最近よく耳にする「ギフテッドチャイルド」。わが家の7歳になる娘もIQ140以上あり、たまに驚異的な記憶力を発揮して親を驚かせることがあります。今回は、3歳頃に胎内記憶について聞いたエピソードをご紹介します。
ギフテッドチャイルドとは?
ギフテッドチャイルドについて、全米組織National Association for Gifted Childrenは、「知的能力・特定の分野に於ける学問、リーダーシップ力などのうち、一つ以上の分野で突出した能力を見せるか、その力を潜在的に持つ人」と定義しています。
”IQ130以上がギフテッドかどうかの境目”という意見がこれまでの通説でしたが、スコアだけでは測ることのできない突出した才能に関してもギフテッドと認めるべきだ、という意見も最近では認知されてきています。
集団行動が苦手だった娘は、5歳の時に児童精神科で知能検査を受けました 。結果、知能が高いため過度に物事へ集中してしまい、それにより集団行動について行けないようだ、ということが分かりました。
お腹の赤ちゃんと取っていたコミュニケーション
そんな娘が生まれる前、私は「赤ちゃんは胎内でママの声を聞いていて、話しかけると返事をしてくれるようになる」という記事を読みました。そこで胎動を感じるたびに、せっせとお腹の赤ちゃんに話しかけたり歌を歌ったりしていたのです。
すると、臨月に差し掛かる頃には話しかけるとキックして返事をするようになりました。そこで
「キックキック、トーントン♪」などと節をつけて歌ってみたり、反応してくれると褒めたりして、お腹の赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでいました。
娘が生まれてすっかり忘れていたのですが、言葉も達者になった3歳頃に「そういえば胎内記憶ってあるのかな?」と思って聞いてみることにしました。
娘の語った胎内記憶にびっくり!
「ねえ、Aちゃん 。Aちゃんがもっと小さい赤ちゃんだった時、お母さんのお腹の中にいたことって覚えてる?」と、私は自分の腹部を指さしながら聞いてみました。
すると、娘は
「覚えてる! Aはね、赤ちゃんだったんだよ! お母さんのお腹の中は水だったから泳いでた!」と言うではありませんか!
実際はもっとたどたどしい言葉でしたが、
「Aね、水の中でいつも泳いで… あと寝たりしてたよ。そしたらお母さんがトントンしてくるからキックしたり押したりしてたら、たまに痛い! って怒られたよ」と話してくれました。
さらに、
「あとね、歌を歌ってたよね。お母さん覚えてる? キックキックトーントンって、いつも歌って遊んだよね」と嬉しそうに目をキラキラさせながら歌ったのです!
こんなことってあるのでしょうか。娘が歌った節は、まさに私が歌っていたリズムそのものだったのです。あまりに驚いた私は、言葉を失ってしまったのでした…。
驚異的な記憶力をもつ娘
しかし残念なことに、胎内記憶があったのはこの頃までで、5歳頃にはすっかり忘れてしまいました。当時は娘の知能指数の高さを知らなかったのでとても驚きました。
今では
「3年前に行った遊園地で、お友達が着ていた黄色のドレスは胸元にダイヤがついて素敵だったなあ」など、驚異的な記憶力を示されても全く驚かなくなったので、慣れって怖いなあ、と思っています。
そんな彼女の面白くてちょっとびっくりするエピソードはまだまだあるのですが、そのお話はまた今度…。
(ファンファン福岡公式ライター/Amy)