アニメ、コミック、ゲーム、キャラクターグッズの専門店「アニメイト福岡パルコ」が3月28日（土）、福岡市・天神の福岡パルコ本館に移転オープンします。27日に開かれた内覧会では「アニメや漫画が大好き！」と公言するHKT48の田島芽瑠さんが登場し、アニメ愛を存分に語りました。
全国に118店舗を展開するアニメイト。1996年、親不孝通り（福岡市中央区）に福岡第1号店をオープンし、その後天神ビブレに移転。長くアニメファンに愛されていた同店ですが、天神ビブレ店の閉店にともない、福岡パルコ本館8階に移転オープンしました。
「福岡パルコ店は、売り場面積こそ多少狭くなりましたが、駅に近くなったことで今までよりも多くのお客さんに来てもらえるのではないでしょうか」とアニメイトの宣伝部・杉田裕孝さん。
新店は、以前よりも照明を明るくし、作品ごとのコーナーが見やすく設置されています。杉田さんは「買い物に来るだけでなく、見ただけでも楽しめるような場所を、各売場の担当が工夫を凝らし展開しています」。
「今一番人気のある作品が一目で分かるような売場づくり」を心掛けたといい、アニメファンでなくともわくわくする空間になっているのではないでしょうか。
内覧会に登場したのは、福岡パルコ店の公式アンバサダーに就任したHKT48の田島芽瑠さん。アニメイトの宣伝キャラクター「アニメ店長」が身に着けているサンバイザーと、デニムのエプロンを着けて「今日はアルバイト気分。いつも目にしていた格好を自分ができているのがうれしいです」と満面の笑み。
オススメ本を紹介する連載コーナーも持っているという田島さんに、今イチオシの作品を聞くと「皆さんごぞんじ『鬼滅の刃』（吾峠呼世晴・著）です！ 単行本はもちろん全巻持っていて、本誌（週刊少年ジャンプのこと）も読んじゃっているので…。本誌のことを話すとネタバレになっちゃうから何も言えないんですけど」と、語りたいけど語れない！ ともどかしそうでした。
アニメの注目作を聞かれると「『鬼滅』はもちろんですけど、昨クールでいうと『防振り』と『推し武道』が熱かったです」と熱弁。「防振り」は「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」、「推し武道」は「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の略称だそうで、その呼び方で、なかなかの“アニオタ”ぶりが伝わります。
杉田さんが言うには、田島さんは打ち合わせの最中も、アニメの話をし始めると止まらなかったそうです。そんな田島さんがアニメイトを訪れたのは高校生の時で、「その時はコスプレがしたくて、コスプレグッズの購入のために（当時のビブレ店に）行きました。アニメイトにしかないような、特殊な色のカラーコンタクトが欲しかったんです」。
「その時に、こんなにアニメのグッズってあるんだ、とびっくりして。品ぞろえ、良！って思いました。自分の“推し”のグッズがいっぱいあってうれしかった」と話します。
最近では「賭ケグルイ」（河本ほむら原作・尚村透作画）のコスプレや、イチオシ「鬼滅」の宅コス（家でコスプレをすること）をしているそうで、「男装のコスプレもすごく興味があって義勇（鬼滅のキャラクター。冨岡義勇）の衣装は持っているんです！ 日輪刃も買ったので、やってみたいなあ。義勇はとにかくすごくかっこいいので」と、意欲を見せていました。
新店の進化したと思うところは、という質問に「福岡パルコ店は商品が1カ所にぎゅっと集まっているので前より商品が探しやすくなったと思います！ 棚も高すぎず、女性目線で見ても一目で“推し”が見つけられるのがいいですね」と田島さん。
田島さんにとってのアニメや漫画とは、という問いには「つらいことや苦しいことを忘れて没頭できる。小説とは違った面白さがあって、キャラクターが動いてしゃべって…生きている姿を見ていると元気がでます」。
「アニメに熱中する人たちは本当にいい人が多くてすてき。アイドルも熱中してくれる人がいるということでは同じだし、一緒に街を盛り上げていきたいです」と福岡のポップカルチャーの担い手の一人としての自覚もにじませていました。
昨今の情勢を振り返り、「こういう時こそ、明るくて楽しい話題を届けたい。きっと皆さんわくわくすることが減ってきているんじゃないかなと思います。HKT48の曲を聞いたり、アニメイトに来たりして楽しい毎日を過ごしてほしいです！」
新しくなったアニメイトのこれからに期待大ですね！
アニメイト福岡パルコ
住所：福岡市中央区天神2-11-1 福岡パルコ本館8階 営業：10：00～20：30 電話：092-732-8070
