映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ジャパンプレミアレポ!西野七瀬さん・よゐこさんら登壇

 日本では4月28日(金)から全国公開される映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。日本の公開より一足早く、海外では全米初登場No.1(※)を記録、ワールドワイドにおいてもアニメーション映画のオープニングとして歴代新記録を樹立し、ついに全世界興行収入1,000億円を突破!まさに世界を席巻中です。(※Box Office Mojo 調べ)

 迫る4月28日(金)の日本公開に先駆けてジャパンプレミアが開催され、本作の共同プロデューサーである“マリオの生みの親”で任天堂代表取締役フェロー宮本茂氏と、アニメ制作会社イルミネーションCEOのクリス・メレダンドリ氏が登壇。共同監督のアーロン・ホーヴァス監督とマイケル・ジェレニック監督、そして脚本家のマット・フォーゲル氏も緊急来日。さらに、本作のアンバサダーの西野七瀬さんや、マリオファン代表ゲストとしてよゐこのお二人も会場に駆けつけました。イベント開催時の様子をお届けします。

©️OKUNO KAZUHIKO
目次

マリオ誕生のここ、日本でついにお披露目!イベントレポート

 特製キノピオうちわを持ってジャパンプレミア上映を心待ちにするマリオファンたちの前に、クリス・メレダンドリ氏と宮本茂氏のお二人が登場! 会場からは割れんばかりの拍手が響きます。

 アニメーション映画として世界で歴代NO.1の大ヒットを記録している本作が、マリオ誕生のここ、日本でついに本作をお披露目できることについて聞かれると宮本氏は「僕にとっては初めてのアニメーションデビュー。それをこんなに派手に飾らせてもらっていいのかと…。クリスさんのお陰だと思って感謝しております。」とまず共同プロデューサーであるクリス氏へ感謝の想いを伝えました。クリス氏は日本のファンに向け「(日本語で)こんにちは、クリスです!」とご挨拶。「皆さんの前に立ててワクワクしています。この映画をここまで旅をさせていただきありがとうございます。今作を任天堂とパートナーとして制作出来たこと、個人的にも宮本さんと一緒に制作ができたことを嬉しく思っています。」と日本のファンと宮本氏へ感謝を伝えました。

© 2023 Nintendo and Universal Studios

 MCよりマリオの映画が生まれたきっかけについて聞かれると宮本氏は「10年くらい前にクリスさんと会う機会があって、話してみると私のゲームの作り方とクリスさんのアニメの作り方が似ているという話で盛り上がったんです。それなら一緒に映画を作ってみたら面白いんじゃないか、というところから企画がスタートしました。」と説明。クリス氏は「16年前にイルミネーションを立ち上げてすぐに、日本のプロデューサーやクリエイターたちにお会いしたくて日本に来ました。当時から日本の方と協業したいという願いがありました。2014年に宮本さんにお会いできると聞いて飛びつきました。そこから始まり、今夜この舞台に立つことができました。」と日本のクリエイターへのリスペクトと映画制作の経緯を明かしました。

 続いて、本作のアンバサダー 西野七瀬さんと、マリオファン代表 よゐこの濱口優さん、有野晋哉さんがキノピオで埋め尽くされた会場を眺めながら登壇。待ちに待った映画の完成について聞かれると西野さんは「観る前から期待していたけど、期待をはるかに超えて、没入感がすごい!(作品を観る前のお客様に対して)観る前のワクワクが羨ましいです。」とコメント。濱口さんは「どう映画になっていくんだろう・・・と思っていましたが、見事です! どの世代が見ても楽しめます。素晴らしいと思います」と興奮気味にコメントし、有野さんは「どのシリーズのゲームも入っていて楽しめるので、ポップコーンを食べる暇がないと思います(笑)監督を褒めたいと思います!」と製作陣を称賛しました。

ゲストの3人から質問コーナー!

© 2023 Nintendo and Universal Studios

 世界的なクリエイターである宮本氏・クリス氏と話ができる絶好の機会とあって、ゲストの3人からずっと聞きたかったことを質問することに。

<質問1>
西野さん「宮本さんとクリスさんがマリオを制作する際にどんなお話をしながらこの作品を作り上げたのでしょうか?」
宮本氏「“ゲームが好きな人を裏切らない”そして“ゲームを知らない人も楽しめる”作品をどう作ろうか、ということを話しました。色々案を練って、結論としてはリビングで家族揃って楽しんでいるかのような時間を作ろうということになりました。」
クリス氏「宮本さんと任天堂のチームの方々と全ての要素について話し合いました。デザイン、アニメーション、ストーリー、音楽についてフィルムメーカーとも一丸になって細部にまでこだわって製作しました。」
西野さん「本当に細かいところまで散りばめられているこだわりを感じられたので、1回じゃ追いきれない部分もあると思いました。」
宮本氏「すごく大事なことを言いましたね!本当に音楽も凄くいい、何回も観て欲しいと思います。」

<質問2>
濱口さん「マリオのストーリーを映像化するにあたり、一番こだわったところはどこですか?」
宮本氏「わかりやすく、マリオ大好きな人たちが観にきて、これは自分の大好きなマリオだと思ってもらえるかどうかにこだわりました。このスクリーン上で人間として違和感がないように観てもらえるようひたすら考えました。」
クリス氏「オリジナルのキャラクターをちゃんと表現できるかということに加えて、映画オリジナルの要素を加えるようにしました。大きなスクリーンでこのマリオを観た時に生きているキャラクターだと感じてもらいたいと考えました。制作陣がマリオのファンを代表して細部にまでこだわってくれた。オリジナルのデザインと良さを生かしているかということを確認しながら進めました。」
宮本氏「パリにいる600人のスタッフもみんなマリオファン。そういった人たちに支えられていました。」

<質問3>
有野さん「マリオのゲームの思い出があれば教えてください」
クリス氏「最初のマリオとの出会いは「スーパーマリオワールド」でした。会社が忙しかった頃、息子を会社に来させたくて会社にマリオのゲームを用意したことを覚えています。仕事をしながら同時に親でいることを両立させました。」

 最後のフォトセッションの際には会場中のマリオファンに拍手と笑顔で迎えられ、マリオとルイージが舞台に登場!!!
西野さんの「ヒア、ウィー、ゴー!」の掛け声に合わせてゲスト全員でマリオポーズを決めると舞台袖からカラフルなテープが飛び出し、大興奮のうちに幕を閉じました。
これからどんどん暖かくなる日本に「マリオ旋風」が巻き起こることを予感させる、大盛り上がりのイベントとなりました。

「スーパーマリオシアター」がオープン!

 映画公開を記念して、全国5カ所のTOHOシネマズに「スーパーマリオシアター」が期間限定でオープン!シアターの入り口や座席などが本作限定のデザインに。九州の映画館では「TOHOシネマズららぽーと福岡」のみの実施となります。

©2023 Nintendo and Universal Studios

■4月28日(金)~5月7日(日)
場所 TOHOシネマズららぽーと福岡(福岡市博多区那珂6-23-1 4階)
料金 通常料金(一般1,900円、大学生1,500円、高校生~幼児1,000円)+200円
※詳細は公式サイトから確認を
問い合わせ TOHOシネマズららぽーと福岡
電話 050-6868-5073

 映画館でマリオたちと未知なる冒険へ!「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は2023年4月28日(金)より、T・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、TOHOシネマズららぽーと福岡、ユナイテッド・シネマ 福岡ももち ほかにて全国ロードショーです。

映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」

©2023 Nintendo and Universal Studios

公開日:4月28日(金)
原題:THE SUPER MARIO BROS. MOVIE

声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラックキーガン=マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン他

監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
脚本: マシュー・フォーゲル
製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、 宮本茂(任天堂)
日本語版吹替声優: (マリオ)宮野真守、(ピーチ姫)志田有彩、(ルイージ)畠中祐、(クッパ)三宅健太、(キノピオ)関智一、(ドンキーコング)武田幸史

配給 :東宝東和

<上映劇場(福岡県)>
T・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、TOHOシネマズららぽーと福岡、ユナイテッド・シネマ 福岡ももち ほか

© 2023 Nintendo and Universal Studios

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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