映画「一度死んでみた」主演の広瀬すずさんにインタビュー

 映画「一度死んでみた」(3月20日公開予定)主演の広瀬すずさんに、映画の見どころなどを聞きました。

出典:https://fanfunfukuoka.aumo.jp/
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私は運がいいので「またこんな作品に出合っちゃった!」という恵まれた環境にいます

―今回は、「売れないデスメタルバンドのボーカル」という役どころでした。デスメタルを歌うのはいかがでしたか?  売れないバンドということは、そんなに上手じゃないのかな? などと考えながらの撮影でした。もともと歌があまり得意ではないので、歌う前の「生きてますかーーーー?」「死んでまーす」という挑発で、それっぽさを出してみました(笑)。  2曲目のバラードはとてもいい曲だったので、きれいに歌いたいと思いました。ステージの上から見ると、あまりにみんなが泣いているので、ちょっと笑っちゃいました。 ―今回の映画はコメディーですが「こう演じよう」というプランはあったのですか?  とにかく声を大きく出すぞ! と考えていました。私が演じる七瀬は、「クソオヤジ」などかなり乱暴な言葉づかいをする女の子なので、常に攻撃的でいようと心掛けていました。お父さん役の堤( 真一)さんにも、遠慮なく100%攻撃性を発揮させていただいて、新鮮で楽しかったです。

出典:©2020 松竹 フジテレビジョン

―七瀬は、お父さんとちゃんと話しておけばよかったと後悔します。広瀬さんが、絶対これだけはやっておきたいということは?  予約の取れない、おいしいお店に行きたいです。二十歳になって、自分では絶対に行けないようなお店に連れて行っていただく機会が増えました。先日もこの映画でご一緒したリリー・フランキーさんに連れて行っていただいたおすしが、おいしくて! 飲み込むのがもったいないくらい、余韻に浸りたいおいしさでした。 ―主役級の俳優さんたちが、次々に映画内に登場します。撮影中の印象的なエピソードは?  静岡で撮影していたのですが、まるで映画祭のような顔ぶれに「いまこの瞬間、静岡に何か起きたら、芸能界が大変だ!」と思っていました。私が歌うシーンの撮影中、みなさんが控室で待ってくださっているのが申し訳なくて、ドキドキでした。

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―七瀬は最終的に自分の得意な道を突き進みます。広瀬さんの得意なことは、今の仕事につながっていますか?  以前(別の作品で一緒だった)大根(仁)監督にも、「客観的に全体を把握できるのは、バスケットボールをやっていたからじゃない?」と言われたことがありました。確かに私がやっていたポイントガードというポジションは、引いた目で全体を見ることが必要で、それが役に立っているのかもしれません。 ―演じることの面白さや大変さはどんな点にありますか?  やればやるほど、新しいことが見つかって同じ物が一つとありません。それが好きな人にはたまらないでしょうし、いつまでも答えが見つからないことがしんどい人もいるかもしれません。  私は運がいいので、「またこんな作品に出合っちゃった!」と思える環境をいつも与えていただいています。その代わり周りに演技の上手な方がいらっしゃるので、自分の下手さに落ち込むこともあるのですが。 ―この映画を、どんな人に見てほしい?  ラブストーリーだったら、同世代の人に共感してほしいと思いますが、この映画は、七瀬目線でもお父さん目線でも見ることができます。世代関係なく、どなたでも楽しんでもらえると思いますので、気軽に笑いに来てください。

<プロフィル> 1998年静岡県出身。雑誌「セブンティーン」の専属モデルとして活動後、映画「海街diary」「ちはやふる」、連続テレビ小説「なつぞら」など数々の映画やドラマ、CMで活躍。

映画「一度死んでみた」

 売れないデスメタルバンドのボーカル七瀬(広瀬すず)。ある日、父・計(堤真一)が「2日間だけ死んじゃう薬」によって仮死状態になってしまう。ところが、計を亡き者にしようとするライバル会社の陰謀で、計は本当に火葬されてしまいそうに…! 絶体絶命のピンチに直面した七瀬は、はたして大嫌いだったはずの父を生き返らせることができるのか!? [監督]浜崎慎治 [脚本]澤本嘉光 [音楽]ヒャダイン [出演]広瀬すず、吉沢亮、堤真一ほか

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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