3年ぶりのリーグ優勝と4年連続日本一を目指す福岡ソフトバンクホークスが1月30日、福岡市東区の筥崎宮で必勝祈願をしました。その様子をリポートします。
時折雨が降り、参道に並んだ約4500人のファンも空を見上げていましたが、王貞治球団会長、工藤公康監督をはじめ選手、スタッフら約180人が筥崎宮境内に到着。すると途端に晴れ間がのぞき始め、必勝祈願は幸先よくスタートしました。
選手のサインをしたためた「めざせ世界一!」と書かれた巨大絵馬や今季の球団スローガン「S15(サァイコー!)」のロゴマークが入った横断幕を、今季から選手会長を務める中村晃選手や選手会副会長の今宮健太選手らが掲げながら参道を歩きました。
選手はファンからの声援に笑顔で応えながらも、表情はりりしく、翌31日から宮崎市で始まる春季キャンプに向けて気合十分といった様子でした。
選手の皆さんは、境内に入った後勝利の神様に頭を下げ、投げて打って走っての大活躍を祈念していました。
祈念後、王会長は「今年はオリンピックの年。ホークスがさらに盛り上げる」と力強く宣言。工藤監督は「昨季もリーグ優勝ができなかった。今年はしっかり勝つという気持ちで、きょうを迎えました」。1年間、誰もけがすることなく優勝まで走り抜けていってほしいですね。
森唯斗投手、甲斐拓也選手らが鏡割りで日本酒のしぶきを上げ、想像以上の激しいしぶきに、見ていたファンからは笑い声があがる場面もありました。日本酒は選手や来ていたファンに振る舞われました。
鏡割り後は新入団の選手らも訪れ、訪れたファンの多さに驚いているようでした。新入団選手も、どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。今季も“サイコー”な1年に期待ですね♪