<5歳の娘達が初めて書いた手紙> ぐうたら夫を改心させた、感動の内容とは?

 双子の娘達がいるわが家。かつての夫は、とにかく何もしない“ぐうたら夫”でした。そんな夫を改心させたのは、当時5歳の双子の娘達が初めて書いた手紙でした! 今回は、わが家で実際にあった心温まるストーリーをご紹介します。

目次

家事をしない夫

写真AC

 今から約4年前、娘達が5歳になったばかりの話です。夫は休日になると、ソファでゴロゴロ寝ながらスマホでゲームばかりしていて、家のことは何もしてくれませんでした。

 ある日曜日のことです。いつものように夫はソファに横になり、まったく動く気配がありません。

 そんな時、雨が降ってきたので、私は仕方なく
 「食器の片づけをしていて手が離せないから、洗濯物を取ってきてくれない?」と、夫にお願いしました。

 すると夫は明らかにスマホでゲームをしているだけなのに、面倒くさそうに
 「今は忙しいからできない!」と言って断ってきたのです。

喧嘩勃発

 私はついに怒りが爆発してしまい、怒り任せに夫に向かって
 「ゲームしてるだけでしょ! いいかげんにしてよ!」と言い捨てました。食器の片づけを中断し、急いで洗濯物を取り込みに行きます。

 そばで様子を見ていた娘達も怒りながら
 「パパひどいよ!」と言って私を手伝ってくれました。でも私の怒りは収まりません。

 家事が一段落し、ソファのほうに行くと… 私の不穏な空気を察知したのか、夫は私を避けるように2階へ行ってしまいました。

 しかし数時間後、私が夕食の準備をしていると、夫が2階からおりてきて、急に
 「俺が悪かった」と、謝ってきたのです!

手紙の内容は?

写真AC

 夫は頑固で、喧嘩をすると自分から謝ることは絶対にしない人です。

 ですので、私は急な謝罪にビックリして
 「急にどうしたの?」と聞きました。
 「AとB(娘の名前)から手紙をもらって心を改めた…」と夫が言うので、手紙を見せてもらうことにしました。

 するとそこには、覚えたばかりのつたない文字で、折り紙の裏に手紙が書いてあったのです。
 「パパへ いつもおしごとしてくれてありがとう。つかれているよね。
 でもママも たくさんおしごとしているよ。もうすこし ママをてつだってあげてね。
 そうしないと、ママがしんじゃうよ。
 おねがいだから ママをたすけてあげてください」と書いてあったのです。

 娘達が私のことを思い、一生懸命書いてくれたと思うと、胸が熱くなりました。

 そばで様子を見ていた娘達を引き寄せて、思いっきり抱きしめ
 「ありがとう。ママを見ていてくれたんだね。大好きだよ!」と伝えると、娘達もニコニコ笑顔で
 「大好きだよ!」と言ってくれました。

夫の変化は娘達のおかげ

写真AC

 それ以来、夫は私が家事をお願いすると、嫌々ながらも手伝ってくれるようになり、休日の皿洗いは率先してやってくれるようになりました。

 夫は
 「娘達から初めてもらった手紙で、大事なことを教えてもらった」と、娘達に感謝しているようです。

 現在は9歳になった娘達。今でも、私の1番の味方です!

(ファンファン福岡公式ライター / miyuki)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次