児童館で出会った、衝撃の“マウントママ” ママ友旅行の計画は思わぬ結末に!

児童館で出会ったとんでもないママ友Aさんの話です。彼女は“サレ妻”で、児童館で毎日のように「離婚だ」「裁判だ」と大声で話していて苦手なタイプでした。ある時から突然マウントをとられ、嫌な気分だったので、少し距離を置くようにしていると… その後とんでもないことが起きたのです。

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児童館で出会ったママ友

写真AC

 娘が1歳の頃、毎日通った児童館で子どもの生まれた日が近いママB美さんと仲良くなりました。B美さんは、40代前半で私と歳が近く、気さくで子どもと2人で旅行もするくらい行動的! サバサバしていて、ママ数人の取り巻きがいるくらいでした。

 取り巻きの中には、問題になるママAさんもいました。
 Aさんは、30代後半でいつもミニフレアスカートを履き、発言はひがみっぽく、子どもをそっちのけで夫の悪口をずっと言っている“サレ妻”でした。

 ある日、仲良しのB美さんがランチに誘ってくれました。私は2人で行けるのだと思っていると… Aさんも加わり、3人で一緒にカフェへ行くことになったのです。

突然のマウントスタート!

 カフェでB美さんの横に座った、Aさん。育児について話していた私を遮って、突然
 「この前、たのしかったよね〜♪」
 「このお店もよく来るよね。私たちよく2人でランチもディナーもするよね!」と言い出したんです。

 ふつうはテーブル席だと、目の前の人と目が合ったり会話で目線を合わせたりすると思うのですが、Aさんの視線は常に隣のB美さんにいき、私とは目が合うこともありません。

 Aさんは、B美さんとビュッフェに行った話を始めます。さらに今後、遊園地や離島旅行をする計画まで披露して、私にマウントをスタート。

 しかしB美さんは興味がなさそうに適当に相槌しながら、騒ぎ出した娘さんにご飯を食べさせていました。
 私は呆気に取られるばかり。ちょうど娘が泣き出したので帰りましたが、何とも後味の悪いランチになりました。

敵意を向けてくるAさん

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 その後、Aさんは児童館で会っても私を無視し、私の娘をみて
 「子ども同士は仲がよいのね、ハハン」と棘のある言葉を投げかけるように。

 私が娘を幼児教室に通わせると、Aさんも同じ教室に通ってマウントをとり始めました。
 例えば、娘が動き回って大変だという話をちょっとすると、すかさず
 「うちの子はじっと座ってられる! とっても優秀で、すごく褒められちゃって~。娘ちゃんは大変ね、うふふ!」とものすごい笑顔で返答してくれました…。

 普段は目も合わせないのに、ここぞとばかりにマウントを取る様子に、「私何かした?」状態。思い当たるのは、B美さんと私は、生後2カ月の赤ちゃん学級からの付き合いで、夫婦で一緒に児童館にいることも多かったので、サレ妻Aさんは気に入らなかったんだと思います。

離島旅行は思わぬ方向に

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 一方、ランチで話が出た「離島旅行」に、私を含め数人のママ友も誘われました。

 しかし条件が、「(サレ妻の)Aさんを考慮して、パパ抜きで1歳前半の子どもを連れて船にのる」ということだったので断り、結局参加者はAさんとB美さんだけに…。
 その後、私はAさんから距離を置いて知らなかったのですが、旅行は思わぬ方向へ進んでいたのです。

 なんと、当日はB美さん親子が体調不良で旅行に行けず、Aさんが子どもと2人だけで行ったというのです!
 「参加する」と言わなくてよかった… と心の底から思ったのは内緒です。

ママ友って要らないんじゃない!?

 「ママ友は、作ったほうがいい」と育児系サイトで目にし、周囲の人に言われ… 
 「ママ友を作らなくては!」と私は正直焦っていました。
 でも、児童館では子どもそっちのけでおしゃべりしている親も多く、野放しの子どもたちが危ないと感じて辟易することも。

 今回のことで、「ママ友は要らない、今までにできた友達を大切にする」と決めると、私の気持ちも楽になりました。

 苦手なAさんと距離を置くと、自然と他のママさんと仲良くなり、会えばほどよい距離感で話すようなドライな付き合いができるようになりました。

 その後、コロナ禍に引っ越したので、Aさんがどうなったのかは分かりません。あのランチから約4年。娘は5歳になり、ママ友B美さんとはたまにメッセージを送りあうほどよい関係が続いています。

(ファンファン福岡公式ライター / 嫁美)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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