やポジティブな感情はこまめに伝えるよう意識する」(30歳)
「具体的にどうしたいのか言葉でしっかりと伝える」(23歳)
「気になったことは、マイルドな言葉で相手に伝えている」(28歳)
「嫌なことは嫌と伝える」(33歳)
感謝の言葉を伝える
交際期間が長くなると、彼氏と一緒にいる状態が当たり前になってしまい、感謝の言葉や愛情表現が減ってしまうこともあるでしょう。
彼氏があなたのために何かをしてくれたときは「ありがとう!」「うれしい!」と口に出して感謝することで、彼氏も幸せな気分になり、新鮮な気持ちに戻れるかもしれませんね。
「感謝の気持ちをしっかり伝える」(33歳)
「何かしてもらったときも、何か特別なことがなくても、よく「ありがとう」と言う」(30歳)
相手の話を聞く
日ごろから彼氏の話をよく聞くことで、相手の近況や悩みを知ることができます。
彼氏が大変な時期だとわかれば、連絡やデートの頻度が減ってもそっと見守ることができ、彼を応援する気持ちも湧いてくるでしょう。
また、彼氏も彼女に話を聞いてもらうことで信頼関係が芽生え、あなたのことをさらに大切にしたいと思うはずです。
「相手の話も聞いている」(33歳)
「相手の気持ちを聞く」(30歳)
「様子をうかがったり彼のことを立ててあげる」(31歳)
共通の趣味をもつ
彼氏との会話が少なくなったと感じるなら、共通の趣味を持つと自然に話す機会を増やせるでしょう。
映画やマンガ、グルメなど、2人が心からワクワクできるものならなんでもOKです。
2人の間で盛り上がった話題をきっかけに、一緒に楽しめる趣味を探してみましょう。
「お互いに食べることが趣味なので、美味しいものを一緒に食べる」(34歳)
彼氏の距離感に合わせる
彼氏の対応が冷たくなったと感じているなら、あなた自身もあえて彼氏の距離感に合わせる方法もあります。
心地よいと感じるLINEやデートの頻度は、人それぞれ異なります。相手に一度合わせてみたうえで、あなたに違和感があれば、自分の希望を伝えてみるとよいでしょう。
「疲れているときなどは、そっとしておく」 (32歳)
「近づきすぎない」(35歳)
「距離を取り、こちらから歩み寄らない」(30歳)
「適当に言ったりしないで少し距離を置く」(33歳)
恋愛以外の楽しみをつくる
彼氏が冷たいと不安に感じているときは、モヤモヤした気持ちで頭がいっぱいになってしまうでしょう。
しかし、彼氏があなたに対して「重い」「満足させてあげられない」と感じてしまうと、心が離れる原因になることもあります。
趣味や友人との会話など、恋愛以外にも楽しみをつくると、あなた自身も彼の一挙一動に振り回されることなく、心穏やかに過ごせるでしょう。
「自分磨きをして、自分が熱中できることを探して楽しむこと。彼に依存しないこと」(35歳)
「仕事を頑張り、趣味や自分の時間をもつことで、精神的に自立できるようにしている」(28歳)
「ほかの趣味で彼氏の存在を忘れる」(31歳)
【女性60人に聞いた】彼氏が冷たいときのNG行動

ファンファン福岡では、女性60人に彼氏が冷たいときにしなければよかったと後悔したことについてアンケート調査を実施しました。「うっかりやっていたかも!」と気づいたときは、その行動を取らないよう、今から注意していきましょう。
頻繁に連絡をする
彼氏に冷たくされて、不安になるのは仕方ありません。とはいえ、気になるからといって、何度も彼氏に連絡するのは控えましょう。
仕事や勉強で忙しいなか、頻繁にスマホの通知が届くと、目の前のことに集中できなくなってしまいます。連絡が多すぎて彼氏に迷惑だと思われないよう、適度な連絡頻度にとどめましょう。
「追いLINE」(33歳)
「連絡を頻繁にすること」(28歳)
「ついついな連絡を入れがち」(30歳)
本心を隠して真逆の行動を取る
彼氏が冷たい態度を取るからといって、意地をはるのはおすすめしません。心のなかでは彼氏とよい関係性を築きたいと思っているのに、あえて彼氏に冷たい態度を取ってしまい、後悔したことがある人もいるでしょう。
お互いに歩み寄ることがないため、そのままでは状況がよくなることはありません。彼氏とどうなっているのが理想か、自分の気持ちをもう一度確認し、行動を改めましょう。
「意地をはって自分も冷たい態度をとったこと」(25歳)
「こちらも機嫌が悪くなってしまう」(33歳)
「こっちも少し冷たくしてやったこと」(26歳)
振り向いてもらうために頑張り過ぎる
彼氏に振り向いてもらえるように頑張り過ぎると、途中で疲れてしまいます。頑張り過ぎる人の中には、自分の好みじゃないのに、相手が好きなものは何でも「おいしいね」「楽しいよ」と無理に合わせてしまう人も。
相手の言葉に一喜一憂して、いつも相手の機嫌を伺ってしまったり、完璧な自分を演じようとしてしまったりすると、次第に負担になってしまいます。自分の気持ちを後回しにせず、自分自身も大切にすることが大切です。
「追いLINEや彼氏に好かれようと、いろいろやってあげちゃうこと」(27歳)
「嫌われたくないからこっちが頑張りすぎること」(35歳)
「無理にくっつこうとすること」 (28歳)
冷たくなった理由を問い詰める
彼氏に冷たくなった理由を直接聞いてみることは、悪いことではありません。ただし、冷たくなった理由をしつこく問い詰めるのは逆効果です。相手は理由があって、冷たくしている場合もあるからです。自分の気持ちを押しつけすぎないよう注意しましょう。
「冷たくない?と聞くこと」(33歳)
「問い詰めること」(30歳)
異性の存在をにおわせる
彼氏にしてはいけないNG行動のひとつに、異性の話題を出すことがあげられます。彼氏に嫉妬してもらいたい、自分に注目してほしいという気持ちから、異性の存在をにおわす人がいますが、かえってふたりの関係に亀裂が入る可能性があります。
「最近、〇〇くんとよくLINEしてるんだ」「〇〇くんからご飯行こうって誘われちゃった」など、彼氏に不安を与えるような行動は控えましょう。特に、彼氏が自信がないタイプの場合、大きなショックを与える可能性があるため注意が必要です。
「駆け引きをすること」(25歳)
「気を引いてわざと嫉妬させるようなことをした」(33歳)
彼氏が冷たいときは理由を見極めよう
彼氏が冷たくなったと感じると、「嫌われたのかな?」「私に原因があるのかな?」と不安でいっぱいになってしまう人も多いでしょう。
しかし、実際には、あなたとは関係のない、彼自身の原因でネガティブな態度になってしまっているときもあります。
相手への感謝や思いやりを忘れず、お互いにとって心地よい距離感を見つけることができれば、付き合ったばかりのころのような仲のよい2人に戻れるでしょう。
【データ出典】
恋愛に関するアンケート
調査日:2024年12月2日
有効回答数:60人
(インターネットによる20〜35歳の女性へのアンケート調査)
(ファンファン福岡公式ライター / Yumi)
