彼氏や好きな人からLINEでの連絡や返信がないと、「寂しい」「浮気をしているのでは?」と不安になってしまう女性も多いのではないでしょうか。
この記事では、男性が連絡をくれない理由と心配なときの対処法、連絡してもらいたいときの効果的な伝え方を紹介します。
【アンケート調査】恋人から連絡が来なくて心配になったことはある?
今回は20~35歳の恋人がいる男女に、「恋人との連絡事情」についてアンケート調査を実施しました。
恋人から連絡がこなくて心配になったことがある人の割合は、男性80%、女性88%でした。男女とも高い割合で連絡がないと心配になりやすいようです。
特に女性はおよそ10人中9人は心配になると回答していています。男性よりも連絡の有無に影響されやすいことがわかりました。
【女性に質問】彼氏からの連絡がないときどのくらい待つ?
彼氏から連絡がない場合に待てる時間について、女性に質問しました。1番多かった回答は1日で39%。次に多かったのが2~3日で30%です。
一方、1週間以上は長いと感じる方が多いようです。
【男性に質問】彼女からの連絡がないときどのくらい待つ?
彼女から連絡がない場合に待てる時間について、1番多かった回答は2~3日で37%。次に多かったのが1日で32%です。
男性は女性よりも待てる時間が長い傾向にあります。1週間以上待てると回答した人も、女性に比べて若干多い結果になりました。
【女性心理】彼氏から連絡がこないときどんな気持ちになる?
彼氏から連絡がこないとき、同じ境遇の人はどのような気持ちになるのか気になりませんか?
ほかの人も悩んでいることがわかると、気持ちが楽になるかもしれません。彼氏からの連絡を待っているときの女性心理についてみていきましょう。
不安になる
彼氏から連絡がないと、「飽きられてしまったのかな……」「嫌われてしまったらどうしよう……」など、不安になる人がいます。
無意識に「彼氏の気に障るようなことを言ってしまったのかもしれない」と考える人もいるでしょう。
自分以外の女性を好きになってしまったのかもしれないと思うと、気持ちがざわつきやすくなるのも無理はありません。
- 「不安、何してるか気になる」(27歳)
- 「嫌われたのかなと思う」(20歳)
寂しい・悲しい気持ちになる
連絡がくるとうれしい反面、こないと気分が沈みがちに。彼氏と連絡をとるのが生活の一部になっている場合、連絡がないと寂しさが増幅してしまいます。
また、彼氏の気持ちが離れてしまったように感じて、悲しい気持ちになる人もいるようです。
- 「寂しい気持ちになる」(35歳)
- 「怖い、捨てられたような悲しい気持ち」(29歳)
心配になる
「事故に巻き込まれていたらどうしよう……」と心配になってしまう人もいるでしょう。
普段まめに連絡をとり合っている彼氏であれば、なおさら心配になるもの。
また、「急に具合が悪くなって、どこかで倒れていたら……」と、ネガティブ思考に陥ることもあるようです。
- 「何か事故に遭ったのではないか心配だし、飽きられたのか不安にもなる」(29歳)
- 「普段まめに連絡してくれるため何か事故が起きたのではないかと思う」(23歳)
落ち着かない
連絡がないとそわそわして、心ここにあらずの状態になる人もいます。何も手につかず、スマートフォンの通知を何度も確認してしまうこともあるかもしれません。
連絡がないと余計にがっかりしてしまいますが、感情的になると逆効果になるため気をつけましょう。
- 「そわそわするような、ほかに手がつけれない」(27歳)
- 「どうしようもなく落ち着かなくなる」(26歳)
イライラする
LINEを送信したあと、既読になっているのに連絡がないと次第にイライラしやすくなる人もいます。
相手の状況を理解するよう努めたり、逆に彼氏のことを考えないようにしたりしていると、怒りの感情は収まりやすくなるでしょう。
- 「絶対通知みてるのに…とイライラする」(25歳)
- 「嫌われたのか、何かあったのか、不安だし連絡くらいしてと少しむかつく」(35歳)
【男性心理】彼女への連絡が面倒なことはある?
男性のみに実施したアンケート結果によると、彼女への連絡が面倒と感じたことがある人は38%でした。4割弱の人が何かしらの理由によって、彼女への連絡が億劫だと感じることがあるようです。
なぜそのように思うのか、男性のリアルな声を確認してみましょう。
忙しくて時間がない
彼女との連絡を楽しみにしている男性でも、忙しいときは彼女への連絡が面倒くさくなってしまうときがあります。
仕事が忙しくて余裕がないときにLINEが続くと、あなたとの会話が苦痛になってしまう可能性もあるようです。
- 「忙しいから」(32歳)
- 「LINEが連続打ちされると、忙しい時に面倒になる」(38歳)
- 「仕事で手一杯のときはしんどくなる」(34歳)
返信に困る内容だった
例えば「今何してるの?」と聞かれたとき、質問の意図が読めずに返信に困ってしまうこともあるかもしれません。
会話のきっかけにする場合もありますが、「ヒマならどこかに行こうよ」と言われると断りにくくなるため面倒くさく思われることもあります。
また、日記のような内容や長文は、返信するのにプレッシャーを感じてしまう人もいるようです。
- 「返答にこまる内容のメッセージが来たから」(31歳)
- 「解決する気のない問題の愚痴を永遠と続けられたため」(33歳)
自分の時間がなくなる
彼氏がひとりの時間を大切にしたいタイプであれば、連絡をとるのが面倒くさく感じるタイミングもあるでしょう。
ゆっくり読書を楽しもうとしているところで彼女から連絡がくると、邪魔されたと思われてしまうことも。
とはいえ、彼女のことは大切に思っています。自分の時間がもてるように、プライベートも尊重してあげましょう。
- 「ゆっくりYouTubeとか見たいとか返信考えるのが億劫になる」(32歳)
- 「家でゆっくりしたい時や眠い時に連絡を返すのが面倒」(35歳)
- 「仕事や趣味など別の用事をしているとき」(33歳)
連絡頻度が多すぎる
連絡の頻度に温度差があると、面倒だと感じる原因につながってしまいます。
用事があるときだけ連絡してほしいと思っている彼氏の場合、他愛もない内容の連絡に返信するのは苦痛なもの。
連絡のペースや内容は、お互いに歩み寄る必要があるかもしれません。
- 「細かい連絡が多すぎて連絡の必要性を感じないから」(31歳)
- 「昼から同級生数人と飲んでいて晩まで飲むと伝えていたのに、結構な頻度で連絡が来たとき」(31歳)
彼氏からLINEが来ない理由とは?
彼女や気になる女性に連絡をしない男性には、どのような理由があるのでしょうか。ここでは、LINEをしてこない男性心理を紹介します。
返信が浮かばず悩んでいる
彼からLINEの返信がなかなか来ない場合は、文章の内容が思い浮かばずに、考え込んでいる可能性があります。
「あとで考えよう」と思っているうちに、ほかの仕事や用事ができてしまい、いつの間にか忘れてしまうことも。
また、相手によっては「1つの話題が終わったら返信はしない」「LINEを終えるときにあいさつをしない」という考え方の人もいるようです。
仕事や勉強が忙しい
仕事の繁忙期や試験勉強などで男性自身の生活が忙しく、気持ちに余裕がないときは、好きな女性への連絡も少なくなりがちです。
気になるときは、彼に直接聞いてみたり、周囲の同僚や友人に尋ねたりして、近況を探ってみるとよいでしょう。
彼女との関係に安心しきっている
付き合うまではマメにメッセージを送ってくれた彼氏も、いざカップルになると安心しきってしまい、LINEの頻度が減ることもあります。
「もう追いかけなくても大丈夫」と油断している場合も。彼にしてみると、無意識に連絡が少なくなっていることが多くあります。
用件以外でLINEをしないタイプである
特に男性は、「LINEは用件を伝えるだけの連絡手段」と考えている人が多い傾向があるようです。
LINEで日常的にコミュニケーションをとる習慣がない人は、どのような内容を送ったらよいのか思いつかないこともあるかもしれません。
また、「彼女にデキる男だと思われたいために、LINEはあえて用件のみにする」と格好をつけている可能性も。
実はLINEよりも電話が好き
男性の中には、文字でやり取りをするLINEよりも、直接話せる電話やオンライン通話で連絡を取り合いたいと考えている人もいます。
「相手とは顔を見て話したい」「彼女の声を聞くと癒される」という人も。なかなかLINEをくれない彼には、どのようなコミュニケーションを求めているのか確認してみるとよいでしょう。
スマホが故障している
普段はマメに連絡をくれる彼が突然音信不通になった場合は、スマホやLINEアプリの調子が悪いことも考えられます。
緊急事態を知らせるため、SNSの投稿やDMなどに連絡が来ているかもしれません。一度チェックしてみましょう。
彼女への恋愛感情が冷めてしまった
残念ながら、彼女への気持ちが冷めてきているときも、連絡の頻度は減ってしまいがちです。
なかには、あえてやり取りを減らして、自然消滅や音信不通にしたいと思っている男性も。
心当たりを感じたときは、デートのときの態度や、あなたへの興味関心の有無など、連絡以外のサインからの見極めが必要です。
彼氏から連絡が来なくて不安なときの対処法9つ
彼氏や好きな人が連絡をくれないと、不安でソワソワしてしまう女性もいるでしょう。続いて、彼氏から連絡がないときにできる対処法を紹介します。
1.「連絡がない=冷めた」ではないと理解する
彼から連絡が来ないからといって、必ずしもあなたへの気持ちが冷めたとは限りません。
まずは「冷めたと判断するのは早い」「男性によって連絡の頻度は異なる」と理解することで、心が楽になるでしょう。
2.デートのときの様子から見極める
普段はLINEをしてこない彼でも、直接会って話したときに、あなたの話を真剣に聞いてくれたり、あなたを喜ばせようとしてくれたりするなら、心配はないでしょう。
彼の本心が気になるなら、会話の中でさりげなく「LINEはあまりしないタイプなの?」と聞いてみてもよいですね。
3.SNSから生存確認をする
「彼がなにをしているのかさえわかれば安心できる」という人は、SNSの投稿から彼の動向を確認する方法もあります。
ただし、「SNSは投稿できるのに、LINEの返信はくれないの?」と直接彼に伝えてしまうと、ケンカにつながることもあるので注意しましょう。
4.数日間は放っておく
彼から返信が来ないときに、立て続けにメッセージを送ったり、たくさんの着信履歴を残して騒ぎ立てたりすると、男性もうんざりしてしまいます。
2日間~3日間は様子を見て、それでも返信がないようなら再度連絡してみましょう。
5.待つだけの姿勢を見直す
女性の中には、「自分からは連絡したくない」「男性には追いかけてほしい」と考える人もいるかもしれません。
しかし、彼になにも言わずに待っているだけでは、あなたの気持ちは伝わらないものです。
ときには、自分の意思を伝えることで、相手もあなたの寂しさに気付き、不満の解決につながりやすいでしょう。
6.彼の興味がある話題を振る
LINEの返信をもらうには、相手が返しやすい内容を選ぶことも大切です。
たとえば、スポーツやグルメなど、彼が普段から欠かさずチェックしている話題をネタにしてみると、会話が続きやすくなるかもしれませんよ。
7.オンラインゲームに誘う
彼と定期的にコミュニケーションを取りたいなら、2人で遊べるオンラインゲームのアプリを使う方法もあります。
ゲームによっては、2人で協力しながらプレイするものや、チャットで会話ができるものなど、さまざまな種類があります。お互いが楽しみながらやり取りできるとよいですね。
8.カップルで連絡頻度について話し合う
今まで彼氏と連絡の頻度について話し合ったことがないカップルは、この機会に2人のルールを決めるとよいでしょう。
話し合うときは、自分から相手にしてもらいたいことを伝えると同時に、あなたが相手の考えや希望を尊重することも大切です。
話しているうちに、LINEだけでなく、電話やビデオ通話など、2人にとって納得できるコミュニケーションツールが見つかるかもしれませんね。
9.自分の時間を楽しむ
彼が連絡をくれず、「どこでなにをしているのか気になってしまう」「寝ても覚めても彼氏のことで頭がいっぱい」という人には、自分自身の時間も充実させることをおすすめします。
趣味や友達との会話、自分磨きなど、あなたがワクワクできることをすれば、彼のことだけを考える時間も減っていくはずですよ。
【彼氏の本音】彼女とまた連絡がとりたくなるのはどんなとき?
男性にアンケート調査を実施したところ、彼女のちょっとした行動が彼氏の心を動かすことがわかりました。
連絡がなくて不安だったり寂しかったりするときは、ぜひ参考にしてみてください。
自分のことを気遣ってくれたとき
忙しいときや疲れているときなど、彼氏の状況を察して声かけをすると喜ばれます。
睡眠不足が続いている彼氏には、「連絡は気にしなくていいから、ゆっくり休んでね」など伝えてあげましょう。彼氏への気遣いが見られると、また連絡したくなるようです。
- 「寝たい時は連絡しなくてもよいよなどの気を使う言葉」(30歳)
- 「ゆっくり待ってくれる」(27歳)
- 「いつでもいいよ」「待ってるね」など返事を期待してくれていることがわかるとうれしい」(32歳)
甘えてくれたとき
彼女に甘えられると、連絡をとりたくなる男性もいます。あなたのことを愛おしく感じて、声が聞きたくなるのです。
男性は愛されていると実感できると、自信につながります。普段甘えるのが苦手な人も、思い切って甘えてみるのもよいかもしれません。
- 「甘えてきたりした時」(23歳)
- 「甘えてくるような行動を取ってくれば」(35歳)
距離感を大切にしてくれたとき
頻繁に連絡をされるのが苦手な男性は、適度な距離感で接してくれる女性を好む傾向があります。程よいペースで連絡がとり合える関係であれば、負担になりにくいからです。
彼氏のタイプを見極めて、連絡頻度を合わせてあげるとうまくいくことがあります。
心地よい距離感で付き合えることがわかれば、彼氏も安心して連絡したいと思うようになるでしょう。
- 「連絡の頻度を今より減らしてくれればこちらから連絡する」(31歳)
- 「距離感を保って接してくれる」(35歳)
彼氏から連絡してほしいときに効果的な伝え方
「できることなら彼氏ともっとLINEをしたい」「彼とつながっていたい」と考える女性もいるでしょう。ここでは、彼氏が思わず連絡したくなる伝え方のテクニックを紹介します。
「連絡をもらえるとうれしい」と笑顔で甘える
彼氏から連絡してほしいときは、「私は、LINEをもらえるとうれしいタイプなんだ」と素直に口に出して伝えてみましょう。
ポイントは、明るく笑顔で、できれば甘えるように可愛らしく伝えることです。
彼氏も「彼女が喜んでくれるなら!」と張り切ってくれるかもしれません。
相手に寄り添いながら気持ちを伝える
LINEが来ないことで寂しさや不安が募るあまり、「なんで連絡をくれないの?」と彼氏に不満をぶつけてしまう人もいるかもしれません。しかし、責められると気持ちが離れてしまう男性もいます。
そこで、「重い女だと思われたくなくて言えなかったけど」「あなたに負担をかけたくなくて」と相手を思いやる言葉を添えてみましょう。
相手を気遣う言葉にプラスして「でも、あなたのことが好きだから、寂しくなっちゃうの」と素直に自分の気持ちを伝えれば、彼の心にも響きやすくなるはずです。
「LINEをくれてありがとう!」と大げさに喜ぶ
男性にとっては、彼女の笑顔はなによりもうれしいものです。
彼氏が連絡してくれたら「LINEをくれて、とてもうれしいな」「おかげで元気が出たよ!」とちょっとオーバーなくらいに感謝すると、彼もまた連絡しようと思ってくれるかもしれませんね。
彼氏から連絡がこないときにやってはいけない行動6つ
彼氏から連絡がこないと不安になったりソワソワしたり、自分の気持ちが抑えられないこともあるでしょう。
しかし、あなたの行動が彼氏にとってマイナスに受け取られてしまう場合があるため注意が必要です。
最後に、彼氏から連絡がこないときに避けるべきNG行動を紹介します。
1.相手からの返信を待たずに連絡してしまう
連絡がこないと不安になりますが、頻繁に連絡しすぎるのはおすすめできません。しつこく連絡すると、彼氏から重いと思われてしまうので注意しましょう。
彼氏からの印象が悪くならないように、しばらく様子をみることも大切です。
2.返事がないことに対して怒りをぶつける
返事がなくても冷静に対応することが大切です。一時的な感情にまかせて、怒りをぶつけてはいけません。
なぜ連絡がないのか、男性側の背景も考えてみましょう。例えば、眠くて連絡するのが面倒になっているだけなのかもしれません。
彼氏の状況を理解し、思いやりのある声かけができるとあなたの好感度がアップします。
3.意地でも相手からの連絡を待つ
連絡するのを忘れていたのに、連絡したと勘違いしているケースも少なくありません。何日も連絡がないときは、相手にLINEを送ってみるのもひとつの方法です。
お互いに意地を張って今後の関係性にヒビが入らないように、大人の対応をとることも大切です。
4.LINEをブロックする
やけになってLINEをブロックするとそのまま音信不通になってしまう可能性があるため、控えましょう。ブロックや連絡先の消去をしても不安が募るだけです。
一時的な感情からLINEをブロックしてしまったら、すぐに解除することをおすすめします。
5.嫉妬させるために異性とデートする
彼氏の気持ちを試したいからといって、軽率な行動はとらない方が無難です。
嫉妬させるためにした行動が、彼氏からは浮気する女性だと思われてしまう可能性があるからです。
また、連絡の頻度だけで彼氏の気持ちをはかることはできません。本当に彼氏が好きならがっかりさせるような行動はとらないようにしましょう。
6.もうダメだと思ってほかの人を好きになる
何日も連絡がないとネガティブ思考に陥りやすくなります。しかし別れたと誤解して、ほかの人に乗り換えると後悔してしまうことも。
あなたへの気持ちが冷めてしまったのではなく、忙しくて連絡できないだけの場合もあります。
連絡がないからといって、結論を急がないようにしましょう。
彼から連絡がないときは、ポジティブに素直な気持ちを伝えてみよう
彼氏や好きな人から連絡が来ないと、不安でいっぱいになってしまう女性も多いでしょう。
しかし、LINEをコミュニケーションツールとして使うことへが不得意な男性もいます。必ずしも連絡がないから気持ちが冷めたというわけではないのです。
2人が楽しめるコミュニケーション方法を見つけて、彼との絆をさらに深められるとよいですね。
【データ出典】
恋愛に関するアンケート
調査日:2023年12月1日~12月3日
有効回答数:200人
(インターネットによる20〜35歳の男女へのアンケート調査)
(ファンファン福岡公式ライター / Satoko)