おもてなしや祝い事の食事にぴったりな刺身。種類豊富な刺身盛りは見栄えがとてもきれいですよね。お店のように華やかな盛り付けをしたいけど、難しそう…とパックのまま食卓に出していませんか? 実はポイントさえ押さえれば、家庭でもお店のようにきれいに盛り付けることができます。今回は、新鮮な刺身を豪華で華やかに盛り付ける方法を紹介します。いつもの盛り付けに少し工夫をすることで目でも楽しめる仕上がりになるのでぜひ真似してみてください。
刺身の盛り付けでちょっとした工夫を!
刺身を盛り付ける時のコツは 1. 刺身の配色・高さを意識する 2. 彩りを意識した食材を使用する 3. 器を変えて印象を変化させる の3つです。それぞれ写真付きで解説していきます。
ポイント1. 刺身の配色・高さを意識する
さまざまな種類の刺身を盛り付ける場合は、色味のバランスを見ながら盛り付けることがポイントです。また、ツマを使用して刺身に高低差をつけることで立体的に見え、ボリューム感のある印象になります。
刺身は色を散らすように配置する
赤身や白身など種類が豊富にある場合は、それぞれ2〜3枚ずつまとめて角度をそろえ重ねて盛り付けましょう。そうすることで、まとまり感や整列感を演出することができ、全体的に整った印象になりますよ。
ツマを使って高低差をつける
大根のツマを大きめに丸めてギュッとにぎり、その上に刺身を盛り付けます。ツマなしで盛り付ける場合と比べて立体感が出てボリュームのある見た目に変化します。
ポイント2. 彩りを意識した食材を使用する
使用する食材によっては、刺身をより華やかな印象に変化させることができます。赤身や白身の色味だけでなく、さまざまな色味の食材を飾り付けることで一気に雰囲気が変わりますよ。
付け合わせ食材で色味を足す
色味のある食材を使用することで、彩り良く華やかに見せることができます。にんじんで作ったツマやしその葉、パセリ、ワカメ、レモン、すだちなど濃い色味の食材を使うことで彩りが豊かになるのでぜひ使ってみてください。
花を添えて華やかに
菊や穂紫蘇などを添えることで華やかな仕上がりになります。お店で出てくるような上品さを演出することができるのでおすすめです。
ポイント3. 器を変えて印象を変化させる
刺身を盛り付ける時は、器選びも楽しんでみましょう。変化をつけることで、全く異なる印象に仕上がります。刺身の鮮やかな色を活かす皿や、まとまった印象を与える皿など、器を変えるだけで様々な仕上がりになるのでぜひ楽しんでみてください。
丸い皿でまとまった印象へ
丸い皿は全体的にまとまりのある盛り付けを実現することができます。初心者でも、簡単にバランスの整った盛り付けができるのでおすすめです。
平皿を使って立体感を出す
平皿は高低差をつけて盛り付けることで立体感を出すことができます。皿の奥側はツマを高く盛り、刺身を立てるように盛り付けます。手前に向かうほどツマを低くし、刺身を寝かせるように盛り付けるとバランスのよい仕上がりになりますよ。
刺身を華やかに盛り付けよう!
いかがでしたか? パックに入った刺身を自宅で盛り付ける際、一工夫することでお店のような仕上がりになります。ぜひポイントを真似て、より食卓で刺身を楽しんでみてください。
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