【リポート】福岡市の小学生が参加! ワークショップ「20年後の福岡市をイメージしたロゴを作ろう」

 自分たちが住む福岡市のイメージを形にしたら、もっと福岡が好きになるかも⁈ グローバル教育ブランド「キュリオキッズ」を運営するキュリオジャパン(福岡市)は4月23日、子どもたちが住んでいる街への愛着を育むことを狙いの一つとして、「20年後の福岡市をイメージしたロゴを作ろう」と題したワークショップを開催しました(後援:福岡市)。会場の福岡アジア美術館(福岡市博多区)に集まったのは小学1~6年生62人。福岡市のいいところ、好きなところを詰め込んだロゴ作りに挑戦しました。

目次

ロゴって何? どんなふうに作るのかな?

20年後の福岡市を想像しながら小学生62人が市のロゴデザインに挑戦!

 参加した子どもたちは、最初に「ロゴっていったい何だろう?」ということを学びました。実際の企業ロゴを題材に、ロゴの色や形が持つ意味、見た人に与える印象などについてクイズ形式で考えていきます。
 「このロゴに使われているのは何色?」「いくつの色が使われている?」「どのロゴが好き?」と先生が投げかける質問に、みんな元気よく答えを返していました。

クイズで楽しくロゴについて学びました

 次はディスカッションの時間。福岡市のどんなところをロゴで表現したらいいのか、みんなで話し合いました。「外国の人に紹介したい福岡の魅力は?」「福岡市のいいところはどこ?」の問い掛けに「福岡タワー」「野球」「ラーメン」「イチゴ」「めんたいこ」など、子どもたちの好きなものが次々に飛び出しました。福岡市の市章(=ロゴ)が9つの「フ」でできていて、「フ・9く)」、つまり市民の「福」を願って作られたと知り、みんな「なるほど」という表情を見せていました。

ロゴ作りをきっかけに自分の住む街を深く知り、もっと好きになる

 ロゴについて知り、住んでいる福岡市の魅力を見つけた後は、いよいよロゴ制作です。使ったのはカラーのフェルトペンや色鉛筆。それぞれ真剣な表情で慎重に色を選び、20年後の福岡を形にしていきました。

多彩な魅力をレインボーカラーで表現

 完成後の作品発表では、自分が作ったロゴをみんなに見せながら、どうしてこの色を選んだのか、なぜこのデザインにしたのかをそれぞれ説明しました。「福岡市はお魚もラーメンもおいしいので、おいしい物を使ったロゴにしました」「魅力がいっぱいある街なのでレインボーのロゴです」「有名なイチゴとめんたいこでデザインしました」など、一人一人が気付いた福岡市の魅力を一生懸命伝えていました。

ラーメンや福岡タワーが描かれています

 参加した小学生の保護者からは「ロゴ制作を通じて自分の街を知ることでできて有意義だった」「街を知る機会が持てて子どもたちも楽しそうだった」といった声が聞かれました。午前10時にスタートして午後6時まで長時間のワークショップでしたが、親子で貴重な1日を過ごせたようです。

 当日完成した「20年後の福岡市をイメージしたロゴ」は、福岡市東区の芸術・文化発信拠点である「なみきスクエア」にゴールデンウイーク期間中の4月29日から5月5日まで展示されていました。

福岡の特産のイチゴをモチーフに

【キュリオジャパン】香港発、世界20カ国で展開するグローバル教育ブランド「キュリオキッズ」を運営。次世代に必要な英語、アントレプレナーシップ、テクノロジー、創造性の4スキルを学べる教室として、百道浜、照葉、⾼宮スタジオを展開。従来の学校教育の補完的機能としての塾ではなく、⼦ども⼀⼈⼀⼈の「好き」や「疑問」に対して探究型で「⽣きた英語」+⾮認知能⼒+未来に必要なスキルを得られるよう導くのが狙い。最⼤8⼈までの少⼈数制で、⼦ども⾃⾝が能動的に学ぶアクティブラーニングの⼿法を取り⼊れ、個性を尊重。「キュリオキッズ」の教育メソッドは、国際教育界のアカデミー賞と称される「The PIEoneer Awards 2022」でノミネートされ、世界からも注⽬されています。

キュリオジャパン

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