写真と言葉の世界「『てがみを、かきましょう』加藤晴生写真展 」

 「『てがみを、かきましょう』加藤晴生写真展 」が3月7日(日)まで、福岡市中央区のアートギャラリー「EUREKA エウレカ」で開かれています。九州産業大学大学院に在学中の作者による62点が展示されます。 

出典:加藤晴生

 写真と言葉で表現でする独自の世界観。加藤晴生(かとうあおい)さんの初めての個展です。  加藤さんは1995年島根県生まれ 。九州産業大学芸術学部写真映像学科卒業時には、卒業制作優秀賞を受賞(2018年)。現在は同大学大学院芸術研究科に在学中です。

出典:加藤晴生

 今回の個展は会場を大きく2つのゾーンに分け、それぞれ異なる雰囲気で展開。1つは「てがみを、かきましょう 」と題した企画展で、2017年3月~18年1月に撮影したカラーフィルムによる38点が展示されます。写真はすべて島根県と福岡県で撮影されています。  「島根と福岡、2つの場所を巡りながら自身を見つめ作品を制作しています。島根は自分の原点。そして”今“を見つめることができる福岡という場所」と加藤さん。

出典:加藤晴生

 もう1つは「Your eyes told me」と題し、19年6~9月に撮影した24作品。撮影地は東京をメインに福岡県と島根県。デジタルで撮られたモノクロの写真です。  「視線に映るもの」がテーマ。「大学院生となり、新たな写真へのチャレンジとして白黒写真に挑戦してみた」と加藤さんは話します。

 加藤さんは、写真だけでなく文字の表現も大切にしていて、両ゾーンの写真には文字が組み合わせてあります。写真と言葉が織りなす世界観を体感してみては。

「てがみを、かきましょう」加藤晴生写真展

日時:~3月7日(日)12:00~19:00 ※月・火曜休 場所:EUREKA エウレカ(福岡市中央区大手門2-9-30-201) 料金:入場無料 問い合わせ:EUREKA  電話:092-406-4555

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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