【今泉ランチ】「ワイン食堂 根」デニムのエプロン2人が醸す心地よさ&おいしさ

 福岡市中央区今泉エリアは天神から徒歩3~8分です。ほぼ直角三角形をした今泉公園のまわりには、ゆるやかで小粋な空気が流れています。路地裏には素敵なお店がそこここに。この日は「ワイン食堂 根(こん)」へ、ファンファン福岡編集部員2人で行きました。

「ワイン食堂 根」のほがらかなスタッフ
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ランチは3種類、イタリアかフランスか… それが問題だ

メニューは3種類。どれにする?

 「ワイン食堂 根」はドン・キホーテ福岡天神店の裏、小道にたたずんでいます。おいしい自然派ワインとこだわりの野菜が自慢です。

 カウンター席ならキッチンがのぞけて楽しそうです。棚から下がるワイングラス越しに新緑が透け、目がいやされます。ああワイン…と思いつつ、ランチは3択です。編集部員Hは「シェフの気まぐれパスタセット」(税込1,300円)、Cは「ガレットプレート」(税込1,200円)にしました。

もちもち生麺にトマトソースのからみが最高だった

パスタセットのミニサラダ

   パスタセットのミニサラダです。ど、どこがミニ!野菜はオーガニックのものを取り寄せているそうです。

もちもち生麺のパスタ

 本日のパスタは鶏むね肉とからし菜のトマトソースでした。からし菜がいきいき、元気いっぱいです。

 「トマトソースはトマトのうまみがしっかりと出ていて、もちもちの生麺とのからみが最高です。鶏むね肉はパサつきがなくしっとり、しかもゴロゴロ入っていたので「肉感」がありましたよ」とは編集部員Hの食レポです。

 からし菜は飾りのようで、ほのかな苦みがアクセント、いい仕事っぷりだったようです。

ガレットはブルターニュが香る「コンプレット」タイプ

ガレットプレートにも野菜たっぷり

 ガレットは仏ブルターニュ地方の名物で、そば粉の生地を薄く焼いた「お食事クレープ」です。卵とチーズ、生ハムの組み合わせはフランス語で「コンプレット(complète=完全な、の意味)」と呼ばれる大定番で、惜しみなくシュレッドされたチーズがとろけてたまりません。パリのモンパルナス駅近くで食べた味を思い出しました。

  野菜もしっかり添えられているのがうれしいですね。

カッサータは濃厚でほどよいサイズ

 デザートはイタリア・シチリア名物のカッサータです。ほどよいサイズで、ナッツやドライフルーツが詰まっています。濃厚で、エスプレッソにあうお味でした。

 女性にはちょうどよいボリュームと居心地のよさです。黒板には「生産者さんがこだわりを持って育てています」との言葉が添えられ、メニューが書かれていました。作り手への愛を感じます。とりわけ「タケノコとサマートリュフのリゾット」に目がくぎ付けで、狂喜乱舞しそうになったのは秘密です。夜に再訪するのが楽しみです。

ワイン食堂 根

住所:福岡市中央区今泉1-16-17 プロスペリタ今泉1F
電話:092-739-0126
営業時間:12:00〜23:00
定休日:なし
席数:60席

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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