育児休業が理由? 毎度大変な部署へ異動・出向させられた夫

 私の夫は3年前に育児休業を取ってから、毎年部署異動を繰り返しています。今回、育児休業を取った後に理不尽な目に遭い続けている夫についての話です。

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男性の育児休業「実績になる」と職場で喜ばれていたはずなのに

出典:iStock.com Milatas

 夫は、学生時代から「育児休業を取りたい」と言っていました。大学卒業後は、小さな町の役場に勤め、私と結婚。夫は職場の人にも「子どもができたら育児休業を取る」と話していたようです。  夫は第1子が生まれる少し前に、育児休業取得を申請。同僚から「有言実行だな」と言われ、上司にも「男性の育児休業取得の実績ができると、町にとってもプラスになるから頑張れよ」と背中を押してもらえたそうです。  実は、私たちの住む町の役場では、夫が男性の育児休業取得第1号。町長も、喜んでいたそうです。  夫は育児休業で子どもが生まれてから丸2カ月休みました。その後も、子どもが1歳になるまでは時間短縮勤務をしていました。時間短縮勤務中は、与えられた仕事はしっかりこなし、周囲に迷惑をかけないように気も配っていたようです。  しかし、時間短縮勤務中のとある日。「時間短縮勤務だからって早く帰ってるけど、人に迷惑かかってるって分かってる?」と、育児休業頑張れと言っていた上司から手のひら返しの言葉が。  夫は「やることはやっていますよね?」と一言返し、今まで以上に仕事を頑張って、なんとか踏ん張ったそうです。

仕事が大変になっても明るく振る舞う強い夫

出典:iStock.com Warchi

 夫は、時間短縮勤務期間が終わってからも、私の病気で子育てが大変だったことがあり、人事担当者に「土日の勤務や平日の長時間の残業が難しいこと」を相談していました。  しかし、時間短縮勤務を取得した年度末に、山の上にある施設に出向が決まりました。その時、夫はあの上司から「お前は山で頭を冷やせ」と、ボソッと言われたといいます。  私としては、夫の育児休業によって助けられましたし、夫に看病もしてもらっているため、責任を感じるばかりです。  それでも、本人は「マルチプレイヤーになれた」「次はどこの部署に異動するのかな?」と明るく振る舞ってくれます。強がりかもしれないと思うと心が痛みますが、いろいろな部署に異動することで人脈が広がったそうです。  第2子が生まれた時も、夫は1カ月だけですが負けじと育児休業を取得しました。その後は夜勤まである忙しい部署に異動になってて大変でしたが…。  何はともあれ、夫はやるべき仕事はしっかりこなしているわけなので、これからも夫には胸を張ってもらい、夫婦で協力して頑張っていこうと思っています。 (ファンファン福岡公式ライター/ぼたん)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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