お下がりを「返して」と言ってくる義姉にドン引き! もう処分した事を伝えると、衝撃の事態に

これはドン引きの義母・義姉の話です。義姉は「出産祝いに」と、甥っ子の育児で使っていたベビー用のバスタオルを5枚お下がりでプレゼントしてくれました。喜んで使っていた私ですが、その半年後。突然、義母から突然「返して」と言われたのです! お下がりじゃなかったの? と慌てふためく私。非常識な義母と義姉の反応とは…?

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義姉がくれたお下がりのバスタオル

写真AC

 私が長女を出産して間もなくのこと。義兄夫婦がわが家に遊びに来てくれました。
 義兄夫婦は、わが家から車で約2時間と距離があるところに住んでいるため、普段はほとんど会いません。義姉は私の1つ年上ですが、少し風変わりなところがあり、私は前々から苦手でした。

 そんな彼女が
 「出産祝いに…」とくれたのが、当時8歳になる甥っ子の育児で使っていたバスタオル。
 ベビー用とあって肌触りもよく、柄は男の子向けでしたが自宅で使う分には構わないと思い、ありがたく頂戴しました。

半年後… まさかの「バスタオル返して!」

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 それから半年後のこと。
 義母から突然電話があり
 「バスタオルをお下がりで5枚もらったと思うんだけど、それを返して欲しいってA子(義姉)が言っているのよね。よければこっちに送ってくれない?」と、さも当たり前のように言うのです 。

 「え、ちょっと待って…」。私はお下がりを“返して”と言われた経験がないため、頭が一瞬真っ白になりました。
というのも、実はもらった5枚のバスタオルのうち2枚は、娘がミルクを吐きこぼしたりお漏らしをしたりして汚れが全く取れなかったので、捨ててしまったからです。

 私は正直にそんな事情を義母に話すと
 「え! もったいないじゃない。第一、人からもらったものを捨てるなんて非常識じゃない?」と言われました。

 「いや… あげたものを返してと言う方が非常識なんじゃ」と思いましたが、そこはグッと我慢。その場はとりあえず
 「すみません、わかりました。お送りします」とだけ言って電話を切りました。

結局、新品のバスタオルを弁償することに

 その夜、夫が帰宅してからお下がりを返して欲しいと言われた話をすると、夫もビックリ!
 「は? もらったものだろ。返せだなんておかしいだろ!」と言い、義兄に事情を聞いてくれました。するとどうやら、小学生になる甥っ子の雑巾作りに使いたいとのこと。

 「それならどんなタオルでもいいんじゃないか…」とも思いましたが、どうしてもこのタオルでないとダメらしく、義姉も今さら返してと言いにくかったため義母を通して連絡をしてきたのだそうです。
 結局、私は全然納得していませんでしたが、お下がりのバスタオルを3枚返すことに…。

 しかし5枚のうち3枚しか返却がないことを知った義母から
 「5枚貰ったのならその枚数返すのが常識でしょ!」と連絡がきて、なぜか新品のバスタオルを私が2枚購入し、弁償することになりました。(どうやらタオルを捨てたという私の行動が気に入らない義母が、義姉にタオルの枚数を確認したらしいのです)

 「そもそも貰ったものをどう使おうと私の勝手なのでは?」とモヤモヤ。
 しかも、新品も送ったにも関わらず義母からも義姉からも特に連絡はありませんでした。

 「『ありがとう』の一言くらいあってもいいのでは?!」とイライラが止まりませんでしたが、これ以上何を言っても理解してもらえそうもないため、我慢することにしました。

もうお下がりはいらない!

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 それから数カ月後。
 義姉から、何食わぬ顔で
 「息子が使っていたおもちゃなんだけどもらってくれない?」とか
 「息子が着ていたコートなんだけど、使ってくれない?」とお下がりの連絡が来るようになりました。

 しかし私はバスタオルの件で懲りたので、
 「うちも似たようなものを持っているので」とか
 「サイズが合わないので」とお下がりはすべて断るようにしています。

 あの事件以降、義姉以外でもお下がりをもらうことがあると、このときのモヤモヤを思い出し、「返して」と言われてもいいようにきれいな状態で使うように心がけています。

(ファンファン福岡公式ライター / なないろさん)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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