「レストランひらまつ 博多」では、夏の人気デザート「白桃のコンポート マラスキーノ風味」の提供が7月1日から開始されています。オープン以来、変わらずに愛されるデザートメニュー。コース内のデザートの差し替え、もしくは追加デザートとして楽しむことができます。
歴史を刻む、不動の人気メニュー「白桃のコンポート マラスキーノ風味」
「レストランひらまつ 博多」には1999年のオープン以来、変わらずに提供し続けている夏のデザートがあります。それが「白桃のコンポート マラスキーノ風味」です。
完熟した旬の桃をまるごと1個使い、コンポートしたシンプルなデザートには、代々受け継がれてきたひらまつの真髄が詰まっています。
旬の桃を選び抜いて生まれる究極のデザート
桃をシロップで柔らかく煮る。このシンプルで繊細な料理こそ、ひらまつの一皿といえます。
本格的な夏を待つこの季節、「レストランひらまつ 博多」では、全国区の桃の産地からデザートに最も適した状態の桃を仕入れます。日本列島に夏が来る流れに合わせて、まず最初にレストランに届くのは宮崎県産の桃。その後、九州では、佐賀、福岡(八女)産を経て、岡山、和歌山、長野、山梨など、その時の旬の桃を仕入れ、8月末頃に福島産の桃で締めくくります。
桃はとてもデリケートで旬が短い果物。一番美味しい状態で提供することに最も気を配るそうです。産地から桃が届くと、短いものでは2〜3日、長い場合は1週間以上レストランで追熟を待ちます。桃は一つひとつ状態が違うので、完熟のタイミングを見極め、使用する桃を慎重に選んでいきます。
まるごと使った桃のコンポートに一緒に盛り付けるのは、桃のみずみずしい果汁、香り、甘さが凝縮されたシロップを凍らせたグラニテ(かき氷)。アクセントに、チェリーから作られるリキュール「マラスキーノ」で香り付けされています。
シェフパティシエールと料理長のコメント
シェフパティシエール・ 安部璃南(あべ・りな)さん ※写真左
「白桃のコンポートの調理で最も難しいのは、追熟のタイミングを見極めることです。触感、色味、香りで見極めますが、ひらまつ伝統のデザートを作るのは、毎年とても緊張しますね。桃は繊細な果物で取り扱いにも気を使います。良い桃とは、香りが立ち、ねっとりとした熟加減で、柔らかい口当たりのもの。ご提供する桃は、地域によっても、品種によっても違うので、火加減など繊細な注意が必要です。一夏の間に、桃の産地や品種による違いを何度も楽しめます。初めて食べた方の多くは、次の年もご来店いただくことが多いほどの人気メニューです」
料理長・内木塲寿知(うちこば・ひさし)さん ※写真右
「ひらまつの白桃のコンポートを美味しく作り上げるには、桃を見極める技術、センスが必要です。シンプルな調理の工程の中にこだわらなければいけないポイントがたくさんあります。コンポートをするからこそ味わえる桃の濃厚な甘みとフルーティーな香り、桃とグラニテの食感の違い、口の中に広がる味と香りの差異がお互いに共鳴し合った時の完成度。爽やかな食感が夏の涼を感じさせるこの一品が、長年ひらまつの不動の夏のデザートとしてお客様に熱烈にご支持いただいている理由を、ぜひご体験ください」
レストランひらまつ 博多「白桃のコンポート マラスキーノ風味」
提供期間:7月1日(土)~8月末予定(桃の仕入れ状況によります)
提供コース:ランチコース / ディナーコースともに
※コース内でのデザートの差し替え、もしくは追加デザートとしてお楽しみください。
料金:差し替えの場合 1,800円(総額 2,237円) / 追加の場合 2,500円(総額 3,107円)
※総額には消費税、サービス料が含まれます。
住所:福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン 2F
営業時間:11:30〜(13:30 L.O.)、17:30〜(20:30 L.O.)
電話番号:092-263-6231