博多駅から徒歩約7分の場所にあるコーヒー専門店「THE LOCAL COFFEE STAND FUKUOKA(ザ ローカル コーヒー スタンド フクオカ)」。3月1日にリニューアルオープンしたホテル「THE BASICS FUKUOKA(ザ・ベーシックス福岡)」(旧ハイアットリージェンシー福岡)の1階に同日オープンしました。
「THE LOCAL COFFEE STAND FUKUOKA」を手掛けるのは、コーヒーショップに特化した“ガイドブック”として、国内外の約350店舗の情報やコーヒーに関するコラムなどを掲載したウェブメディア「Good Coffee」を運営する「TMC」(東京都渋谷区)。
同メディアで紹介する、国内外のコーヒーショップの味をぜひ体験してほしいと2016年3月に東京都渋谷区に1号店が誕生。福岡店は、渋谷に続く2号店となります。 「福岡は、おいしいコーヒーショップも多く、コーヒー文化が進んでいると感じています」とTMCのマーケティングディレクター・荘司一磨さん。「コーヒー好きも多いし、福岡のコーヒー業界をさらに盛り上げていきたい」と福岡への出店を決めたそうです。
同店の特徴は、全国のコーヒーショップの味が月替わりで楽しめること。自家焙煎(ばいせん)はせず、毎月、同店のバリスタがGood Coffeeに掲載された店舗の中から1つのロースター(焙煎店)をピックアップ。そこから仕入れたコーヒー豆を常時4種類ほどそろえます。
ハンドドリップのコーヒーは税込み550円から。4種類の豆の味の違いは、バリスタが丁寧に解説してくれるので、気軽に聞いてオーダーしてみてください。きっと好みの一杯に出合えると思いますよ。
そのほか、エスプレッソ(S=400円、W=500円)、アメリカーノ(500円)、「ラテ」(500円)、「カプチーノ」(500円)なども楽しめます。テークアウトもできるので、出勤前などにも重宝しそうです。
木目調の落ち着いた店内でバリスタがいれた一杯を楽しむのはもちろん、お気に入りの味を見つけたら、豆を購入して自宅でたっぷりと楽しむのもオススメです。
カウンターのショーケースの中には、特製の「ピッツァ」(600円)や「キャロットラペサンド」(600円)、「ベイクドチーズケーキ」(650円)などのフードやビールなどのアルコールもラインアップ。今後、フードやスイーツメニューを増やしていく予定ということなので、朝食やランチの利用もできそうです。
「来店くださったお客さまのために、1杯ずつ、丁寧にいれています」とバリスタの山城明香里さん。カウンターでは、無駄のない所作で丁寧にゆっくりとコーヒーをいれるバリスタの姿がありました。
そんな様子を見ながら、一杯を待つ時間はちょっとだけ優雅。店内は、コーヒーのふくよかな香りで包まれていて、疲れがス~ッと消えるような心地よい空間でした。
【DATA】 座席:17席 平均予算:1,200円 個室:なし 駐車場:ザ・ベーシックス福岡の駐車場を利用可
THE LOCAL COFFEE STAND FUKUOKA
住所:福岡市博多区博多駅東2-14-1 ザ・ベーシックス福岡1階 電話:092-452-6080 営業: 8:00~22:00(L.O.21:30) 不定休