ストレス続きの里帰り ついに家族と大喧嘩!

 出産といえば里帰り。私も当然そうだと思い深く考えずに実家に帰省することにしました。しかし「理想の里帰り」と現実のギャップは大きく、両親との間に亀裂が入るような事件が次々と起きたのです。

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雑な性格の実母にイライラ

出典:写真AC

 私は出産予定日の半月前に実家に里帰りをしました。
 出産前は両親と仲良くベビーグッズの買い物などをして楽しく過ごしていたのですが、産後は生活が一変。  慣れない育児に母はいろいろと助けてくれようとしたのですが、とにかく性格が雑なのです。例えば飼い犬の服と新生児の服を一緒に洗濯したかと思えば、せっかく消毒した哺乳瓶の飲み口を台所のシンクに直置きしたり…。びっくりした出来事には事欠きません。

 地味なストレスが溜まる中、ついにイライラが爆発する出来事が起きます。

ついに爆発。実父と大喧嘩に!

出典:写真AC

 ある日、娘が寝たので私も仮眠のためウトウトしていると突然台所で「ガターン」と大きな音が聞こえました。どうやらお酒好きの父が酔って転んだらしく、母と揉めています。
 布団をかぶっても聞こえてくる両親の大声に私はイライラが募ります。

 少しすると酔った父が娘を見に来ました。 母に怒られ居場所がないのか、眠っている娘を見ながら
 「かわいいな、小さい手だな」など同じような話を繰り返しなかなか立ち去ろうとしません。
 ベビーベッドの縁をつかみ体重をかけて覗き込んでいるようで、ベッドがミシミシと音をたてています。私は心配になってきました。
 「ベッドに寄りかからないで。」と注意しましたが、父は聞いていません。

 すると父が急に
 「孫がこんなにかわいいなんて…。」と泣き始めたのです。

 娘の顔に涙が落ちるのも嫌になり、つい
 「もう出ていってよ。酔っぱらって、気持ち悪いよ?」と言ってしまいました。

 父は
 「出ていけ!? 気持ち悪いって言うのか!?」と感情的になり、力が入ったせいかさらにベッドがきしむ音がします。

 私も
 「さっきも転んでたでしょ? もしベビーベッドの近くで転んで娘の上に倒れたらどうするの!? 早く出ていって!」と怒鳴り合いの喧嘩になってしまいました。

 寝ていた娘も泣き出し、何事かとやって来た母に
 「もう、この酔っぱらいは何やってるの! 孫と娘に嫌われるよ!」と再び怒られる父。母により部屋から連れ出されましたが私は怒りがおさまりません。

 夫に迎えに来れないかと電話をしたり、ダメならば新幹線で帰れないか調べたり、どうにかすぐに実家を出る画策をしましたが、冬だったためインフルエンザなどの感染症も心配だと、母からも義実家からも止められました。

 産後の体では、一人で荷物と新生児を連れての移動も出来ず、実家に残らざるを得ませんでした。

「出産=里帰り」は絶対ではない

出典:写真AC

 喧嘩の後、ついに父と一度も口をきかないまま自宅へ戻る日がきました。

 出発するとき突然父から
 「これ」と何かを手渡されました。見ると「ご出産お祝い」と書かれた封筒です。

 父は
 「帰ってもがんばれ。」と何もなかったかのように見送ってくれたのでした。
 「なんでこんなギリギリに渡すのよ!」と母にまた小言を言われている父を見て、十数年ぶりに両親と過ごした日々を思い出し涙が溢れてきました。

 毎日イライラして喧嘩までしたのに実の親子だからこそですね。

 今では良い思い出ですが、里帰りをすれば必ず楽になるというわけではありませんでした。

 実家の環境や家族の性格などをよく考えてみて自分に合った産後の生活を選ぶことが大事だということがわかった出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/あんじミサ)

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