リッチモンドホテル福岡天神(福岡市中央区渡辺通)1階のカフェレストラン「Royal Garden Cafe(ロイヤルガーデンカフェ)天神」がコロナ禍での休業を経て4月12日、通常営業を再開しました。注目したいのは、久原醤油(久原本家グループ、福岡県久山町)とコラボレーションした料理。朝食ビュッフェのほか、グランドメニューにご当地の味がお目見えしたと聞き、試食会に行ってきました!
久原醤油×Royal Garden Cafeで福岡印の朝ごはん
オープンキッチンスタイルの店内には、朝食ビュッフェのメニューがずらりと並んでいました。その数は和、洋合わせて約50品。まずはお目当ての久原醤油とのコラボメニューをチェックします♪
久原醤油といえば、化学調味料・保存料を使わないだしをはじめ、焼きあご(トビウオ)のうまみにこだわった「あごだしつゆ」などで広く知られています。この日お披露目されたコラボメニューは15品、大ぶりの鉢に盛られた福岡の郷土料理「筑前煮」、小松菜やナスの「揚げびたし」、「あごだしの唐揚げ」など。目印に「久原」マークが付けてあるのですぐに分かります。
なんと鍋で温められた「水炊き」もあって、白濁スープの中には鶏肉と野菜がたっぷり。朝から福岡を代表する食を満喫できますね。
実食! 焼きたて「だし巻き風オムレツ」、香りふくよか「ごま鯛茶漬け」堪能
欲張らないように少しずつ、でもいろいろ食べたい! ということで吟味を重ねた上でテーブルに運んだのが上記写真。「かしわ飯」やみそ汁、浅漬けも久原の調味料が使われているそうなので外せませんね。コラボメニューではありませんが、焼き鮭、塩さば、しっかり味の「いわし明太(めんたい)」と3種類そろった焼き魚も高ポイント。ご飯をお代わりしたくなるほど箸が進みました。
ほかにも、めんたいこは「ふくや」、米は県産の「夢つくし」と、福岡の味が満載です。
中でも気に入ったのが「だし巻き風(ふう)オムレツ」。卵は福岡県鞍手町・野上養鶏場のブランド卵「味宝卵(みほうらん)」で、そこに久原醤油のだしが使われています。注文して焼いてもらえるので、ふっくら出来たてを味わうことができます。口に運ぶと、とっても滑らか。そしてだしの味わいをしっかり感じます。
サラダバーの野菜やフルーツは、福岡県内の契約農園から取り寄せていて新鮮そのもの。どの農園から届いたのか、ボードに書かれています。この日は、サニーレタスが柳川市の「かばしま農園」、レッドビーツやサラダ春菊は久留米市「ならはら菜園」、清見オレンジは糸島市「久保田農園」でした。
ちょっと食べ過ぎたかな? と思いながらも、つい手が伸びたのが「ごま鯛(たい)茶漬け」。
ごまじょうゆで和えたタイの刺し身を白ご飯にのせ、熱々のだしをかけていただきます。湯気と一緒に上ってくるふくよかなだしの香りに刺激され、さらりと平らげてしまいました。
魅惑のパンケーキ♡ 午後3時以降に注目したい限定メニューも
今回はコラボメニューを中心に和の料理を満喫しましたが、「朝はパンで」という人が楽しめるメニューもしっかり確認しました。
そして焼きたてが提供されるパンケーキ、これはぜひとも食したい一品です。
午後3時からのグランドメニューのおすすめは「塩焼きちゃんぽん」「味宝卵のTKG(卵かけご飯)」「ごま鯛茶漬け」というご当地メニュー3品。このカフェレストランを運営するロイヤルフードサービスの清原志珠さんが「お酒の後の締めにもピッタリですよ」と教えてくれました。
さらに全国で展開されるRoyal Garden Cafeの中で天神店だけで味わえる限定メニューが「真鯛のフィッシュ&チップス」「ハーブ鶏のロースト クラフトコーラソース」。夜のお酒のお供によさそうです。
再開したRoyal Garden Cafe 天神には、朝食をはじめ食の楽しみがいっぱいです!
Royal Garden Cafe 天神
住所:福岡市中央区渡辺通4-8-25 リッチモンドホテル福岡天神1階
営業:12:00~21:30(L.O.21:00)
【朝食ビュッフェ】6:30~10:00(最終入場9:30)
大人2,500円、小学生1,200円、幼児無料
問い合わせ:Royal Garden Cafe 天神
電話:092-738-2606