告白を保留にする理由は?返事を待つときの過ごし方と成功率を高めるアプローチ方法

 勇気を出して告白したのに、答えを保留にされると不安でたまらなくなってしまうのも無理はありません。

 どのくらいの期間待つべきなのか、待っている間はどのような気持ちでいるべきなのか、迷ってしまうでしょう。

 この記事では、告白を保留する側の心理と、保留にされたときの過ごし方を紹介します。

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告白を保留にする理由

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 そもそも、告白されてすぐに返事ができず、答えを保留にしてしまう理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

 好意をもっている相手だったらすぐにでも返事ができるはず。しかし、告白された側の心理はそう簡単ではないのかもしれません。

 告白を保留にする男性心理を紹介します。

急なことで驚いてしまった

 考えられる理由のひとつに、「あなたから告白されることをまったく予想していなかった」というものがあります。

 友達期間が長かった場合や、恋愛対象として見たことがなかった場合などが該当するかもしれません。

 突然の告白で嬉しい気持ちはあったものの、恋人として付き合っていけるかじっくり考えたいので、返事を保留にした可能性があるでしょう。

今までの関係を崩したくない

 今まで友達や同僚、趣味仲間として、仲よく過ごしていた間柄のふたりにはあり得るパターンです。

 恋人同士になることでこれまで通りの関係ではいられなくなってしまうのではないか、といった気持ちから、告白の返事を迷っているのかもしれません。

 友達としては最高の相手だけれど、恋人としてうまくやっていける自信を持てないでいることも考えられるでしょう。

女性と付き合う自信がない

 あなたに好意があり、付き合いたいとは考えているものの、恋愛経験が少ないことや過去のトラウマ、自分への自信のなさが原因で迷っているのかもしれません。

 「こんな自分が女性と付き合ってもうまくいくわけがない」「付き合ってもすぐに嫌われてしまうに違いない」など、ネガティブなことを考えて踏み出せずにいるのです。

ほかの人と比較したい

 実はほかに気になる相手がいるケースです。恋人候補を探していていい感じの相手が見つかった、あるいは本命の女性には彼氏がいるなどの場合が考えられます。

 その相手との関係が進展するかしないかで、あなたからの告白を受けるかどうか考えている可能性もあります。

 つまりは、相手とうまくいかなければあなたと付き合い、相手とうまくいけば断ろうとしているのかもしれません。

付き合う気はないけど気まずくなりたくなかった

 告白を断るつもりだけれど、その場で断ると気まずい雰囲気になってしまうので、とりあえずは保留にしたというパターンもあります。

 この場合、告白は断る前提で、ただその場しのぎで保留にしただけなので、今後付き合える可能性はあまりないと考えられます。

返事を待つ保留期間にすべきこと

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 保留期間が長くなればなるほど、フラれてしまうのではないか、といったネガティブな思考で気持ちも沈んでしまうでしょう。

 保留期間に後押しすることで成功するケースもあるので、ただ待つだけでなく前向きに行動してみることが大事です。

お礼を伝える

 まずは、返事を考えてくれていることに対して、必ずお礼を伝えるようにしましょう。彼はあなたとの関係や自分の気持ちと向き合い、答えを出そうと真剣に考えてくれています。

 すぐに即答できなかった彼の気持ちに寄り添い、返事をくれなかったことを責めるようなことは避けるのがベターです。

適度に連絡を取り続ける

 毎日連絡をすると面倒くさいと思われてしまう可能性があるので、たまに連絡をする程度にするのがおすすめです。

 まったく連絡を取らずに彼の返事を待つのもありですが、音信不通の期間が長くなると告白をなかったことにされてしまう可能性があります。

 告白の返事がよいものでなかったとしても、返事ははっきり聞かせてほしいですよね。なあなあにされてごまかされるのを防ぐためにも、気まずい雰囲気を作らないためにも、今まで通りにたまに連絡は取るようにするとよいでしょう。

アプローチは続ける

 彼が告白の保留にしているのは、あと一歩の決め手となるものが足りないからかもしれません。

 そんなときあなたからアプローチをすれば、「こんなに思ってくれるなら付き合ってみよう」と感じてもらえる可能性があるのです。

  • この間も伝えたけど、やっぱり〇〇くんのことが好きだよ
  • 〇〇くんの△△なところが好き
  • これから先も一緒にいられたら嬉しいな

 これらの言葉で、あなたの気持ちが変わらないことをアピールしてみましょう。あなたの真剣で強い思いが伝われば、彼も安心して告白を受けることができるでしょう。

いつもと同じ態度で接する

 対面で会う機会がある場合には、気まずい雰囲気を作らず今まで通りに接するよう心がけてみてください。

 彼は「告白を保留にしているから話しかけにくい」と引け目を感じてしまっているかもしれません。できればあなたは今まで通りの態度を取り、あなたから話しかけるようにするとよいでしょう。

返事を急かさない

 保留にされる時間が長くなると、不安は増し、返事を急かしたくなってしまうのは当然です。

 いよいよ待つのがつらくなったり、そのことばかり考えてほかのことに手がつかなくなったりするようなら、やんわりと返事を急かしてもよいでしょう。

 しかし、責めるような口調にならないように要注意。

  • 急かすようで申し訳ないんだけど、待つのがつらいから告白の返事を聞いてもいい?
  • 断るつもりならはっきり言ってくれて構わないよ
  • 考えてくれているのにごめんね。いつまでに答えが出そうかな?

 など、責める意図はないことを付け加えたうえで、催促してみるとよいかもしれません。

長期返事がなければあきらめるタイミングかも

 保留期間が1カ月以上になった場合は、次の恋を探すタイミングかもしれません。

 連絡をしても返事がなかったり、「もうそろそろ返事がほしい」と伝えてもごまかされたりするようなら、脈なしの可能性が高いです。

 いつまでも待ち続けるのは苦しいことなので、「彼とはご縁がなかったんだ」「もっと私に会うパートナーがいるはず」と割り切ってしまうのも方法のひとつです。

告白を保留にしたいときに気をつけるべきこと

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 反対にこちらが告白された側で、すぐに返事ができないとき、告白を保留にしたいと考えることもあるでしょう。

 そんなときは以下の項目に注意して考える時間をもらうようにしてくださいね。

告白に対してのお礼は必ずする

 告白はとても勇気のいることですよね。勇気を振り絞って告白してくれた彼には、まずお礼を伝えましょう。

  • 告白してくれてありがとう。考えたいから少し時間がほしいです。
  • 〇〇日までには返事をするので、待っててもらえますか?

 など、具体的な日にちを伝えると彼は安心するでしょう。

 友達関係を壊したくなかった場合など、内心「告白されたくなかった……」と思うこともあるかもしれません。しかし、その感情は隠して必ずお礼はするようにしてくださいね。

あいまいな態度のままごまかさない

 付き合うつもりがない場合、告白を断るほうもつらいものです。できれば返事を保留にしたまま、相手があきらめてくれるのを待ちたいと考えてしまうこともあるでしょう。

 しかし思いを伝えてくれた彼に対して、不誠実な態度を取るのはおすすめできません。

 返事をあいまいにしたまま音信不通になったり、長期間放置したりするようなことは避け、しっかり返事をしましょう。

周囲に言いふらさない

 まだ答えが出ていない段階で、彼に告白されたことをまわりに言いふらすのはよくありません。

 付き合うことになったのならよいのですが、まだ保留期間なのに「告白されたんだよね」「付き合うか迷っているんだよね」などと言いふらすと、彼の耳に入ったとき彼はショックを受けてしまうはず。

 ひとりで抱え込むのがつらいときは、信頼できる相手にだけ打ち明けて、アドバイスを求めるとよいでしょう。

なるべく早い返事を心がける

 反対の立場になって考えると想像しやすいと思いますが、彼はあなたからの返答を緊張したまま今か今かと待っているはずです。

 待つ期間が1週間でも長く感じるのに、何の音沙汰もないまま2週間や1カ月が経ってしまうと、彼を深く傷つけてしまうでしょう。

 なかなか答えを出すのが難しいかもしれませんが、できるだけ早い返事を心がけることが大切です。

告白を保留にされたときは適度なアプローチが有効

 告白を保留にする心理はさまざまあり、脈なしと決まったわけではありません。やりすぎには注意ですが、適度に連絡を取り、アプローチを続けることで保留から成功に変わることもあり得ます。

 彼がどの点で迷っているのか、何を不安に思っているのかを見極めることができれば告白の成功率もアップします。

 急かさず、彼の気持ちを尊重しながら、アピールをしてみましょう。

(ファンファン福岡公式ライター / Akane)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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