出掛けられない時は、ゆっくり読書を。春休みの1冊!

 外に行けない時は、何といっても読書。長い春休みに入った人も、気になる本を手にするのに、よい機会ですね。そこで皆さんにおすすめしたい、話題の本を紹介します!

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小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜【小学館】

藤子・F・不二雄/原作、川村元気/脚本、涌井学/著

出典:https://fanfunfukuoka.aumo.jp

 「映画ドラえもん」シリーズ40作目の節目となる、のび太と恐竜の子の交流と冒険を描いた作品を小説化した本書。本書を読んで、子どもの頃「ドラえもん」の映画を見た時のワクワクがよみがえってきました。恐竜たちとともに白亜紀の大地を駆け回り、飛び回る楽しさ。ドラえもんのひみつ道具だけでなく、友達とのチームワークや勇気、知恵を駆使して道を切り開くスリルと達成感。親子で楽しめる作品です。

SCS ストーカー犯罪配策室(上)(下)【光文社】

五十嵐貴久/著

出典:https://fanfunfukuoka.aumo.jp

 ストーカー犯罪を扱ったミステリー小説です。主人公の白井有梨は、警察署のストーカー犯罪対策部署に勤務する29歳の女性。次々と起こる難事件に果敢に立ち向かっていく一方、彼女のもとにも毎日不気味なメールが届きます。しかも怪しいのは同僚たち…。そんな、今や誰もが無縁ではいられないストーカー犯罪の恐ろしさが生々しく描かれています。読後、自分のスマホに異常はないか、すみずみまでチェックしたくなるはず !

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病院でちゃんとやってよ【双葉社】

小原周子/著

 介護の経験が少しでもある人なら、「うんうん、分かる」と実感を持ってうなずける作品。「介護に正解も間違いもありません。みんな正しくてみんな違う。それでいいんです」というセリフに救われる読者も多いと思います。介護経験者だけでなく、親はもう高齢者だけどまだまだ元気だから、介護はどこか他人事、という人にこそ読んでもらいたい一冊です。

新装版 学術的に「正しい」若い体のつくり方【中央公論新社】

谷本道哉/著

 ちまたではダイエット本が人気ですが、なんのためにダイエットするのでしょう。それが健康のためであるなら、やせればいいというものではありません。将来、要介護とならないためには、筋肉をつけることが大切です。この本は、NHKで話題の番組「みんなで筋肉体操」を監修・指導する著者が、定年延長時代を元気にカッコよく生き抜く体づくりを教えてくれます。

カラー版 世界の名画との語らい【潮出版社】

聖教新聞外信部/編

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 日本各地にある美術館には、それぞれ「目玉」になるような名画が収蔵されています。気軽に出かけられる近くの美術館ならともかく、遠くの美術館、ましてや海外となると、いくら絵画好きでもなかなか足を延ばす機会がありません。こうした美術館が所蔵する名画の解説だけではなく、美術館がある町や美術館周辺の雰囲気なども含めて「名画を訪ねる旅」を楽しめる好著です。

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10歳までに身につけたい 子どもが一生困らない片づけ・そうじのコツ【青春出版社】

山口由紀子/著

 最近の片づけブームは、シンプルな生活が心と時間の余裕を生み幸せをもたらしてくれる、ということを私たちに改めて教えてくれたような気がします。もし子どもの頃から整理整頓や掃除の習慣が身に付いていれば、きっとそれは一生の宝。自分の子どもを将来「汚部屋」の住人にしたくなければ、10歳までにきちんと教えておきましょう。本書は、そのための方法を伝授してくれる一冊です。子どもも一緒にクイズやゲームで楽しめますよ!

藤井弁当【学研プラス】

藤井恵/著

 お弁当作りで本当に大事なことは、毎日「作り続ける」こと、という著者の言葉に激しく共感! それを実際に行うために必要なテクニックを教えてくれるのが本書です。おかずと手順をパターン化し、具材と調理法を日々変えるだけでOK。使うのも卵焼き器一つでいいんです。お弁当作りにストレスを感じている人は、ぜひ手に取ってみてください。気持ちがラク~になること間違いナシです!

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空気を読む脳【講談社】

中野信子/著

 「国別幸福度ランキング」というのを目にすることがあります。日本は幸福度が低いと話題になることもあります。じつは、幸福の感じ方は、その人の置かれた環境ではなく、遺伝的に決定されるのだそうです。幸福度が低いからといって、本人が不幸だとは限らないのです。また、日本人が長寿であることと幸福度が低いことは関連しています。こうした日本人の特徴を脳科学的に読み解く内容です。

決定版!獣害対策【農文協】

井上雅央/著

 農家の作物がイノシシやシカ、サルなどに食べられてしまうのは、山が荒れて獣たちが里に下りてくるようになったからと説明されることがあります。もちろん、これも獣害の原因の一つなのでしょうが、この本が強調しているのは農村そのものの管理が行き届かなくなっていること。それ故に獣たちが人目につかず潜める場所が多くなり、作物以外にも獣を誘い込む餌がたくさんあって、獣害の引き金になっていると説いています。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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