【参観日の大失敗】「ママかわいくない!」と娘が怒った意外な理由は?

 幼稚園の参観日での出来事です。フォーマルを着て参加した入園式と違い、ラフな格好で良い参観日。気軽な気持ちで幼稚園に向かったのですが… 「ママ、かわいくない!」と娘は機嫌を損ねてしまいます。その原因となったのは、意外な盲点でした。

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初めての参観日!

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 幼稚園に通う娘はおしゃれが大好きです。毎朝、髪を結ぶリボンや飾りを自分で選ぶ徹底ぶりでした。

 初めての参観日も、娘は
 「ママ、ぜったいこのふくにしてね!」と私の服装まで決めてから、幼稚園バスに乗りこんでいきました。

 娘を送り出した後、私は室内履きが必要だったのを思い出し、来客用にと100円均一で買っていた普通のグレーのスリッパを鞄に入れて、幼稚園へ向かいました。

 入園式は園庭で行われたため、教室に入るのはこの日が初めて。初対面のママやパパ達と交流しながら、小さな椅子の並ぶ教室へ向かいます。

絶望的な顔をする娘 一体何が悪かったの?

 スリッパをはいて教室に入ると、それぞれの親の元に子ども達が駆け寄ってきます。娘もしばらくは私に気づかずに友達と遊んでいましたが、私の姿が視界に入ると、「ママー!」と駆け寄ってきました。
 「あのね、今日はね、すずでえんそうするんだよ!」と話しながらニコニコしていたのですが… 足元に視線を落とすと、突然キョロキョロし始めました。そしてぐっと私を睨んだのです。

 「どうしたの? 何か怒ってる?」
 そう聞いたのですが、直後に先生から集合の声がかかってしまいました。娘はむくれたまま椅子に座り、親はみんな壁際へ。他の子どもたちも席へ座りました。

 先生のお話を聞き、合奏が始まります。頑張って演奏はしてくれていましたが、娘はずっと不満そうに私を見つめています…。私は訳がわかりませんでした。

 演奏が終わると、自分の保護者の元へ戻るように、先生が子どもたちに呼びかけました。演奏に感動する保護者の元に、子どもたちは笑顔で駆け寄ります。しかし、娘はプリプリしながら私の元に戻ってきました。

「ママかわいくない」とむくれる娘

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 「上手だったね、緊張したかな?」と私が娘に声をかけると、娘はこう返したのです。
 「ママ、なんでそんなに足がかわいくないの?!」

 私の足? 娘はどうやらスリッパがお気に召さない様子。
 「ほかのママ、みんなかわいいよ! 丸くてリボンがついてるよ!」子どもたちに声をかけている、他のママの足元を見ると… 確かにみんなかわいい!

 ほとんどのママたちが、コンパクトに折りたためるバレエシューズのような室内履きをはいていたのです。レースやリボンがあしらわれた、女性らしいデザインのものでした。普通のスリッパをはいているのは、私とパパ達ぐらいで、娘はどうやらそれが気に食わなかったようです。

おしゃれは足元から

 「お子さん、こだわりが強いですね」と隣のママが笑ってくれ、ネット通販で安く売っていることを教えてくれました。
 その日のうちに娘に選んでもらい、小さくコンパクトになる、リボンのついた室内履きを購入。
 「つぎは、そのかわいいのをはいてね!」と言われ、今では幼稚園に行くたびに使っています。

 幼稚園や保育園、小学校では、室内履きが必要な行事も多くありますね。皆さんも、ダサいスリッパしかないようであれば、かわいい室内履きの購入も考えてみてください。

 意外と親子ともにテンションがあがる… かもしれませんよ?

(ファンファン福岡公式ライター / まゆり)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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