福岡市美術館で開催中の展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」では、ミュシャの名画をモチーフにしたボールペン「タッチミー！アートペン」計3種を発売しています。制作したのは環境にやさしい文具を開発する「ぺノン」（本社・東京）です。
「タッチミー！アートペン」とは
「タッチミー！アートペン」は、ぺノンが独自に開発した印刷技術で、名画の筆致をリアルに再現しています。薄いインクの重なりにより、ペンに名画の世界観を凝縮しています。
エシカルであることにも配慮しています。ペンの本体には、伐採した量以上の植林が約束された「森林認証」を受けた木材を採用しています。商品パッケージにもプラスチックは使っていません。使い切った芯は回収・再生しています。大切に長く使ってもらいたいとの願いが込められています。下記に「ミュシャ展」で販売中の3種類を紹介します。いずれも1,500円（税込）で、福岡市美術館2階の特別展示室内物販コーナーで販売されています。物販コーナーへの入場には、展覧会チケットの購入が必要です。
アートペン１：演劇ポスター「ジスモンダ」
ミュシャの代表作として知られるポスターです。女優サラ・ベルナール主演の舞台劇「ジスモンダ」のクライマックスシーンを象徴する神秘的な表情にフォーカスしながら、背景に描かれているアーチ状の窓、衣装の細かな装飾まで立体化しています。ミュシャ独特の繊細な筆致を感じる一本です。
装飾パネル「夏」のアートペン
春夏秋冬を擬人化した四季シリーズの一つです。暑い夏の日を思わせる澄んだ空の下、女性が木に寄りかかりながら、こちらを見つめています。丸みを帯びた起伏をつけて肉感的な体のラインを浮き立たせました。女性の唇とそこに当てた親指に高低差をつけたことで、見る角度によって表情が変わるように感じられるのも特徴です。
シャンパーニュのポスター「ホワイトスター」
ピンク色のドレスに身を包み、たわわに実ったブドウの房を手にした女性が微笑む作品は、有名なシャンパン・メゾンのために描き下ろした商品ポスターです。ブドウの葉や、女性の髪の動き、やわらかいドレープにもそれぞれ細やかな凹凸をつけ、まるで本物の彫刻作品のような躍動感があります。可憐とエレガントが融合した特別な一本です。
「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」開催概要
会期： 4月8日（土）～6月4日（日）（月曜休館）
会場：福岡市美術館（〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6）
開場時間：9時30分～17時30分 （最終入場は30分前まで）
観覧券 ：一般1,700円（1,500円）、高大生1,000円（800円）、小中生600円（400円）
（ ）内は前売、20人以上の団体料金です。学生の方は入場の際、学生証などを提示ください。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は前売料金で入場可(要証明)
【商品に関するお問い合わせ】
ぺノン
info@penon.co.jp
