<異性関係にドン引き>彼の女友達が泊まりにきた 3人でベッドで寝ることに!

 20代半ばに3年ほどお付き合いしていた彼。結婚を意識し、同棲を始めたのですが、どうにも価値観が合わなくて…。彼の異性関係にドン引きしたエピソードをお話します。

目次

真面目な彼と結婚を意識したお付き合い

写真AC

 友人の紹介で知り合った彼は「穏やかそう」という第一印象。共通の友人たちと何度か遊ぶうちに、ノリの良さや映画が好きなことなど意気投合し、自然とお付き合いが始まったのです。

 男女問わず友人が多く、人に好かれる彼の人柄を尊敬していました。誠実で優しく、同い年なのに包容力がある彼と過ごす時間は穏やかで、付き合って2年ほどで「結婚」を意識するように。

 付き合って3年目に入り、同棲をすることになりました。彼氏だけれど友達のような関係で、同棲を始めてからは笑いが絶えない毎日でした。

 多少の価値観の違いはありましたが、お互いに許容範囲内。大きな喧嘩もなく過ごしていました。しかし、同棲しているアパートに、彼の女友達が泊まりに来ることになり、2人の関係が急展開します。

彼の女友達と同じベッドで寝る?!

写真AC

 同棲を始めて3カ月ほどだった頃、
 「今度、Aが泊まりに来てもいいかな?」と彼に聞かれました。Aさんは彼の高校時代からの友人で、明るく気さくな性格の女性です。私も何度か会ったことがあり、以前彼の友人達が泊まりに来た際にも、一緒に自宅に泊まったことがあります。

 Aさんは次の日の早朝、私たちのアパートの近くで用事があるらしく、泊めてほしいというのです。「同棲している彼女がいる家に、1人でも泊まりに来るんだ」と違和感を感じたものの、承諾しました。

 Aさんが泊まりにきた当日、夕食も済み寝る時間になった時のこと。
 「布団を出すね」と私が言うと、
 「大丈夫! ソファーを貸してもらえれば」と明るく言うAさん。

 時期が冬だったので
 「じゃあ、寒いから毛布と掛け布団を出すよ」などと、Aさんとやり取りしている私に
 「布団を出すのは大変だから、みんなでベッドに寝ればいいじゃん!」と、真面目な顔で言い出した彼。

 驚いた私でしたが、Aさんは
 「そうだね、そうする」と言うのです。2人からすると、布団を出すのは手間だからと、気を使ったようなのですが…。ポカンとしている私をよそに、2人は
 「明日早いし、寝よう」と、さっさとベッドに。

 私も渋々ベッドに入り、彼を真ん中にして川の字で寝ることになりました。
 「大人3人だと、ダブルベッドも狭いなぁ~」とヘラヘラしながらつぶやく彼にドン引き! 私がソファーで寝ることも考えましたが、彼に「なんで?」と引き止められたら面倒だと諦め、イライラしながら眠りにつきました。

違いすぎる価値観

写真AC

 翌日、Aさんは
 「泊めてくれてありがとう!」と、朝早く元気に出かけていきました。私は、彼に
 「みんなでベッドに寝るなんてありえない」とはっきりと伝えると、彼は驚いた顔をして
 「Aを女性としては見ていない。大切な友人だから、縁を切ることはできないよ!」と言ってきたのです。

 私は、縁を切れとは言っていません。結婚を意識している彼女がいるのだから、ある程度の線引きをしてほしいと伝えたかったのです。同棲中のアパートに1人で泊まりに来て、ましてや同じベッドで寝るなんて、私には考えられません。

 2時間ほど話し合いましたが、彼からは
 「大切な友人で、女性としては見ていないから、心配いらない!」という言葉しか出てきません。

 「私の男友達が泊まりに来て、川の字で寝ることになっても平気なの?」と彼に聞くと
 「男友達ならば気にしない」と平然とした顔で言うのです。彼にしてみたら、Aさんは異性であっても友達なのに、なぜ私が怒るのか、理解できないのでしょう。

 価値観が違いすぎるのだと気づきました。彼に対しての尊敬の気持ちも、結婚したい気持ちも、一気にスーッと冷めていくのを感じました。
 その後も話し合いをしましたが、お互いに「男女の友情」についての考え方が違いすぎて、話は平行線のまま。もし彼と結婚をしたら、女友達との付き合い方で今後揉めると思うとこの価値観は「受け入れられない」と感じました。
 
 自分の気持ちが拒否をしたので、彼と別れることを選びました。破局当時は悲しかったですが、今では結婚前に気づけて良かったと思える出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/pitamaru)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次