「アジア太平洋こども会議イン福岡」ホストファミリー募集!

 世界との繋がりを福岡の家庭から! NPO法人アジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)からホストファミリー募集のお知らせです。

目次

小さな国際交流から生まれる家族の絆

アジア太平洋こども会議イン福岡 ホストファミリー募集

 NPO法人アジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)は、32年にわたり30を超える国と地域から11歳の「こども大使」と引率者(大人)を福岡に招き、日本の生活や文化を体験してもらう「ブリッジサマーキャンプ」を開催しています。その際のホストファミリーとして7年にわたり外国人を受け入れてきた喜多村路子さんのケースを紹介します。

出典:アジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)

 久留米市在住。2012年からAPCC主催「ブリッジサマーキャンプ」のホストファミリーに。夫、長女、次女、夫の母の5人家族。

“言葉の壁”も問題なし 気負わず、家族のように迎えたい

 「小学校3年生だった長女が学校からホストファミリー募集のチラシを持って帰ってきて、“ やりたい”と言ったのが始まり。家族全員英語もできないけど、子どもがやりたいんだったらと、深く考えずに応募したんです(笑)」ときっかけを語る喜多村さん。これまで、タイ、韓国、タヒチ、ラオスの引率者、モンゴルと中国のこども大使を受け入れてきたそうです。

出典:アジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)

 “ 言葉の壁”は問題なかった? と尋ねると「なんとかなるもんですよ。日本語のままで話すこともあります」と笑顔。でも、初回は少し反省したことがあったとか。  「迎える前に掃除しなきゃとか、ここへ連れて行こうとか、かなり気合いを入れてしまって、終わったらどっと疲れてしまったんです。これでは続かないと、次からはあまり気を使い過ぎないようにしました。相手も慣れない地に来て疲れていることが多いと分かり、自分の家のようにリラックスしてくれたらいいと今は思っています。それにこども大使も引率者も、日本の“普通の生活”に触れるだけですごく新鮮なようですよ」。

回を重ねるごとに広がるつながり、深まる家族の絆

 喜多村さんは今年もホストファミリーに応募するそうです。  「長女は高校1年生になり、この夏はボランティアスタッフに。今年は小4の次女がホストフレンドになりたいと張り切っています。一番やってよかったなと思うのは、ホームステイの受け入れを始めて、家族みんなで共有する話題ができたこと。自国に帰った人から、今でも誕生日やクリスマスにメッセージが届くのも、家族で盛り上がれてうれしいですね。ホストファミリー同士のつながりもできました」。  1つの小さな国際交流から、さまざまな喜びが生まれているようです。

出典:アジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)

ブリッジサマーキャンプ2020 ホームステイプログラム ホストファミリー募集

ホームステイ期間:7月15日(水)~21日(火) 募集家庭数:約240家庭 〈こども大使190家庭、引率者(大人)50家庭〉 応募方法:下記APCCのホームページから申し込みを 締め切り:2月14日(金)18:00 応募条件 ・福岡県在住の家庭 ・こども大使受け入れの場合、ホームステイ期間中寝食を共にできる11歳前後の子どもがいる家庭。引率者受け入れの場合は家族構成を問いません ※受け入れ決定後、参加費として1家族あたり1,000円が必要 ※詳細はAPCCのHPで確認を 問い合わせ:APCC(福岡市中央区天神1-10-1 福岡市役所北別館5階) 電話:092-734-7700(平日10:00~18:45)

アジア太平洋こども会議・イン福岡

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