ママ友の家に行くとき「何も持ってこなくていいよ」と言われるのは、よくあることだと思います。しかし、この言葉は一体どこまで信じればいいのでしょうか。今回はママ友の言葉を真に受けた結果、大失敗してしまった話です。
「いつでも気軽に遊びに来てほしいから」と言われ手ぶらを決意
先日、ママ友に
「家に遊びに来ない?」と誘われ、子どもたちと一緒に遊びに行くことになりました。そして、あの言葉を言われたのです。
「何も持ってこなくていいよ」と。 この言葉を、社交辞令として受け流す人は多いでしょう。もちろん、私もその例に漏れません。いつもならば、そう言われてもコンビニでいくつかお菓子を買ってから相手の家を訪れます。
しかし、そのママ友はしつこいと感じるくらい何度も
「何も持ってこなくていいよ」と言ってきました。揺れ動く、私の心。 この言葉を果たして信じていいのだろうか…。
おそらく、多くの人が悩んだ末に、何かおやつを持って行くのではないでしょうか。しかし、私は手ぶらでママ友の家に遊びに行くことを決意してしまったのです。
「いつでも気軽に遊びに来てほしいから」というママ友の言葉を真に受けて…。
きっと今までもたくさんの友達がママ友の家に来ていて、その度にお菓子を持って来られているんだろう。だから、ママ友の家にはお菓子がたくさん余っていて、食べ切れなくて困っているんだなどと、あまりにも楽観的なことを考えていました。 しかし、この選択は大失敗を招いたのです。
ママ友の家に行くと想定外の事態に落ち込むわが子
当日、ママ友の家に行く前に、おやつを欲しがったわが子に対し
「ママ友の家でたくさんおやつを食べられるから」と言って、おやつをを我慢させました。
いざ、ママ友の家へ出陣! もちろん、私はママ友に言われた通り、手ぶらです。
しかしテーブルにはおやつらしきものは、見当たりません。これはどうしものか、待てど暮らせどおやつが一向に出てこない! 食べたかったおやつをずっと我慢していたわが子は、ガッカリしている様子です。
空腹のわが子を思い、ママ友にそれとなくおやつのことを聞いてみると、
「子どもにおやつをあげちゃうと、夜ご飯を食べられなくなるから、おやつはあげてないんだよね」という答えでした。
いくら自分の子が日頃おやつを禁止していても、人を家に招くときはお菓子を用意しておくものだと私は思っていたので、そのギャップに驚き。そもそも私が「何も持ってこなくていい」という言葉を真に受けてしまったのがよくなかったのでしょう。
それにしても、社交辞令とそうでないものの区別というものは、本当に難しいものですね。
(ファンファン福岡公式ライター/ぼたん)