日本野菜ソムリエ協会（東京都中央区）は、調味料の魅力を社会に広めるイベント「調味料選手権」の特別企画「第1回ドレッシング選手権 」を開催しました。
3月7日に最終審査会と投票会を実施。全国からエントリーされた91品の中から、ドレッシング日本一である最高金賞に「糸島野菜を食べる生ドレッシングあまおう」が選ばれました！
＜最高金賞＞糸島野菜を食べる生ドレッシングあまおう / Hisheri（福岡県）
旬の糸島野菜を生のまま擦り下ろし、非加熱無添加にこだわって野菜の味・栄養素を最大限に生かした生ドレッシング。寒暖差のある気候で育った糸島野菜の甘味が引き立つよう酸味は控えめにし、生野菜をそのまますりおろしているのでつぶつぶとした食感が楽しめる、まさに“食べる”ドレッシングです。
＜おすすめの食べ方＞
スライスしたモッチェレラチーズとトマトにかけて、ワインと一緒に。季節感を味わうだけでなく、食の贅沢さも演出してくれます。
＜審査員のコメント＞
「あまおう！びっくり！味もしっかり苺で香りもgood。女子会でサラダとワインとドライフルーツ・ナッツと共に、がオススメですね」
＜開発秘話＞
旬の糸島野菜を贅沢に使った生ドレッシングを手がけるブランド「糸島正キ」は、正木夫妻が立ち上げました。立ち上げのきっかけは、商品開発責任者でもある社長夫人の経験から。夫人は幼少の頃からアトピー性皮膚炎を患っていたこともあり、化学調味料を使わない母親の手料理で育ちました。シンプルな素材の料理で体質も徐々に改善し、食育に対する意識へと繋がっていきました。糸島正キには「糸島の食材」と「食への想い」がいっぱいに詰まっています。
＜金賞＞日向夏ドレッシング / ミツイシ（宮崎県）
宮崎県産日向夏を丸ごと使用し、非加熱製法で仕上げた生ドレッシング。ワイン瓶に金キャップを冠することで高級感を漂わせ、オイルと具材の黄金色のコントラストも美しく、毎日の食卓に彩りをプラスしてくれます。
＜おすすめの食べ方＞
ローストビーフサラダ、甘鯛とサーモンのカルパッチョ、冷製トマトのスパゲティ 日向夏ソース、若鶏の唐揚げ、釜揚げ生しらすの冷奴、納豆、等。
＜審査員のコメント＞
「日向夏の香りや果肉の食感があって、フルーティーで美味しい」
＜銀賞＞くんせいナッツドレッシング / 安本産業（島根県）
独自製法で燻製したドレッシング。たっぷりのナッツと燻製の香り、クリーミーさが特徴。「野菜が苦手な方でもサラダがもりもり食べられるようになるドレッシングを作ろう！」と創業明治18年の老舗醤油屋が商品開発したドレッシング。
＜おすすめの食べ方＞
サラダには勿論、冷しゃぶや棒棒鶏などお肉料理にもよく合います。ポテトサラダの仕上げにかけると燻製ポテトサラダが楽しめます。ゆで卵やお豆腐にもぴったりです。
＜審査員のコメント＞
「深ーい味わいにびっくり! 食べたことのない味わいで＜業界初の燻製してあるドレッシング＞と見て納得でした！」
＜銅賞＞おおいた乾しいたけと玉ねぎの無限ソース / 茂里商店（大分県）
大分県産の原木乾椎茸と国産たまねぎをふんだんに使った旨味ドレッシング。自然な旨味を活かした万能な味付けで子どもにもおすすめ。豊後大野市産の原料にこだわり、袋詰め作業などで割れた椎茸も含めて再活用。大分県産原木乾椎茸は生産量、消費量の減少などに悩む産地ですが、椎茸の特徴である旨味を活かし、老若男女に楽しんでもらおうと、日本の食卓でもっとも身近なドレッシングの開発に至りました。
＜おすすめの食べ方＞
肉料理はもちろん、野菜にもサッと振りかけるだけで椎茸の食感と旨味を感じられます。
＜審査員のコメント＞
「しいたけの旨味がすごく活きている。商品名の通り、無限に食べたくなるソース」
地域ベスト賞
・かずドレ / まるりょう野澤商店
・まろやか広島れもんドレッシング / 川中醤油
・シェフの厨房 オリーブオイルとシチリア産レモンの 玉ねぎドレッシング / 徳島産業
・山上ファームのまるおろしキャロットドレッシング / 山上ファーム
・糸島野菜を食べる生ドレッシング 赤玉葱ジンジャー / Hisheri
受賞商品の販売会を開催
●日本橋三越本店
開催期間：3月15日（水）〜21日（火・祝）
会場：日本橋三越本店（東京都中央区日本橋室町1-4-1）
販売商品について：ドレッシング選手権受賞商品 20品
●渋谷ヒカリエShinQs２F
開催期間：4月13日（木）〜19日（水）
会場：渋谷ヒカリエShinQs ２Fイベントスペース（東京都渋谷区渋谷2-21-1）
販売商品について：ドレッシング選手権受賞商品 、パンのおとも選手権受賞商品予定
問い合わせ 日本野菜ソムリエ協会 https://www.vege-fru.com/
