【博多うどん】「忠兵衛」福岡・今泉にオープン！「やわ・もち・つる」

2023年7月21日

　居酒屋「田中田」グループの新店「博多うどん忠兵衛」が7月8日、福岡・今泉エリアにオープンしました。工事中から「一番おいしい博多うどんを目指します」と掲げてあり、近くに生息するファンファン福岡編集部員の期待は高まっていました。さっそく、訪ねました！

新しい博多うどんは「やわ」「もち」「つる」

　店内はシックな雰囲気ですがカウンターが19席あり、ひとりでも入りやすいつくりです。テーブルには自家製の一味、七味、天ぷら塩が並びます。

　スタッフのTシャツには「やわ」「もち」「つる」と、めざす博多うどんの食感が書かれていました。熊本達行店長は「言葉通りで、今までにない舌ざわり」と自信をみせます。

　熊本店長が毎日、店内にある製麺機で製麺しています。店長は福岡県筑紫野市にある「うどん大文字」で修業したそうです。

おろしぶっかけうどん＋博多飯セット

　うどん以外のメニューも多く悩みましたが、まずは「おすすめセットメニュー」の「冷」を頼みました。おろしぶっかけうどんに、明太子と高菜漬けがのった「博多飯」セット（1,090円、以下いずれも税込）です。

　麺は平打ちで、少し薄めのうどんです。「まさに、やわっ、もちっ、つるっ！ですね」とは編集部員Iの言です。柚子コショウが香る高菜はピリ辛で、ごはんがすすみます。

スペシャルとり天MIX

　育ち盛り⁈の編集部員Kが頼んだのは「スペシャルとり天MIX」（890円）です。とり天2個、ごぼう天、ナス素揚げ2個、ちくわ天、玉ねぎ天と大根おろし、天かす、ネギが入り、麺を覆っています。ボリュームたっぷりで、オトク感がありますね。「麺はしっかりコシもありつつ、平打ち麺ならではの食感がいいですね。トッピングも多く大満足です。男性でもしっかりお腹いっぱいになりますよ」と話しました。

名物「巻き巻き」とは

　うどん以外のメニューも充実しています。カツ丼、ソースカツ丼、親子丼といったどんぶりものは、系列の「わっぱ定食堂」とのコラボレーションです。サイドメニューの名物は「巻き巻き」です。レタス巻、カツ巻、太巻（いずれも2巻で240円）の3種類あり、ミックス（3巻で350円）にもできます。どのメニューも「うどんと一緒に食べておいしいもの」を研究した結果だそうです。「巻き巻きミックス」を食べた編集部員Kは「3種類楽しめるのがいいですね。きゅうりの食感がアクセント」と話していました。

「チュウベエうどん」とは…⁈

　温かいうどんでは「チュウベエうどん」（980円）をいただきました。香りのいい、少し甘めのだしがなつかしい味わいです。アツアツの揚げ出し豆腐と揚げ、味のしみた北九州名物かしわがトッピングされています。おなかいっぱいです。

　これから登場するメニューも気になります。「大トロねぎまうどん」（2750円）や「あさりうどん」（980円）、さらに糖質が気になる方向けに「温うどんは麺を豆腐に変更することができます！」とありました。メニューにもしつらいにも、個性とこだわりが光っていました。