【めんちゃんこ亭】福岡におけるコスパ最高の「一人飲み」に関する考察

 なんらかの事情や心境により、仕事帰りなど軽くお酒を飲みたいが、誰かを誘う気分でもない。そんな夜ってあるじゃないですか。そんな時に、ひとりでサクッと飲めるお店の選択肢を持っているということは大事。それが一番大事。今回はそんな時のベストプラクティスとして【博多めんちゃんこ亭】における一人飲みについて考察していきます。

目次

「一人飲み」を快適にするためのお店の条件とは?

 前述の通り、筆者(42歳・男性)は、特に30代後半からでしょうか、一人で飲みたい夜が時折訪れるようになりました。賑やかな場所も嫌いではないのですが、時には一人でぼけっと飲みながら「無」になる。その時間は一種のマインドフルネス。そんな際に私がセレクトするお店ですが、最近は以下の条件を重要視しています。

①コスパが良い
 モノの値段がとにかく高騰している昨今、特に私のような40代・小学生2人の子育て中という状況においては、飲みにおいてもコスパを気にせざるを得ません。かつては「コスパの良い店」の定義として「3,500円以内で満足できる店」と考えておりましたが、最近は(特に一人飲みにおいては)もっと抑えたい。「安くて、うまい」は大事です。それが一番大事。

②身体に優しい
 40代になると、体力の衰えを顕著に感じます。また油断するとブクブク太り、太ったら体調も悪くなり、あらゆるパフォーマンスに影響を及ぼします。「じゃあ、飲まなきゃいいじゃん」というのは至極真っ当な意見ですが、そういうことを言っているわけではないのです。一人飲みのセレクトにおいて「メニューが健康的であるか」は必要条件。健康的とは?の定義が難しいところではありますが、私の場合は「一人分でちょうど良い分量の食事があるか」「バランスの良いオーダーが可能か」あたりです。

③良い塩梅で孤独になれる
 一人飲みの際の心境としては、私の場合「一人で考え事をしたい」とか「自分だけのペースで飲みたい」とか、ようは「放っておいてほしい」ときが多いです。そのようなテンションにおいては「過剰な接客がない」「店員さんがほっといてくれる」、要は「ほどよく孤独になれること」も重要になります。

福岡で一人飲みをおこなう際の選択肢としての【めんちゃんこ亭】について

 前項を「一人飲みの際のお店に求める条件」と定義し、今回それに適したお店としてご提案差し上げるのが

ヤマナカリョウ

 みんな大好き「博多めんちゃんこ亭」です。この日は仕事を終えて、20時前に自宅最寄りの「六本松店」にお邪魔しました。

 福岡近郊にお住いの方には馴染み深いであろう、めんちゃんこ亭。この日も多くのお客さん(主にファミリー層)で賑わっていました。一般的には「ファミリーや友人同士で、めんちゃんこを中心とした食事を楽しむところ」という位置づけでしょうか(私も家族ともよく伺います)。しかしながら、私にとっては「一人飲みを楽しむ場所」でもあるのです。

【実録】ある日の、めんちゃんこ亭における私の一人飲み

 前振りが長くなりましたが、この日の私のオーダーをもって、めんちゃんこ亭における一人飲みのパフォーマンスの高さをレポートしていきたいと思います。

 まず基本情報として【めんちゃんこ亭 六本松店】では、こちらのタブレットを使用してオーダーをおこないます。

ヤマナカリョウ

 もう、この画面からして賑やかです。1人だけどパーティー気分!それではオーダースタート!

まずは「メガハイボールセット」よりはじめよ

 一人飲みのキックオフは、コスパも考慮しお得な「アルコール+つまみのセット」からはじめるのが定石です。めんちゃんこ亭においてセットの定番は「ギョウビー」。いわゆる餃子&ビールのセットでしょう。

ヤマナカリョウ

 しかし「健康志向」で、特に尿酸値を気にしている私は、最近極力ビールをさけて「メガハイボールセット(税込605円)」をオーダー。速攻でメガハイボール到着です。見てくださいこの重量感。

ヤマナカリョウ

 これはもう筋トレといっても過言ではないでしょう。飲酒しながら筋トレです。今日から飲酒界のミスターSASUKEを名乗りたいと思います。続いてセットの餃子5個が到着。

ヤマナカリョウ

 ベーシックながら間違いない味。肉と野菜と炭水化物を一挙にとれるため「栄養完全食」とも言われる餃子を食べて、メガハイで筋トレして、気分は完全なる健康体です。

居酒屋メニューの定番である「豚エッグ」はマスト

 めんちゃんこ亭の「居酒屋メニュー」は、264円・396円・484円と3つの価格帯がベース。非常にリーズナブルです。

ヤマナカリョウ

 このメニュー表以外にも、豊富な品ぞろえがあり、あれこれと選ぶのも楽しいですが、必ず頼むものはこいつです。

豚エッグ(264円)

ヤマナカリョウ

 中身は、豚とエッグ。超シンプルなゆえに特筆すべき特徴があるわけでもないのですが、もう、シンプルイズベストとはこのこと。

ヤマナカリョウ

 卵をぐしゃぐしゃにつぶして肉と混ぜ合わせながら、食べる。酒を飲む。うまい。もう、一切の無駄がありません!

「ほうれん草のソテー」でしっかりと野菜を採る

 こちらも定番で、「豚エッグ」と一緒に必ず頼むのが、こちら。

ほうれん草のソテー(396円)

 外食、一人飲みとなるとついつい野菜不足に陥ってしまいがちですが、このソテーでしっかりと採ります。こちらも味はスタンダードですが、バターとしっかり絡まった間違いない美味しさ。豚エッグとの相性も良く、交互に食べつつ、ハイボールを流し込みます。

追加のアルコールは「超炭酸マグハイボール」

 餃子を食べ終え、豚エッグとほうれん草のソテーをつまんでいるときに、一杯目のメガハイボールを飲み終わります。もちろん1杯では終われないのですが、2杯目以降はだいたいこいつを頼むことにしています。

超炭酸マグハイボール(242円)

ヤマナカリョウ

 ご覧の通り、キンキンに冷えたマグカップで、シュワシュワの超炭酸が楽しめるハイボール。「1杯242円」という価格も素晴らしい!4杯飲んでも1,000円以下ですよ。コスパ最高です!ぐいぐいと行ってしまいます!

おでんもまた、健康食である

 超炭酸マグハイボールを飲みながら、止まらなくなり、そうなるとつまみももう少し欲しくなります。そこで私がオーダーするのは「おでん」です。

ヤマナカリョウ

 めんちゃんこ亭のおでんは【1コ 132円】とリーズナブルなうえ、私の持論では頼み方によっては、おでんもヘルシー食。この日は、大根・牛すじ・厚揚げをオーダー。

ヤマナカリョウ

 全体的に茶色いですが、脂っこくもなく、野菜も、豆腐もしっかりとることができます。これらをつまみながら、引き続きマグハイボールを飲み続けていたら、すっかり良い感じに・・・。

 いかん、これは会計をせんと延々と飲んでしまうと、タブレットの「お会計ボタン」を押しました。

この日のお会計は「2,387円」!

 十分満足できるほどに飲んで食べて、結構できあがってきたにも関わらず、この日のお会計は「2,387円」でした。結構な時間滞在したことを考えても、コスパ最高!今日も良き一人飲みを繰り広げた・・・と感慨に浸っていたところ。

会計を終えた自分の後ろに知人夫婦が立っていました。どうやら、この近くで飲んでいた模様。「せっかくなんで、このままどっか飲み行きますか!」と誘われるがまま、近隣のお店を3軒はしごし、しっかりと酩酊して、お金と記憶を失ったのでした。

                           <<<完>>>

博多めんちゃんこ亭 六本松店

住所     福岡市中央区六本松2-6-9
電話番号 092-716-6157
営業時間 月〜木、日祝日:11:00〜翌3:00(O.S.2:30)
     金、土、祝日前:11:00〜翌4:00(O.S.3:30)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

惑える40代。飲み歩き・食べ歩きをこよなく愛し「酒ダルマ」と呼ばれるも、40代にして守りに入りやや健康志向。基本ミーハー、浅く広くカルチャー全般に興味。

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