細部まで行き届いた美意識。香り高いコーヒー【珈琲 いわくま】

 西鉄高宮駅から徒歩約8分。自家焙煎(ばいせん)の香り高いコーヒーを求めて、珈琲いわくま(福岡市南区)を訪れてみました。

出典:https://fanfunfukuoka.aumo.jp/

 西鉄高宮駅からほど近い、住宅街の一角にたたずむ「珈琲いわくま」。大きな窓から日差しが入り込む明るい店内は静かで、ゆったりした空気が流れています。  コンクリート打ちっぱなしのシンプルモダンな空間には、盆栽や季節の植物がさりげなく飾られています。店主の岩隈さんの美意識がいたるところに感じられます。  どっしりと重厚なカウンターはアサメラの一枚板で、テーブルや椅子も木製。居心地がよい理由のひとつといえそうです。

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 中深煎(い)りの「オリジナルブレンド」は、昔ながらの喫茶店で飲むコーヒーの味わいをイメージしたそうです。大分県日出町在住の陶芸家、阿南維也さんにオーダーしたという、やや大きめの灰色の磁器に注がれテーブルに運ばれてきました。  「小さなコーヒーカップだと物足りないでしょう」と笑う岩隈さん。確かに、じっくりコーヒーを味わえるのがうれしい…。この一杯に、飲む側への思いやりがこもっています。  手作りのチーズケーキは表面を軽く焦がした、かなり濃厚なタイプで口あたりはクリーミー。チーズケーキ好きは要チェックです!

出典:ファンファン福岡

 カフェオレは銀黒色の抹茶わんでいただきます。器は山口県萩市の濱中史朗さんの作品です。  手にした時にしっくりくる柔らかな風合い、カフェオレの薄い茶色と器とのカラーバランスが絶妙です。飲むと程よいコクとまろやかさに感動! 尋ねるとコーヒーとミルクの配合は5対5にしているそう。量もた~っぷりで満足できます。

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 「香り豊かなフレッシュな豆を使用しています。コメで例えると新米のようなもの。焼き手によって味が変わるんですよ」と岩隈さん。  豆の種類は季節や収穫時期に応じて選び、いり方も「豆が持つ個性を最大限に引き出そうと心がけています」と話します。香り高いコーヒーが楽しめるよう配慮されているのですね。  4月には豆の種類が一部変わる予定とか。どんな豆がチョイスされるのか楽しみです。

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 店の奥で鈍く輝くのは国内メーカー、富士ローヤルのばいせん機です。  訪れた3月初旬は、オリジナルブレンドの他、深いり2種類、濃厚なコクの「インドネシア」、イチゴのような甘さの「ホンジュラス」がよく注文されていると教えてくれました。  何を頼めばよいか迷った時は、気軽に相談するとアドバイスしてもらえます。

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 同店では常時5~7種類の豆が販売されています。「ひくのは電動ミルですか」「気になる豆があったら香りを確かめてください。それは”エチオピア”です、いい香りがしますよ」など丁寧なやりとりが印象的でした。リピーターが多いのも納得です。  本を片手にゆったりした時間を過ごすのも、店主と語らうのもよいですね。思い思いの時間を過ごしてみては。

珈琲 いわくま

住所:福岡市南区玉川町15-4 1-A 営業:10:00~19:00 電話:092-287-5663 日曜休

珈琲 いわくま

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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