小学校への車送迎はアリ? ナシ? ママ友の逆ギレにドン引き<梅雨時の登校トラブル>

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娘が小学1年生の時です。まだ小さい娘が、重たいランドセルを背負いながら歩く姿は本当に大変そうでした。さらにわが家は学校まで徒歩で約40分かかります。そのため、雨の日は車で送迎をする事にしていました。特に梅雨の時期は、毎日のように車送迎が続きます。そんな中、近所のママ友が文句を言ってきて…。

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車送迎は過保護? ママ友からダメ出し

写真AC

 ある日、買い物に行く途中で近所のママ友Aさんに会いました。Aさんとは子どもたちが同級生なので、普段から親しくしていました。しかし、そんな仲の良いママ友Aさんが突然
 「車送迎しすぎじゃない?」と私に強い口調で言ってきたのです。

 私が
 「娘がしんどそうだから」と理由を伝えると、Aさんは
 「過保護すぎる!」と言って笑いました。さらに
 「雨の日の経験も大切なのにね。それじゃ大人になってから困るんじゃない?」と、少しバカにしている感じもしました。

 確かにAさんの言う通りかもしれません。
 でも私は、娘がもう少し成長するまでは雨の日のサポートを続けたいと思っていました。それをAさんは過保護だと、とにかくダメ出しを続けます。

 なぜAさんがそんな態度をとるのか違和感を感じましたが、私は適当に聞き流していました。

ママ友からの理不尽な要求

 それから数日後。今度はAさんから電話がありました。そしてなんと
 「車送迎をやめてくれない?」と言うのです。

 どうやらAさんの子が
 「雨の日は車送迎をしてほしい」と泣いているそうなのです。ママ友の子も娘と同じ小学1年生。しんどい気持ちはとてもよくわかります。しかし、なぜかAさんに車送迎をする気は無いようです。

 そしてさらに
 「車送迎じゃないウチの子がかわいそう」と言ってきました。まるで車送迎をしているこちらが悪いような言い方です。さすがに私も納得できず、わが家が車送迎する理由をもう一度伝えると、今度は
 「学校にもクレームを入れるから!」とキレて電話を切ってしまいました。

担任の先生に相談するも…

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 それから数日後、私はAさんから言われた事を担任の先生に電話で伝えました。
 すると先生は困った様子で
 「少し前、他の保護者から『車送迎を禁止してほしい』という要望がありました。その理由は『車送迎ではない子どもがかわいそうだから』とおっしゃっていたのですが…」と話していました。先生は保護者の名前を伏せましたが、きっとAさんに違いありません。

 しかし娘の小学校では、車送迎が許可されています。わずかなスペースですが乗降場所も用意されています。そして雨の日の登校手段は、各家庭の判断に任されているのです。

 担任の先生もその事をAさんに伝えたようですが、とにかく「車送迎は不公平!」と言って納得しなかったそうです…。

車送迎をしない本当の理由が判明!

 ある日、偶然Aさんに会ったので、「車送迎をしない理由」を直接尋ねました。もしかしたらAさんには、どうしても車送迎ができない理由があるのかもしれません。しかしAさんは
 「めんどくさいじゃん!」と一言。

 なんとAさんは、ただ車送迎をしたくないだけでした。
 私が車送迎をやめたり、学校が車送迎を禁止すれば、自分の子どもが納得すると思ったのでしょう。私は呆れて何も言えませんでした。

孤立するママ友

 それから私は、Aさんとあまり関わらないようにしました。車送迎も気にしないで続けています。
 するとAさんは、他の保護者にも車送迎についての不満をぶつけるようになったとか。しかし、そんなAさんの身勝手な考え方に共感する人はほとんどいなかったようで… やがてAさんは“厄介な人”として周りから距離を置かれるようになりました。

 「どんなに仲が良くても、価値観を押し付けないように気を付けよう」と思った出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター / salice)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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