キャッシュレス生活を送るわが家ですが、どんぶり勘定すぎて赤字家計であることが判明! 一念発起して節約生活をスタートしたものの、なぜか夫がちょこちょこ現金を使い込むように…。レシートもいつも忘れたと言うし、おかしいなと思っていたある日のことです。
キャッシュレスで浮き彫りになったのは
コロナ禍で収入が不安定になったことから、節約を意識し始めたわが家。まず何にいくら使っているのかを把握するため現金支払いを止めました。
クレジットカードを夫婦で一本化、アプリで支払った金額・場所なども管理できるようになりとても便利になりました。
ところがこれまで夫には内緒にしていた 、ちょっと豪華なランチ代などもアプリから分かってしまうように。しかも夫も同じようにちょこちょこ散財しているのが分かり、ある日アプリを見て愕然! 夫婦2人分の外食費がすごい金額になっていたんです 。
節約が楽しくなってきた私は同時に口うるさくなっていき…
ここで私は一念発起! こんな家計管理では、7歳の息子の学費支払いや、老後の生活でいずれ火の車になるのは明らかです。
わが家の家計を確認したところ、一番ウエイトを占めていたのがやはり外食費。そこで、外食は止めて中食材(お惣菜やレトルトなど)を取り入れたり、飲み物は水筒持参するなどしてみたら、見事に家計は黒字に転向したのです! 節約が面白くなってきた私は常にアプリをチェック、夫が少しでもカフェなど利用していると口うるさく注意するようになりました。
すると、夫は外でカードを使う代わりに、しょっちゅう現金をねだってくるように…。夫が現金を使うペースを探ってみると、どうも1週間に数千円ずつ何かに使っているようでした。
夫の密かな楽しみとは?
一体どこで現金を使っているのか分からず、私が不思議に思い始めた頃のことです。夫は週末になると親子2人で公園などに出かけるのですが、夫と出かけた日は息子が夕食にあまり手をつけないことに気付きました。
ある日ふいに
「どうしたの? お腹の調子でも悪いの?」と私が聞いてみると、
「さっきアイス食べちゃったからね!」と息子があっけらかんと言うではありませんか!
「あっ、ナイショだって言っただろう!」と夫はアワアワ…。
話を聞いてみると、もともと大の甘党だった夫は、甘いものの食べ歩きやカフェの利用を私に止められストレスを溜めていた様子。
息子と出かけた先々での使い道を聞いたところ
「まず飲み物を買うだろ、コーヒーとジュース。それから白玉とかあんみつとかケーキを食べて、あと遊び終わった後は疲れてるからアイスとかかなあ…」ですって! バレると怒られるのでレシートを発行せず、現金支払いでわざわざ食べていたのだそうです。信じられません…。
夫と私の結論
この話を聞いて、最初は怒りがこみ上げていたのですが、よく考えたら私は甘いものを食べないアルコール愛好家。代わりに毎月ワインやビールなどで1万円近く使っています。
対して夫は、ほとんどお酒を飲まない甘党派。そう考えたら週末の甘いものくらいお互い様と言えるのかもしれません。子どもも普段は食べさせてもらえないスイーツを食べてご機嫌ですし、節約生活の中でのお楽しみ、ということになりました。
それにしても、夫の浮気を疑いもしなかった私。浮いた話がひとつも出てこないので、とりあえず 「浮気するなら相手の女性とワリカンにしてね!」と念のため伝えておいたのでした…。
(ファンファン福岡一般ライター/Amy)