「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が6月30日(金)、公開されました。ハリソン・フォードが演じるインディ最後の作品となる本作の公開を記念して、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13(福岡市博多区)で絵看板が披露されました。
看板画家の中村さん、手がけた看板は1,000枚以上
絵看板を手がけたのは福岡市在住の看板画家・中村高徳さんです。78歳になる中村さんは長崎・小値賀の出身です。島には映画館はなく時折、臨時上映される洋画を観て育ちました。西部劇のスターであるジョン・ウェインらにあこがれたそうです。絵を描くのが好きで「看板画家になろう」と決め、17歳で福岡に。
最初は絵看板の文字を書くのにも苦労しましたが、師匠の仕事を見て覚えました。28歳で独立、手がけた福岡市内の映画館の看板は1,000枚以上になるといいます。
「インディ・ジョーンズ」シリーズを描くのは4作目
映画「インディ・ジョーンズ」シリーズは1作目『レイダース / 失われたアーク《聖櫃》』(1981年)、2作目『インディ・ジョーンズ / 魔宮の伝説』(1984年)、3作目『インディ・ジョーンズ / 最後の聖戦』(1989年)の絵看板を手がけました。
最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、7月に81歳を迎えるハリソン・フォードがインディを演じる最後の作品になります。シリーズ最終作となる本作の公開を記念して、1作目の公開当時を彷彿とさせる映画絵看板を復活させようと企画した配給会社から中村さんに依頼がきました。
「ハリソン・フォードの迫力にワクワク」
「インディ・ジョーンズ」に限らず、中村さんが映画絵看板を制作するのは20年ぶりです。制作には半月ほどかかって完成しました。
インディと同じタイプの帽子をかぶって登場した中村さんは「『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』も迫力がありましたね。ワクワクしながら描きました。とりわけインディの顔は何度か描き直し、男前になったと思います」と話していました。
中村さんが描いた絵看板はユナイテッド・シネマキャナルシティ13(キャナルシティ博多8階・10番スクリーン横)に展示されています。記念撮影OK!鑑賞の前後にぜひお立ち寄りください。
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
公開日:6月30日(金)
原題:Indiana Jones and the DIAL OF DESTINY
監督:ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
出演:ハリソン・フォード, フィービー・ウォーラー=ブリッジ, アントニオ・バンデラス, ジョン・リス=デイヴィス, マッツ・ミケルセン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
<上映劇場(福岡市内)>
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、T・ジョイ博多、中洲大洋、TOHOシネマズららぽーと福岡、ユナイテッド・シネマ福岡ももち ほか
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