子犬を迎えてまずすべきことは? 予防接種や自治体へ登録を

 新しい子犬との生活は、楽しみがいっぱいですよね。しかし、楽しいことに気を取られて、しなければいけないことを忘れてしまうのは禁物です。クリッカートレーニングなどで犬の訓練に約10年携わる私が、子犬を迎えたらまずすべきことについて紹介します。

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自治体への登録は義務

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 子犬を迎えたら、居住している市区町村に飼い犬の登録をすることが法律で義務付けられています。詳細は市町村窓口に問い合わせてみてくださいね。  犬の登録は、所有者を明確にすることが目的です。万が一、狂犬病が発生した場合は、どこに犬が住んでいるかをしっかりと把握しておくことで、迅速な対応が可能になります。  また、市町村の委託動物病院で狂犬病の予防接種をすると、同時に市町村への登録もできる場合があるので、事前に確認しておくと便利です。  犬の登録は基本的には生涯に1度だけですが、引っ越した場合は届け出が必要です。

動物病院で検診と予防接種を

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 子犬の健康は何よりも大切ですよね。子犬は成犬よりも体が弱いので、成犬には何ともない病気でも重症化しやすい傾向があります。  子犬を迎えたら、動物病院で検診を受け、子犬の健康状態を確認するようにしましょう。動物病院で子犬の体調についての疑問を解消し、体調不良を早期発見することで、安心して新生活をスタートすることができます。  また子犬の健康を守るのに欠かせないのが予防接種です。予防接種には混合ワクチンと狂犬病ワクチンがあります。混合ワクチンには2種から11種までさまざまな種類があるので、どのワクチンを接種するかは、動物病院で獣医と相談して決めましょう。  一方、狂犬病の予防接種は、生後91日以上の飼い犬に年に1回接種させることが法律で義務付けられています。  狂犬病は治療法がなく、発症すると致死率ほぼ100%とされる病気です。そのため、1年に1回は予防接種を受けさせ、免疫を補強することが非常に大切です。狂犬病の予防接種は、犬の命を救うだけではなく、飼い主、周りの人々や動物の命を守ることにもつながります。

鑑札と注射済表を首輪に付けよう

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 犬の登録をすると「犬鑑札」が、狂犬病予防接種を受けると「注射済票」が交付されます。この鑑札と注射済票を犬に装着することも法律で義務付けられています。  鑑札と注射済票が交付されたらすぐに、首輪やハーネスに付けておきましょう。そうすれば、もし犬が迷子になっても、鑑札の情報を頼りに飼い主の元に返してもらうことができます。

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 このように、子犬を迎えたらまずすべきことについて紹介しました。ついつい忘れがちになってしまう人も多いようですが、予防接種と飼い犬登録は、犬だけではなく、周りの人や動物を守るためにも欠かせません。飼い主の義務と責任をしっかり果たして、子犬との楽しい生活をスタートしてくださいね。 (ファンファン福岡公式ライター/Nachobillyanna)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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