アイドル「Hello Youth」が7/18に3周年記念ライブ!

 福岡市を拠点に活動する6人組女性アイドルグループ「Hello Youth」(ハロー・ユース)が今、一つの完成期を迎えています。結成3周年記念ライブ「popping session」が7月18日(日)、DRUM LOGOS(ドラムロゴス=福岡市中央区)で開催されます。

目次

「6人の最高を見せたい」

出典:撮影/seiji.s

 「Hello Youth」は、2018年に「LinQ(リンク)の姉妹グループ」としてデビュー。「始まる青春」をテーマに掲げ、主に「青春パンク」を歌ってきた楽曲派アイドルグループです。これまでにミニアルバム3枚をリリース。ライブ活動を精力的に展開し、今年4月から5月にかけては5大都市ツアー「青春ライブ宣言~Hello Youthの課外授業~」を成功させました。

出典:撮影/seiji.s

 7月18日(日)には3周年記念ライブ「popping session」をDRUM LOGOSで開催します。当日は2期生メンバーの発表も予告されています。  「適任者がいない場合は追加しない方針」(大沼智哉プロデューサー)とはいえ、現在の6人体制で最後のライブになる可能性があることから、「今の6人でしかできないことを、今の6人の最高を見せたい」(花城玲奈さん)とメンバーたちは意気込んでいます。Hello Youthのマイルストーンになるライブとなりそうです。

「青春」の楽しさが特徴

出典:撮影/seiji.s

 Hello Youthのライブは「とにかく楽しい」のが特徴です。  175RのベーシストのISAKICKさんを発足当初からサウンドプロデューサーとして迎えていることから、楽曲に大きなブレは感じられませんし、ライブでも統一感がある世界を楽しむことができます。

出典:撮影/seiji.s

 また「青春」という、誰もが経験し多様な思いを抱いた人生の一時期をテーマにしていることから、聴き手の年代によって、彼女たちが「等身大」で歌う世界に共感や憧憬を抱いたり、苦しさを思い出したり、また追憶にふけったりするのだろうと思います。  彼女たちのライブを見ていると、どこかワクワクしながらも気恥ずかしさや甘酸っぱさ、時には青き原点への思いが蘇って来るのではないでしょうか。ライブ会場には幅広い年齢層の観客が足を運んでいます。

「個」の力から「グループ」の力へ

出典:撮影/seiji.s

 楽しさが詰まったHello Youthのライブですが、5月にBEAT STATION(福岡市中央区)で行われた5大都市ツアーのファイナル公演は、それまでにない完成度でした。  以前のライブでもステージからメンバーの「圧」を感じることがありましたが、それはメンバー個々の六つの「圧」がばらばらに発せられていました。ところがファイナル公演では、ステージ全面にわたる一つの巨大で強い「圧」が客席を包み込みながらも圧倒しました。

出典:撮影/seiji.s

 メンバー6人にはスキルの差があります。振り返れば、2周年記念ライブではスキル差がそれなりにある状態ながら、それぞれのスキルを全力で発揮する状態でした。それはそれで真っ直ぐで潔く心地いいものです。  その後、メンバーは個々のスキルを伸ばし、スキルの差も縮小していましたが、今は、さらに一体感を増しています。  歌や振り、ダンスの同調性でもっとレベルが高いグループは数多くあります。  今のHello Youthから感じる「一体感」は、それらとは違うもので、「ハートの一体感」と表現したくなります。

5大都市ツアーで成長

出典:撮影/seiji.s

 ファイナル公演後にメンバーは、「5大都市ツアーの間は一緒に過ごす時間が長く、ライブやグループのことなどを話し合う機会が多く持てました」と話しています。さらに「ライブ会場にお客さんが足を運んでくれるという、コロナ禍以前に当たり前だと思っていたことが決して『当たり前』ではなく『有難い』ことだということを改めて感じました」(大島向葵さん)など、一つ一つのライブの完成度を上げ観客に報いる大切さをメンバーが改めて確認できたことを異口同音に話してくれました。

出典:撮影/seiji.s

 また大葉みらいさんは「いま、デビュー当初ほど『挑戦』をしていないんじゃないか、と考えることがありました。無難な道を選んでいるのでは? 安定を狙っているのでは? という不安です。だからこそメンバーと共に向上心を更に強くしたいと思いました」と話すなど5大都市ツアーは各メンバーが伸ばしていたスキルをグループとして開花させるとともに、結束や更なる高みへの意欲を強めたことが伺えます。

出典:撮影/seiji.s

 ライブの魅力の一つは「空間と気配の共有」にあると思います。Hello Youthのメンバーが生み出す空間の魅力は、配信ライブではその一断面しか伝わらないかもしれません。特に今回は生バンドをバックにしたライブです。通常のHello Youthのライブにはない緊張感と解放感、迫力や息遣いが会場に生まれるのは必至です。  コロナ禍の終息が見通せない状況ですが、事情が許す方は、ぜひHello Youthの世界に触れるために会場に足を運んで欲しいと思います。いま「最高」のHello Youthを見逃す手はありません。

出典:撮影/seiji.s

Hello Youth3周年記念ライブ「popping session」

日時:7月18日(日)、17:15開演 場所:DRUM LOGOS(福岡市中央区舞鶴1-8-25) チケット:一般席3,000円ほか ※詳しくは公式サイトで確認を

Hello Youth公式サイト

ライター:しげむら

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次