「6年目でやっと」ホークス・谷川原選手にインタビュー

 6月19日の日本ハム戦で、プロ6年目の初安打がホームランという華やかな「デビュー」を飾った谷川原健太選手。投手以外全ポジションを守れる万能野手として一軍完全定着を目指す谷川原選手に、師匠・柳田悠岐選手との会話や今シーズンにかける意気込みなど、リモートで取材しました。

出典:©SoftBank HAWKS

―初安打が本塁打に。その時の感想は。

 「6年目でやっと打てた」と思い、素直にうれしかったです。当たった時の感触は良かったので、「いったかな」とは正直思いましたが、「いや、いってくれ」と。祈りながら走りました。試合が終わって携帯を見たらいろんな方からお祝いのメッセージが200通くらい来ていて驚きました。返信するにも結構時間がかかりました(笑)。記念のボールを両親に送ったところ、「ありがとう」と喜んでいました。

―内外野すべて守れる谷川原選手ですが、一番難しいと感じる守備位置は。

 キャッチャーが一番難しいと思っています。相手バッターと対戦しながら、投げてくるピッチャーもいる。打たれないように駆け引きをしつつ、ピッチャーの良いところを引き出すのはものすごく大変です。試合中一番いろいろ考えるポジションなので難しいですね。

―二軍と一軍で一番違うと思うところは。

 相手チームの力量は圧倒的ですね。各チームの主力がいるので、レベルが違います。あとはやっぱりお客さんの数が全然違うので、試合の雰囲気が違います。緊張感がより一層あるというか。いい緊張感で試合に入れていると思います。  元々結構緊張するタイプだったのですが、今年は何も変えてないのに、あまり緊張しないですね。1打席目に少しするくらいかも。

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―今まで対戦したピッチャーで、印象的だったのは。

 ロッテの守護神を務めている益田(直也)さんです。シンカーを投げられた時に、途中までストレートに見えるのに、どこまでも落ちてくるようなシンカーで、初めて目にする球でした。「うわー!」と思ったんですけど、攻略していかないとはいけないので、これから頑張ります(笑)。

―師匠・柳田選手とは普段どんな話を?

 野球の話もするんですけど、なんの変哲もない話ばかりですね。一緒によくゲームをするのでゲームの話も多いかも。 野球面に関してだと、技術のアドバイスというよりは「野球は楽しんでやれ」って。メンタル面でのアドバイスが多いです。

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—ファンも急増中。「こういう応援ボードがほしい」という要望は。

 「ごんぞう」ボードとかですかね(照)? チーム内でもほぼ「ごんぞう」って呼ばれているので。たしか柳田さんが命名してくれて、それがいつの間にか広まった感じです。「鬼瓦権造」が由来です。「おにがわら」と「たにがわら」が似ているからだそうです(笑)。  試合中はあまり観客席を見ていないので分かりませんが、試合前、ビジョンのお客さんはたまに見ているので、そこでタオルとかが映ると見てます。「自分のファン増えたなー」という実感はまだないですね(笑)。

―登場曲はどのように決めた?

 アラジンの曲は、単純に僕が好きっていうのもあるし、盛り上がりそうだなと。サーカスに来たような雰囲気にしたくて(笑)。2曲目に使用しているのは「東海オンエア」というユーチューバーの方の音楽。これは東海オンエアさんと何度かお食事に行く機会をいただいて、その縁で使用させてもらってます。

—休日の過ごし方やストレスの発散方法は。

 特に何をするわけじゃなく、疲れちゃうのが嫌なので何もせずに部屋にずっといますね~。 ストレス発散法は「車の中で叫ぶ」。家の中でやっちゃうと、近所の方に迷惑かけちゃうので…。コンビニとか行く時とかにめっちゃ大声で叫んでいます。すっきりしますよ!

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—他球団を含め、ライバルだと思う人は。

 僕は全部のポジションを守っているので、ホークス全員をライバルだと思ってやっています。全てできるからこそ与えられたポジションをやるのが仕事。こだわりは持たずにどこのポジションでもやりたいです。

—目指しているバッター像や記録は。

 目指しているバッター像はやっぱり師匠の柳田さん。大事なところでチームに貢献できる選手になりたいです。柳田さんのように、ここぞの場面でホームランを打てるのは憧れます。  目標は、シーズン通して何打席立ったとしても3割を達成したい。出塁率もこだわりたくて、こちらは4割を目標に。僕は豪快なホームランを打つようなバッターではないので、外野の間を抜くようなツーベースを打つのが理想。打率や出塁率を重視して頑張ります。

—それに向けて取り組んでいることは。

 打撃練習で平石(洋介)コーチと取り組んでいる「骨盤をかたむけて打つ」です。最近平石さんから教えていただいて、今挑戦している最中です。

―読者にメッセージを。  

 6年目の谷川原と申します! オリンピック期間が明けてもずっとホークスの一軍に居て、守備・走塁・打撃のどれか一つでも一軍で活躍して、少しでもチームの役に立ちたいと思っています。これからも頑張っていくので、応援よろしくお願いします!

もっと知りたい! 谷川原選手プロフィル

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生年月日:1997年4月16日
身長/体重:174cm/85kg
血液型:B型
ニックネーム:ごんぞう。たまに「タニ」。
趣味:YouTubeでアフリカの虎とかが狩りをしている動画を見ること。僕たちも野球を狩りだと思っているので(笑)。見習っております!
好きな食べ物:クレープとかシュークリームの甘い系! オフの日に食べます。
苦手な食べ物:シイタケ。口に入れた時に広がるあの味が…。ほかのキノコ類は大丈夫です。
一番仲が良い選手は?:川瀬晃…だと僕は思っているんですけど(笑)。コロナ禍になる前は2人で買い物に行っていました。今はお互い一軍でロッカーも近いので、結構話しています。
憧れの選手は?:師匠である柳田選手。入団する前からすごい数字を残していて、「スーパースターだな」と思っていました。

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