<何でも話しちゃう息子>義母に絶対聞かれたくなかった話まで! 場の空気が凍り付いた体験

 子どもって、親の事を本当によく見ていますね。特に口が達者な息子は、わが家の恥ずかしいエピソードを周囲に暴露してしまうことが日常茶飯事。しかし義母が家に遊びに来た時に、まさかあんな事まで口にするとは思いもよりませんでした。今も忘れられない、息子が3歳の時の衝撃事件です。 

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口が達者な息子

写真AC

 わが家の息子はおしゃべりが大好きです。そして、とても口達者です。誰に似たのかって? それはまぎれもなく私だと思っています。

 夫は土日も仕事に行くことが多く、休日もワンオペ育児だった私。息子が小さな頃から、学生時代の集まり等に良く連れていきました。夫の愚痴や、仕事の事、ダイエットや美容… と話題の尽きない女子会を見つめていた幼い息子。

 気づけば3歳頃には、トークの輪に入るようになっていました。

女子トークにも入ってきて…

 そんな息子を盛り上げるように、私の友人達も次々と話題をふってきます。
友人 「〇〇くーん。好きな食べ物はなあに?」
息子 「ママが作るハンバーグだよ!」
友人 「えっ、ママお仕事してるのに、ハンバーグ作ってくれるの?! すごいね」
息子 「ううん、冷凍庫にあるハンバーグをレンジであっためるだけ。みんなもそうやって作るんでしょ?」
 確かに間違ってはいないし、紛れもない事実です。しかし、わざわざ声を大にして言う事でもないのでは…?! と苦笑いの一同です。

 調子に乗ってきた息子は、聞かれてないのに話し始めます。
息子 「あとねえ、ぼくのママいつもシャツのわきに白い紙はってるの。ベリベリってやつ!」 

 脇汗から出るにおいを予防する為、ひそかに貼っている脇汗パットの事です。
 「へ、へええ~」と友人たち。ああ、これを聞いているのが私と年齢の近い女子だけで良かった。と胸をなでおろす私です。

まさか、義母にあんな事を話しちゃうなんて!

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 日々の手抜き料理や、脇汗パットについての話ならまだかわいいものです。これも息子が3歳の時、義母がわが家に遊びにきた際に、衝撃の事件が起こります。義母、私、息子の3人でおやつを食べていると、突然
 「ねえねえおばあちゃん! この前パパとママ、はだかでねんねしてたんだよ♪」今日の天気でも話すかのように、さらりと笑顔で言い放つではありませんか!

 それを聞いた義母は
 「あらあら~。そ、そ、そうなのね。暑かったのかしらね! ホホホホホ」赤面しながらも、絶妙な返しをしてくれるのでした。
 「そうかなあ、いま冬だけど?」と真顔で答える息子。 

 その場にいても立ってもいられなくなった私は、特に用事もないのにキッチンへ立ちウロウロするしかない状況に。 義母もどうして良いかわからない様子で、5分前に行ったはずのトイレに立ったりと、部屋中に妙な空気が流れてしまいました。

 その夜、帰宅した夫に息子の発言について報告すると
 「次回おふくろに会うのきまずいな…」

 いえいえ、その場にいた私の方が気まずかったですから! と心の中でつっ込みを入れる私なのでありました。

その後、私が気を付けていること

 そんな暴露話をした息子も、今は7歳。

 当時の反省をふまえ、私が何かやらかしてしまった際は
 「これは、おうちだけのナイショだよ!」と言い聞かせ、予防線を張るようにしています。その甲斐あってか(?)みんなの前で、赤面するような事は暴露されなくなってきました。

 とはいえ子ども同士の会話では、各家庭の暴露話が今でも繰り広げられているんじゃないかとヒヤヒヤしている私なのでした。

(ファンファン福岡公式ライター / きまこ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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